パネライ PANERAI
「オフィチーネ・パネライ」は、創業者ジョヴァンニ・パネライが、イタリアのフィレンツェで1860年に設立した精密機器の工房がブランドの始まりです。
イタリア海軍用の精度と耐久性に優れた計測機器を製造する軍需専門メーカーとして発展し、1938年には世界初となる、特殊潜水部隊用ダイバーズウォッチ「ラジオミール」が誕生。東西冷戦が終結し軍需規模が縮小した1993年からは、高級時計ブランドとして再スタートします。軍事用時計から派生した高い精度と防水性、イタリアブランドならではの洗練されたファッショナブルなデザインが評価され、その特徴的な厚く大きなサイズのケースは”デカ厚”ブームを世界中で巻き起こし、他の時計ブランドにも多大なる影響を与えました。近年では、完全自社製のムーブメントを多数開発し、ケースサイズや厚さを抑えたモデルも豊富にラインナップされた、本格的なマニュファクチュールブランドへと進化を遂げています。
手巻き式ムーブメントを搭載した「ヒストリック」ラインと、自動巻き式の「コンテンポラリー」ラインに大きく分けられ、多くのモデルが展開されています。
宝石広場では、「ルミノール」・「ルミノール1950」・「ラジオミール」・「サブマーシブル」など多くの人気コレクションを取り揃えております。
視認性が高く上品な仕上がりの白文字盤です。
同じ40mmでもブレスタイプのPAM00051と比べて、女性でもデイリーユースしやすいかと思います。
今回販売するにあたり、純正のラバーベルトに付け替えをし、当店にてオーバーホールと外装仕上げを施しました。
人気のルミノールシリーズに便利なGMT機能を搭載したモデル。
24時間表記のアラビア数字が時計をカジュアルに見せてくれるので、女性にもオススメです。
ギャランティによると、2008年に販売された並行品。
今回販売するにあたり、当店にてオーバーホールと外装仕上げを施しました。
革ベルトは新品のジャンクロードペラン製ストラップに交換済みです。
既に生産が終了してしまったこのモデル。
ステンレス部分はポリッシュ、チタン部分はヘアラインと、異なる仕上げで形成されています。
それに合わせて針とインデックスも鏡面仕上げになっており、44mmサイズのブレス付きモデルとしては、一風変わった雰囲気です。
ギャランティーに、2004年12月と記載の並行品。
今回販売するにあたり、当店にてオーバーホールと外装仕上げを施しました。
市場で見かけなくなってきたモデルですので、探されている方はこの機会に是非どうぞ。
ケース素材にセラミックを使用し、裏蓋のガラスにはスモーク・サファイアクリスタルが用いられています。
手巻き式のP.2002/3の3つの香箱は、パネライが特許を持つ独自の方法により連結されており、8日間に渡り高精度を維持します。
文字盤にはパワーリザーブ表示がありますので、巻き上げ忘れも防げます。
47mmの堂々としたケースは、パネライならではのエッセンスに溢れ、他の時計とは一線を隔しています。
ケースはシースルーバックになっていますので、『P.3000』の独特な姿を鑑賞することが可能です。
ホワイトダイヤルが涼しげで素敵な一本です。
ステンレスケースはシースルバックになっており、個性的な外見の自社製キャリバーを鑑賞することが可能です。
PG製ケースに、パネライの自社開発ムーブメントを搭載した『マニュファクトゥーラコレクション』。
シースルーバックからは、その「CalP.2002」がご覧いただけます。
ギャランティーによると、2012年5月に販売された正規品。
ラバーストラップ及び純正BOXも付属しております。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げ済み。
革ベルトに若干の使用感はございますが、まだまだお使い頂けます。
「アッチャイオ」とはイタリア語で”鋼鉄”を意味し、ステンレス製のケースであることを指します。
1930年代のイタリア海軍は、低速魚雷(S.L.C−Siluria a Lenta Corsa)に乗って軍事作戦を実行しており、その魚雷を「ブラックシール」と呼んでいました。
2層式の文字盤がクラシックな雰囲気を醸しています。
自社キャリバー「P.9000」を搭載したラジオミールのコンポジットモデル。
シースルーバックのケースを採用していますので、自慢のキャリバーを眺めることが出来ます。
ギャランティーに、2013年4月と記載された並行輸入品。
今回販売するにあたり、当店にてメンテナンスと外装の洗浄を施しました。
リューズに塗装の剥がれが有ります。
