
ロレックス サブマリーナー SUBMARINER
潜水時間の計測が可能な回転ベゼルを装備し、100m防水性能を実現して1953年に誕生した、世界初のダイバーズウォッチ「サブマリーナー」。力強く機能的なデザインで、誰もが「ダイバーズウォッチ」として連想する、アイコン的な地位を確立しています。
現行モデルは、精悍なブラック文字盤の「116610LN」、ロレックスのコーポレートカラーの緑色で彩られた「116610LV」、ステンレススチールとイエローゴールドのコンビ仕様のブラック文字盤の「116613LN」と青サブと呼ばれるブルーが美麗な「116613LB」、華やかなイエローゴールド無垢素材仕様のブラック文字盤「116618LN」とブルー文字盤「116618LB」、サブマリーナーでは初となる高級感あふれるホワイトゴールド無垢素材が採用された「116619LB」の7モデルに、日付表示が無くスッキリとしたデザインのサブマリーナーノンデイト「114060」の全8モデルがラインナップされています。
キズに強いセラミック素材をベゼルに採用し、ブレスレットとバックルも堅牢性と高級感が向上した新型デザインとなった外見に、パラクロムヘアスプリングの採用で耐磁性と耐衝撃性がアップし、クロノメーター認定を取得した高精度のムーブメントを搭載。300mの防水性能を誇るダイバーズウォッチとしてだけではなく、カジュアルからビジネスまで、あらゆるシーンで季節を問わず活躍するスポーツモデルとして、宝石広場では全ての高級時計の中でも常に1、2位を争う人気タイムピースです。
ロレックス サブマリーナー アクセスランキング【集計期間:2018/7/20〜8/20】
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サブマリーナーデイト
116610LNサブデイト116610LNが一位に。日常使いの定番といえばこちらで決まりです。デイト表示と回転ベゼル、高い防水性能と申し分ありません。
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サブマリーナーデイト
116613LBSSとYGのコンビモデル、ブルーの文字盤が美しい116613LBがランクイン。文字盤は一度マイナーチェンジされサンバースト仕様に変更されています。
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サブマリーナーデイト
116610LVコーポレートカラーのグリーンを使ったサブマリーナ。文字盤もサンバースト仕様で特別感があります。
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サブマリーナー
114060ノンデイトモデルの114060が4位にランクイン。サイクロップスレンズが無いためすっきりした印象です。
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サブマリーナーデイト
116619LBホワイトゴールド無垢の116619LBが5位に。過度な主張はせず見る人が見ればわかるモデル。ずっしりとした重みを楽しめるモデルです。
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サブマリーナーデイト
116613LNYGのブレスが鏡面仕上げになるため、ラグジュアリー感がほしいならコンビモデルがおすすめです。
ロレックス サブマリーナーの歴史
- 1926年
- 完全防水を達成した「オイスターケース」で特許を取得
- 1927年
- ロレックスの時計を着用した女性記者メルセデス・グライツがドーバー海峡を泳いで渡ることに成功
- 1952年
- 防水性を向上させる、所謂ねじ込み式リューズ「トリプロック」で特許を取得
- 1953年
- 「回転ベゼル」で特許を取得
- 1954年
- 初代サブマリーナー(Ref.6204)発表
- 1960年
- オーギュスト・ピカール親子が、ロレックスを船体に付けた潜水艦"トリエステ号"で潜水深度記録を樹立する
ロレックス サブマリーナ代表的なモデル
- Ref.6204
- 製造期間:1953年頃-1956年頃
初めて「サブマリーナー」としてカタログに記載されたモデル。針のデザイン等が異なるが、回転式ベゼルを備えていた。 - Ref.6205
- 製造期間:1954年頃-1956年頃
