ロレックス GMTマスターII(新品・中古) 6/13ページ

ロレックス GMTマスターII(新品・中古)

ロレックス GMTマスターII GMT MASTER II

1955年、パン・アメリカン航空の要請を受けて誕生した「GMTマスター」は、長距離フライト時代の幕開けに応えるべく、異なる2つのタイムゾーンを同時に表示できるパイロット向けのツールウォッチとして開発されました。昼夜を区別する赤と青の2色ベゼルは、その色合いから"ペプシ"ベゼルと呼ばれ、空の旅の象徴として世界的に高い人気を博しました。

1982年には、独立可動式の時針を初めて採用し、回転ベゼルを組み合わせることで最大3つのタイムゾーン表示を実現した「GMTマスターII」として進化。初代モデル「Ref.16760」は、厚みのあるケースから“ファットレディ”の愛称で親しまれ、サファイアクリスタル風防やCal.3085ムーブメントを搭載。続く1988年に登場した二代目「Ref.16710」は素材やベゼルカラーのバリエーションが増え、約20年間にわたるロングセラーモデルとなりました。

2007年には、高級感と堅牢性がアップしたケースに高精度ムーブメントCal.3186を搭載し、傷に強く美しい輝きを放つセラクロムベゼルを採用した「Ref.116710LN」が登場。2013年に登場した、青と黒のツートンカラーを備えた通称“バットマン”「Ref.116710BLNR」と共にGMTマスターII人気を大幅にアップさせ、2019年の生産終了まで絶大な支持を集めました。さらに、2014年には復活した赤と青の“ペプシ”ベゼルを採用したホワイトゴールドモデルの「Ref.116719BLRO」も加わり、カラーバリエーションが一層充実しました。

2018年には、70時間のパワーリザーブを誇る新世代ムーブメントCal.3285を搭載し、「Ref.126710」へとモデルチェンジ。精度と耐久性の両面が向上し、次世代のGMTマスターIIとしてさらなる進化を遂げました。エレガントなジュビリーブレスレットを採用した“ペプシ”こと「Ref.126710BLRO」や“バットマン”「Ref.126710BLNR」の新作は瞬く間に人気を集め、世界的に入手困難なモデルとなりました。

2022年には、緑と黒の新色ベゼルを備えた通称“スプライト”こと「Ref.126720VTNR」が追加され、左側リューズのレフティ仕様という異例のスタイルで大きな話題を呼びました。2023年には、落ち着いたグレーとブラックのツートンベゼルが特徴的なイエローゴールドモデル「Ref.126718GRNR」と、イエローロレゾールモデル「Ref.126713GRNR」が登場。ラグジュアリーでありながらシックな雰囲気をまとい、新たな魅力を打ち出しました。2024年には、このグレーとブラックのベゼルがステンレスモデル「Ref.126710GRNR」にも採用され、クールで精悍なルックスから多くの支持を集めています。

最新機種から過去のレアなヴィンテージモデルまで、宝石広場では世界を旅する人々に愛されてきた「GMTマスターII」を幅広く取り揃えております。

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ロレックス GMTマスターIIの魅力

世界初のGMT機能搭載

1955年、航空機の燃費性能が向上し長距離フライトが一般化し始めた時代、ロレックスは世界初となる2つのタイムゾーンを同時表示できる「GMTマスター Ref.6542」を開発。24時間針と回転ベゼルを組み合わせた革新的な設計により、時差のある地域間での時間管理が容易になりました。特にパンアメリカン航空の公式時計として採用されたことで、国際線パイロットはもちろん、海外出張の多いビジネスマンや旅行者からも注目を集め、高い支持を獲得。プロフェッショナルツールとしての信頼性を確立しながら、今なお世界を飛び回る人々に選ばれる、象徴的なタイムピースとして進化を続けています。

機能性が進化したGMTマスターII

1983年、ロレックスは「GMTマスター」の機能を進化させた「GMTマスターII Ref.16760」を発表。時針と24時間針を独立操作できる構造により、最大3つのタイムゾーンを瞬時に把握できる画期的な仕様が特徴です。以降はGMTマスターに代わって主力機種となり、モデルチェンジを重ねて進化を続けています。2005年には初代モデルの誕生から50周年を記念し、スポーツモデルとして初めてセラクロムベゼルを採用した「Ref.116718LN」が登場。多彩なカラーバリエーションや素材展開を通じて、GMTマスターIIはサブマリーナーと並ぶ人気モデルとして確固たる地位を築いています。