革ベルトはジャン・クロードペラン社のカーフストラップに交換済みです。
ムーブメントにはクロノメーター認定の自動巻き、42時間パワーリザーブのキャリバーOP Vを搭載しております。
パネライで扱うステンレススチールのAISI 316L は、腐食に強く低アレルギー性のスチールですので、安心してお使い頂けると思います。
この40mmケースのルミノールマリーナは、大きめの時計をお探しの女性のお客様にもお薦めしたい一本です。
1936年に製作されたオリジナルと同じデザインの通称「カリフォルニアダイヤル」が最大の特徴。
ケースはシースルーバックになっておりますので、自社開発・製造のCal P.3000を眺めることが可能です。
「アッチャイオ」とはイタリア語で”鋼鉄”を意味し、ステンレス製のケースであることを指します。
文字盤中央から伸びるGMT針により、もう一か国の時間帯を常時表示することが可能。
GMT針の視認性を配慮して、太いペンシルハンドは肉抜きされています。
今までのブラックセラミックケースのストラップモデルでは、グレーサファイアクリスタルをシースルーバックに用いてましたが、このモデルではムーブメント自体をブラックに塗装。
黒にこだわった一本です。
それまでのラジミールとは違い、ワイヤーリープから肉厚のラグへと進化。
ルミノールケースに近い形になっていますが、リューズガードは有りません。
丁度、ラジオミールとルミノールの中間のようなデザインになっています。
キャリバーはパネライ自社ムーブメント最薄のCal.P.999/1を搭載。
パネライとしては薄型で、さらりと着けこなせる一本です。
44mmのステンレス製ケースに、5分ごとにドットを配置した頑丈な逆回転防止機能付きベゼルがダイバーズウォッチであることを強く主張しています。
ベルト交換用のプッシュボタンがラグの裏に設置されていますので、冬場はクロコストラップに替えてお使いになると、またひと味違った雰囲気をお楽しみ頂けるかと思います。
ムーブメントには自社開発された「P9000」を搭載。
ブレスレットもニューブレスが採用されており、まさに新世代のパネライです。
PAM00299と比べて定価・販売価格共にアップされておりますが、文字盤も人気のサンドイッチタイプになり、パワーリザーブも3日巻きになる事を考えると、きっとご満足頂けると思います。
ブログ詳細はこちら
ムーブメントには、自社開発された「P9000」を搭載。
ブレスレットもニューブレスが採用されており、まさに新世代のパネライです。
ケースサイズの大きさを特徴とするパネライは、ブレスレットモデルになるとかなりの重量感がありますが、こちらのモデルはケース素材に軽量なチタンを採用していますので、重たい時計が苦手な方にお勧めです。
イタリア海軍潜水部隊用のミリタリーウォッチをルーツに持ち、堅牢な作りと防水性を備えるパネライですが、特にこの「サブマーシブル」は逆回転防止ベゼルを装備した本格的プロダイバーウォッチです。
ベゼルプレートには耐傷性に優れたマットブラックセラミックディスクを採用し、ケース素材にチタンを採用することにより、47mmとボリュームあるケースサイズながら、比較的軽量に作られています。
ダイヤルが従来モデルのアラビア数字インデックスから、オリジナルモデルに忠実なインデックスへと変更されているのもポイントです。
ダイヤルにはパネライの名のほかに「8DAYS」と大きくプリントされ、このモデルが今までのベースモデルと違うということが一目で分かります。
もちろんシースルーバックになっており、特徴的な自社製ムーブメントを鑑賞可能です。
こちらは従来のサンドイッチダイアルからダイアルに蛍光塗料が塗布された仕様変更後のモデルとなります。
この「PAM00572」は45mm径のオートマチックモデル。
最大のトピックは搭載された新しいキャリバーP.4000です。
マイクロローターを採用したことにより、ムーブメントの厚さがスリムになり、パネライのオートマチックとしては非常に薄いデザインが可能になりました。
22金ピンクゴールド製のローターを採用することにより、マイクロローターの弱点である巻上げ効率の悪さを改善。
ケースはシースルーバックになっており、ユニークなオフセンターのローターの動きを楽しむことが可能です。
「ラジオミール」ではワイヤーループ式ストラップ・アタッチメントによりストラップを固定していましたが、こちらは通常のラグ式に変更。
また、リューズもトロコイド型から円柱型へと変わりました。