二代目のサブマリーナーとされるモデル。文字盤に"100m=330f"の防水性能が表示された - Ref.6200
- 製造期間:1954年頃-1957年頃
エクスプローラーI似た意匠で、3・6・9のアラビア数字が記載されている。 - Ref.6538
- 製造期間:1956年頃-1964年頃
防水性が200mにアップし、全回転両方巻き上げ式ローターが装着されたモデル。
所謂"ベンツ針"も採用されており、現在のサブマリーナーの原型ともいえる。 - Ref.6536
- 製造期間:1956年頃-1964年頃
Ref.6538の廉価版に位置付けられていたと思しきモデルで、防水性能が100mにダウンしている上、ノンクロノメーター仕様であった。 - Ref.5508
- 製造期間:1958年頃-1965年頃
史上最後の100m防水仕様サブマリーナー。
基本的にはノンクロノメーター仕様ながらも、ハイビート・高精度でロングセラーだった。 - Ref.5510
- 製造期間:1958年頃-1960年頃
ビッグサイズのリューズを備え、ハイビートキャリバーを搭載するも、わずか2年で製造を終えたモデル。防水性能は200m。 - Ref.5512
- 製造期間:1959年頃-1977年頃
リューズガードが初めて取り付けられ、ねじ込みリューズも"トリプロック"が採用された信頼性を高めたモデル。バックルもフリップロック式になり、回転ベゼルは押回し式となった。長期間販売された。 - Ref.5513
- 製造期間:1964年頃-1985年頃
Ref.5512の廉価版として発売されたノンクロノメーターモデル。25年にもわたって発売されたロングセラーで、イギリス軍にも採用された。前期型と後期型が存在する。 - Ref.1680
- 製造期間:1965年頃-1980年頃
初めて"デイト"(日付表示)機能が追加されたモデル。日付の表示を2.5倍に見せる、ロレックス独自のサイクロップレンズも採用された。 - Ref.16800
- 製造期間:1979年頃-1985年頃
風防にサファイアガラスを初めて採用した。プラスティックの約3倍の強度を持ち、防水性能が300mに達した。また、誤操作を防止する逆回転防止ベゼルと、日付のクイックチェンジ採用された高スペック機。インデックスのデザインが異なる前・後期型が存在する。 - Ref.168000
- 製造期間:1989年頃
Ref.16800後期型と同一の仕様。 - Ref.16610
- 製造期間:1989年頃-2010年頃
20年間販売されたロングセラーモデル。トリチウムの廃止やエクステンションブレスの採用、王冠透かし等、マイナーチェンジが繰り返された。 - Ref.16610LV
- 製造期間:2003年頃-2010年頃
Ref.16610のバリエーションの一つ。ベゼルがグリーンになっている。 - Ref.116610LN
- 製造期間:2010年頃-
現行モデル。ベゼルに傷のつきにくい硬質セラミックを使用している。また、パラクロムヒゲゼンマイを採用し、耐磁性能を向上させている。 - Ref.116610LV
- 製造期間:2010年頃-
ベゼル・ダイヤルにロレックスの象徴であるグリーンを用いた現行モデル。 - Ref.14060
- 製造期間:1989年頃-2000年頃
Ref.5513の後継機であるノンデイト仕様のサブマリーナー。サイクロップレンズ以外はRef.16610と同様のデザイン。ムーブメントが刷新され、防水性能も300mにアップした。 - Ref.14060M
- 製造期間:2000年頃-2012年頃
前作からムーブメントを変更したモデル。外観の変化はほぼ無い。後に、同一モデルながらクロノメーターを取得したものも発売される。 - Ref.114060
- 製造期間:2012年頃-
現行モデル。ムーブメントこそ同じだが、パラクロムヒゲゼンマイに加え、セラミックベゼルも採用された高性能機。夜光もクロマライトへと移行した。
ロレックス サブマリーナーについての豆知識
- ジェームズ・ボンド
過去の映画「007」シリーズの劇中で、主人公ジェームズ・ボンドがサブマリーナーを使用していた。Ref.6538もしくはRef.5510が有力とされるが、真相は未だ不明。
- 赤サブ
「Ref.1680」にみられる、"SUBMARINER"の表記が赤い個体が通称「赤サブ」と呼ばれる。生産数が少ない為、レアなモデルとして人気があります。