豊富なバリエーション展開

「GMTマスターII」は優れた機能性に加え、豊富なバリエーションも大きな魅力です。2色に分かれたセラクロムベゼルは、昼夜の時間帯を視覚的に判別できるだけでなく、デザイン面でも強い個性を演出します。ブルー×レッドの“ペプシ”、ブラック×ブルーの“バットマン”、グリーン×ブラックの“スプライト”など多彩なカラーが展開され、素材もステンレス、18Kイエローゴールド、エバーローズゴールド、ロレゾール(コンビ)など幅広く用意。ロレックスらしい高い完成度に加え、スポーティーさとラグジュアリーさを兼ね備えた1本として、シーンやスタイルに応じた選択肢の広さも人気の理由となっています。

争奪戦必至の理由

「GMTマスターII」は近年、とくにプレミア化が進んでいます。その理由は、優れた実用性、高いデザイン性、そして希少性にあります。最大3つのタイムゾーンを把握できるため、出張や海外旅行の多いユーザーにとって非常に実用的。また、”ペプシ”、”バットマン”、”スプライト”といったカラフルでファッショナブルな人気カラーは、需要に対して流通量の少なさが価格の高騰を後押ししています。さらに、世界的なロレックス人気と正規店での入手難も相まって、二次市場での価値が上昇。機能・デザイン・希少性のすべてを備えた、資産価値のあるプロフェッショナルスポーツモデルとして注目され続けています。

ロレックス GMTマスターIIの人気モデル

  • GMTマスターII 126710BLNR

    クールな配色「バットマン」

    2013年に登場した「GMTマスターII 116710BLNR」は、青と黒のクールなカラーリングのセラクロムベゼルが特徴で、”バットマン”の愛称で世界的な人気を獲得。スタイリッシュな外見と高い実用性により、GMTマスター人気を一気に加速させました。
    2019年には新世代ムーブメントCal.3285を搭載した「GMTマスターII 126710BLNR」へと進化。新世代ムーブメントにより精度・耐久性ともに向上。
    ロレックスらしい堅牢性と高級感のあるルックスで、数あるGMTマスターIIの中でも“ペプシ”と並んで非常に多くの人気を集める、プロフェッショナルスポーツモデルです。

  • GMTマスターII 126720VTNR

    新機軸のレフトハンド仕様

    「GMTマスターII 126720VTNR」は、ロレックス初の”レフティー”仕様として登場した革新的モデルです。
    リューズと日付表示が、3時位置ではなく9時位置に配置され、左利きの方にも最適な使用感を提供します。さらに、ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンを採用し、通称”スプライト”とも呼ばれるブラック×グリーンのセラクロムベゼルは、傷や劣化に強いだけではなく高級感と洗練された個性を放ちます。70時間パワーリザーブの高精度ムーブメントを搭載し、機能性とデザイン性を兼ね備えた一本。
    左利きユーザーはもちろん、個性的なロレックスを求める方にもオススメの注目モデルです。

  • GMTマスターII 126710BLRO

    伝統的なペプシベゼル

    1955年に登場した初代「GMTマスター Ref.6542」で初採用された赤と青の”ペプシ”ベゼルは、シリーズを象徴するディテールとして長年愛されてきました。
    しばらくの空白期間を経て、2014年にはホワイトゴールド製「GMTマスターII 116719BLRO」でセラクロム製ペプシベゼルが復活。2018年には、新世代ムーブメントCal.3285を搭載したステンレススチール製「GMTマスターII 126710BLRO」が登場。
    メリハリの効いた機能美あふれるカラーリングと、往年の「GMTマスターII Ref.16710」を思わせるスタイルで、瞬く間に人気モデルとなっています。

  • GMTマスターII 126711CHNR

    シックなルートビア

    「GMTマスターII 126711CHNR」は、実用性とエレガンスを兼ね備えたモデルとして高い人気を誇ります。ブラウン×ブラックのツートンベゼルは”ルートビア”の愛称で親しまれ、クラシカルで落ち着いた印象を演出。ステンレスとエバーローズゴールドを組み合わせたロレゾール仕様により、スポーティーさとラグジュアリー感を両立しています。ムーブメントには高性能なCal.3285を搭載し、約70時間のパワーリザーブと高い精度を実現。
    複数のタイムゾーンを把握できるGMT機能でビジネスから旅行まで幅広く活躍します。独自の色使いや上質な素材から優れた資産価値も注目される一本です。