搭載されるムーブメントはP. 999/1で、パネライが製造するムーブメントの中では最も小さく(径27.4mm)、最も薄い(3.4mm)ものですが、60時間のロングパワーリザーブを確保したパネライの自信作です。
ただのGMT時計ではなく、3日間巻きというロングパワーリザーブを備えています。
デザインはスッキリとしたモデルですが、シースルーバックから見える機械は実力十分です。
軽量かつ頑丈なチタンケースと傷に強いセラミックベゼル、そして軟鉄製のインナーケースを採用した耐磁時計です。
搭載されるムーブメントP.9000は自社開発の自動巻き。
ツインバレルを採用したことで3日間のパワーリザーブを確保しています。
自社開発ムーブメントのCal.P2004を搭載。
8時位置のプッシャーでクロノグラフのスタート、ストップ、リセットの操作が行なえるワンプッシュクロノとGMT、8日巻きパワーリザーブが一緒になった多機能なモデルです。
チタンのケースとブラウンの文字盤色は、落ち着いた感じでかなり格好良いですね。
「アッチャイオ」とはイタリア語で”鋼鉄”を意味し、ステンレス製のケースであることを指します。
ルミノールケースは、オフィチーネ パネライが第二次世界大戦中にイタリア海軍の特殊潜水部隊の為に製造した時計を、忠実に再現したものです。
文字盤中央から伸びるGMT針により、もう一か国の時間帯を常時表示することが出来ます。
チタンケースはステンレスに比べ軽く、またシンプルなデザインから様々なシーンで合わせやすいのが特徴です。
ダイヤルは44mmケースではスタンダードになった二重のタイプ。
シースルーバックになっていますので、美しく仕上げられたムーブメントを観賞する事ができます。
ギャランティーによると、2008年8月に販売された正規品。
今回販売するにあたり、当店にてオーバーホールと外装仕上げを施しました。
フェラーリの実車さながらに細部まで造り込まれ、ボディーラインを彷彿とさせるケース、メーターをイメージした文字盤や、文字盤色と同じカラーリングの革ベルト等、特筆すべきポイントが多々あります。
両社のコラボレーションが解消された今、今後は手に入りにくくなることが必須です。
ギャランティーによると、2011年3月に販売された正規品。
今回販売するにあたり、当店にてオーバーホールと外装仕上げを施しました。
6時位置にCERAMIC(イタリア語でチュラミカ)の文字が入れられたダイヤルは、表記がアイボリーで統一され、雰囲気たっぷりです。
シースルーバックのガラスにはスモークサファイアクリスタルを用い、ムーブメントがグレー色に見えるようになっているのもニクい演出ですね。
中の機械はパネライ製のムーブメント「P.2002」をフェラーリ用に改良した物を搭載しています。
文字盤上のパワーリザーブのインジケーターとナイト&デイはフェラーリだけに「赤」色を採用しています。
世界限定300本と、希少性も高いモデルですので、探されていた方はこの機会に是非。
ギャランティーによると、2007年4月に販売された正規品。
今回販売するにあたり、メーカーオーバーホールと外装仕上げを施しました。
フェラーリ用のストラップは廃盤の為、パネライ用のクロコストラップに交換済みです。
パネライのよくある質問
-
Q
初めてパネライを買うならどのモデルがおすすめですか?
-
A
-
Q
パネライで一番人気のモデルはどれですか?
-
A
パネライの中でも特に人気が高いのはルミノールシリーズで、特に「ルミノール マリーナ」が人気です。視認性に優れたダイヤル、リューズプロテクター付きのアイコニックなデザイン、そして日常使いに適した実用性の高さから、多くのユーザーに選ばれています。
宝石広場の売上ランキングでも、半数以上の約51%をルミノールが占めており、「ルミノール 1950」や「ルミノール ドゥエ」を含めると67%にも上ります。
-
Q
パネライのサイズ感は?手首が細い人でも似合う?
-
A
「デカ厚」ブームを引き起こしたパネライらしく、かつては44mm以上の大型ケースが主流でした。実際、宝石広場の販売実績データでは、約49%が44mm径のモデルで、高い人気を誇っています。クッション型のケース形状と大きなリューズガードで数値より大きく見える為、手首の細い方やスーツを着用するような場面では合わせづらいかもしれません。
ただし、最近は手首が細い方や女性でもフィットしやすい40〜42mmのモデルも増えており、42mm以下のパネライは全体の28%と支持されています。また、ストラップ交換で印象を調整することも可能です。
-
Q
パネライの正規品と並行輸入品の違いは?
-
A
時計自体は全く変わりがありません。国内正規品はメーカー保証やPam.Guard登録が可能で、安心感があります。並行輸入品は価格面でのメリットがありますが、保証内容やサポート体制の確認が重要です。
宝石広場では、ご安心いただけるよう新品・中古共に独自の保証をご用意しており、店内に時計技術者が常駐している為、万一の際にもしっかりとサポートさせていただきます。
-
Q
パネライは資産価値がある時計ですか?
-
A
パネライはロレックスのように定価を上回る価格で取引されるケースは多くありません。人気モデルや限定仕様、自社ムーブメント搭載モデルなどは安定した相場を保つ傾向があります。
将来の値上がりを期待して投資として購入する時計ではありませんが、本当に欲しい方がお求めになる時計のため、投機的な高騰は起きにくい傾向にあります。
そのため、宝石広場で扱う並行輸入品や中古品は、結果的にお買い求めしやすい価格帯に落ち着いていると言えます。
-
Q
初めてパネライを買うならどのモデルがおすすめですか?
-
A
-
Q
パネライで一番人気のモデルはどれですか?
-
A
パネライの中でも特に人気が高いのはルミノールシリーズで、特に「ルミノール マリーナ」が人気です。視認性に優れたダイヤル、リューズプロテクター付きのアイコニックなデザイン、そして日常使いに適した実用性の高さから、多くのユーザーに選ばれています。
宝石広場の売上ランキングでも、半数以上の約51%をルミノールが占めており、「ルミノール 1950」や「ルミノール ドゥエ」を含めると67%にも上ります。 -
Q
パネライのサイズ感は?手首が細い人でも似合う?
-
A
「デカ厚」ブームを引き起こしたパネライらしく、かつては44mm以上の大型ケースが主流でした。実際、宝石広場の販売実績データでは、約49%が44mm径のモデルで、高い人気を誇っています。クッション型のケース形状と大きなリューズガードで数値より大きく見える為、手首の細い方やスーツを着用するような場面では合わせづらいかもしれません。
ただし、最近は手首が細い方や女性でもフィットしやすい40〜42mmのモデルも増えており、42mm以下のパネライは全体の28%と支持されています。また、ストラップ交換で印象を調整することも可能です。 -
Q
パネライの正規品と並行輸入品の違いは?
-
A
時計自体は全く変わりがありません。国内正規品はメーカー保証やPam.Guard登録が可能で、安心感があります。並行輸入品は価格面でのメリットがありますが、保証内容やサポート体制の確認が重要です。
宝石広場では、ご安心いただけるよう新品・中古共に独自の保証をご用意しており、店内に時計技術者が常駐している為、万一の際にもしっかりとサポートさせていただきます。 -
Q
パネライは資産価値がある時計ですか?
-
A
パネライはロレックスのように定価を上回る価格で取引されるケースは多くありません。人気モデルや限定仕様、自社ムーブメント搭載モデルなどは安定した相場を保つ傾向があります。
将来の値上がりを期待して投資として購入する時計ではありませんが、本当に欲しい方がお求めになる時計のため、投機的な高騰は起きにくい傾向にあります。
そのため、宝石広場で扱う並行輸入品や中古品は、結果的にお買い求めしやすい価格帯に落ち着いていると言えます。
パネライの選ぶ前に知っておきたいポイント
-
サイズで選ぶ|42mmと44mm、印象がこんなに違う!
-
パネライは42mm・44mm・47mmなど、大きめのケースサイズが特徴です。一見似たサイズでも、着用したときの印象は大きく変わります。
例えば44mmは王道サイズとして定番ですが、手首が細い方には42mmやルミノール ドゥエなどの薄型モデルがおすすめ。実際の装着写真を交えて、サイズ感の違いをチェックしてみましょう。
-
ムーブメントで選ぶ|ETA?自社製?手巻き?自動巻き?
-
パネライは、2018年までOPキャリバー(OP I、OP IIなど)と呼ばれる汎用ムーブメント等(ETA)がベースとなったものと、自社製ムーブメントが混在していました。現在では完全自社、またはグループ企業(ヴァルフルリエ社)が開発した自社製キャリバー(P.9000系など)を用いています。
自社製ムーブメントの人気が高い傾向がありますが、廃版モデルに搭載された汎用ムーブメントにも、販売時やメンテナンスでのコストパフォーマンスが良いといったメリットがあります。
-
ストラップの種類と楽しみ方|素材・交換・着け心地の違い
-
パネライといえば幅広で存在感のあるストラップも魅力のひとつ。レザー、ラバー、キャンバスなど素材の違いで印象が大きく変わります。
同梱された工具でユーザーが簡単に交換できる構造のものが多く、さらに近年では「PAM Click Release System」と呼ばれる、工具不要で交換できるクイックチェンジシステムが採用されているモデルも増えています。
-
同じ型番でも仕様が違う?マイナーチェンジに注意!
-
パネライは型番が同じでも、製造時期によって仕様が異なるマイナーチェンジが行われることがあります。どのブランドでもマイナーチェンジは起こり得ますが、パネライの場合は外観上大きく変化することあるため、中古品を選ぶ際や買い替えの際は、マイナーチェンジの有無を把握しておくと失敗を防げます。
実例を写真つきでご紹介しています。
-
ケース素材の違い|ステンレス?カーボテック?重さと印象で選ぶ!
-
時計に一般的に使われるステンレスはもちろん、チタン、セラミック、カーボテック、BMGテック──パネライはモデルごとに多彩なケース素材を採用しています。
見た目の印象だけでなく、重量感や肌当たり、傷の付きにくさなど使用感も異なります。好みや使い方に合わせて、素材にも注目してモデルを選んでみましょう。
-
サイズで選ぶ|42mmと44mm、印象がこんなに違う!
-
パネライは42mm・44mm・47mmなど、大きめのケースサイズが特徴です。一見似たサイズでも、着用したときの印象は大きく変わります。
例えば44mmは王道サイズとして定番ですが、手首が細い方には42mmやルミノール ドゥエなどの薄型モデルがおすすめ。実際の装着写真を交えて、サイズ感の違いをチェックしてみましょう。 -
ムーブメントで選ぶ|ETA?自社製?手巻き?自動巻き?
-
パネライは、2018年までOPキャリバー(OP I、OP IIなど)と呼ばれる汎用ムーブメント等(ETA)がベースとなったものと、自社製ムーブメントが混在していました。現在では完全自社、またはグループ企業(ヴァルフルリエ社)が開発した自社製キャリバー(P.9000系など)を用いています。
自社製ムーブメントの人気が高い傾向がありますが、廃版モデルに搭載された汎用ムーブメントにも、販売時やメンテナンスでのコストパフォーマンスが良いといったメリットがあります。 -
ストラップの種類と楽しみ方|素材・交換・着け心地の違い
-
パネライといえば幅広で存在感のあるストラップも魅力のひとつ。レザー、ラバー、キャンバスなど素材の違いで印象が大きく変わります。
同梱された工具でユーザーが簡単に交換できる構造のものが多く、さらに近年では「PAM Click Release System」と呼ばれる、工具不要で交換できるクイックチェンジシステムが採用されているモデルも増えています。 -
同じ型番でも仕様が違う?マイナーチェンジに注意!
-
パネライは型番が同じでも、製造時期によって仕様が異なるマイナーチェンジが行われることがあります。どのブランドでもマイナーチェンジは起こり得ますが、パネライの場合は外観上大きく変化することあるため、中古品を選ぶ際や買い替えの際は、マイナーチェンジの有無を把握しておくと失敗を防げます。
実例を写真つきでご紹介しています。 -
ケース素材の違い|ステンレス?カーボテック?重さと印象で選ぶ!
-
時計に一般的に使われるステンレスはもちろん、チタン、セラミック、カーボテック、BMGテック──パネライはモデルごとに多彩なケース素材を採用しています。
見た目の印象だけでなく、重量感や肌当たり、傷の付きにくさなど使用感も異なります。好みや使い方に合わせて、素材にも注目してモデルを選んでみましょう。
パネライの歴史
- 1860年
- ジョバンニ・パネライがフィレンツェに時計店を構える。店は時計工房だけでなく、フィレンツェ初の時計学校でもあった。
場所は現在の店舗があるサン・ジョバンニ広場の大司教宮殿内ではなく、フィレンツェで一番長い橋として有名なアッレ・グラツィエ橋付近。 - 1916年
- グイド・パネライが初の特許を取得。イタリア海軍に納入をしていたパネライはさらなる要望に応えるため、ラジウムベースの粉末による発光塗料、ラジオミールを開発する。
- 1938年
- ラジオミールの性能を改善。新しく開発された二重構造の文字盤に含まれる多量の夜光塗料により視認性が向上。また、ケースと一体化したストラップのアタッチメントにより耐久性も向上した。リュウズを保護するためにネジで固定された特徴的なレバーブリッジ装置も開発された。これらの技術革新によって、耐久性と防水性が飛躍的に向上した新しいパネライウォッチは、時計製造史上初となる水深200mを超える潜水モデルとなった。同時に、放射性物質であったラジオミールに代わり、ルミノールが誕生。
- 1943年
- パネライ初のクロノグラフ『マーレノストゥルム』の試作品を開発。
- 1956年
- エジプト海軍用の「エジプシャン」を開発。60mmの極めて大型で頑強なラジオミール。同年、ルミノールモデルの特徴となるリュウズプロテクターの特許を取得。
- 1972年
- グイドの息子であるジョゼッペ・パネライが亡くなり、時計技師であったディノ・ゼイがパネライ家の事業を引き継ぐ。新生『Officine Panerai』がこれにより誕生する。
- 1980年
- 水深1,000mに耐えるチタン製ダイバーズ ウォッチのプロトタイプを開発する。
- 1993年
- 軍事専門の精密機械メーカーであったパネライは、東西冷戦の終結により窮地に立たされる。打開策としてついに、初の民間向けモデルを発表する。発表された3つのスペシャルエディションモデルには最先端技術を使用したムーブメントを搭載しました。
- 1997年
- 業界屈指の巨大グループ、リシュモングループ(ヴァンドーム)の傘下に入る。
- 1998年
- SIHHにて国際的にデビュー。特徴的で存在感のあるデザインが注目を集めたが、ただのファッション時計とは一線を画す確かな技術、歴史を持ち、人気ブランドとしての地位を不動のものにしていく。
- 2002年
- スイス・ヌシャテルに自社工房であるオフィチーネパネライマニュファクチュールが完成し、これにより開発、製造、品質管理まで時計製造工程のほとんどをこの工房で一貫して行えるようになる。
- 2005年
- パネライ初の完全自社製ムーブメント『P.2002』が完成。
8日巻きのロングパワーリザーブに加え、水平パワーリザーブ表示、第2時間帯表示、ゼロリセット機構等を備え技術力の高さを示した。
のちに発表されるほぼ全ての自社ムーブメントがこの機体から派生していくことになる。 - 2008年
- 自動巻き自社製ムーブメント『P.9000』、『P.9001』、『P.9002』が登場する。
ツインバレルにより三日間のパワーリザーブを実現、それに加え『P.9001』、『P.9002』にはパワーリザーブ表示、第2時間帯表示、ゼロリセット機能を搭載した。 - 2010年
- ロービートでチラネジ付きテンプを装備する等、古典的な作りが特徴の『P.999』が完成。
ケース素材にコンポジットを使用した初のウォッチを発表。 - 2011-2012年
- 47mmの大型モデルに搭載される『P.3000』が登場する。
初のブロンズ製ウォッチを発表。 - 2013年
- 自社製ムーブメント『P.9100』、『P.9100/R』、『P.5000』を発表。
パネライについての豆知識
- 民間向け時計
1860年に『スイス時計店』としてその歴史をスタートさせたパネライだが、意外にも初めて民間向けに時計をリリースしたのは1993年。理由は軍事専門の精密機器メーカーであったパネライが、東西冷戦の終結により業績が悪化した為である。
- 刻印
1950ケースのリューズプロテクターに刻印されている『REG.T.M.』は特許の意味。
- 幻のクロノグラフ
パネライ初のクロノグラフ『マーレ ノストゥルム』。1943年、イタリア海軍の甲板将校向けに開発されたがプロトタイプまでで終わり、製品化される事はなかったが、1990年代後半にその復刻版としてPAM00006、PAM00007、PAM00008が発売された。








































ホワイトとブラックのみだった「デイライト」ですが、この「PAM00327」よりブルーダイヤルが追加されました。
大ぶりなケースとブレスも、素材にチタンを採用し、使いやすい重さに抑えられています。
ギャランティーによると、2009年11月に販売された並行品。
今回販売するにあたり、当店にてオーバーホールと外装仕上げを施しました。