GMTマスターIIの歴史と代表的なモデル

1955年〜1959年
Ref.6542Ref.6572/8
パンナム航空の依頼により初代GMTマスターが誕生。38mmケースでリューズガードはなく、青/赤ツートーンのベゼルはプラスチック製だった。搭載キャリバーはCal.1036からCal.1065、Cal.1066へと切り替わり、精度調整が緩急針のみでなくミーンタイムスクリューも併せて行える改良が施された。発売から数年後、耐久性の観点からベゼルの素材がアルミ製にマイナーチェンジされる。当時のスポーツロレックスには珍しく初代から金無垢モデルが採用されていた為、ロレックスがスポーツモデルの高級化を推し進めていこうとする姿勢がこのモデルからもうかがえる。
1960年〜1980年
Ref.1675
Ref.1675Ref.1675/3Ref.1675/8
20年に渡って販売されていた人気のGMTマスター第二世代。主な変更点としては文字盤の夜光がラジウムからトリチウムとなり、リューズガードが装備された。初期のキャリバーはCal.1565を搭載、後にハイビート仕様のCal.1575にマイナーチェンジされた。販売期間が長かったことから、大小様々な仕様変更が施されている。また、この第二世代からロレゾール仕様が追加され、一気にラインナップを拡充した。主な仕様違いとしてリューズガード(ポインテッドガード・ラウンド)、文字盤(ミラー・マット/アンダーバー有・無)、GMT針(大・小)などが存在する。
1980年〜1988年
Ref.16750 Ref.16753
Ref.16750Ref.16753Ref.16758
ヴィンテージの中でも実用性を兼ね備えたGMTマスター第三世代。防水性能が50mから100mへアップし、キャリバーはクイックチェンジ機能が装備されハイビート化した3000系を搭載。発売から3年ほどで、初期型の「縁なしインデックス」から後期型の「縁ありインデックス」へマイナーチェンジする。また、後期型に見受けられる文字盤上の「DATE」表記の有無でダイヤルの前後期を区別可能。尚、搭載キャリバーのCal.3075はクイックチェンジの不具合がたびたび確認されている為、購入の際は注意が必要。
1988年〜1999年
Ref.16700
Ref.16700
GMTマスターIIの登場により廃盤となる、GMTマスターの最終モデル。風防にはサファイアクリスタルが採用された。搭載されたキャリバーCal.3175は、このRef.16700の為に開発されたもので、同モデルの生産終了に伴い廃盤となった。1995年頃に、バックルの仕様がシングルロックからダブルロックへマイナーチェンジされる。
1982年〜1988年
Ref.16760
Ref.16760
GMTマスターの上位機種として発表された初代GMTマスターII。『ファットレディー』や『ソフィアローレン』の愛称で親しまれている。搭載キャリバーのCal.3085は短針のみを単独で動かすことができ、回転ベゼルの併用で最大3か国のタイムゾーンを把握することが可能になった。また、Ref.16750同様、ダイヤルの「DATE」表記の有無によってダイヤル前後期の判別が可能。GMTマスターとの差別化の為、ベゼルカラーは「ブラック×レッド」の一種類のみで発売された。生産期間が短いため市場での流通量も少ないモデル。
1989年〜2007年
Ref.16710 Ref.16713 Ref.16713RG Ref.16718
Ref.16710Ref.16713Ref.16713RGRef.16718
18年ものロングセラーとなった第二世代のGMTマスターII。やや分厚いケースだったファーストモデルの16760から、新型キャリバーCal.3185を搭載することによりにケースをスリム化。後に、高耐磁性のCal.3186へマイナーチェンジする。ベゼルカラーは元々「ブラック×レッド」「ブラック」の2種類だったが、1999年にRef.16700が生産終了となるタイミングで「ブルー×レッド」も追加され3種類になる。1995年にバックルがシングルロックからダブルロックへ、1998年に夜光がトリチウムからルミノバへ、2000年フラッシュフィットが無垢になり夜光がルミノバからスーパールミノバへ変更された。また、2003年ラグの横穴が塞がれガラスの6時位置に王冠透かしが入る。
2005年
Ref.116718LN Ref.116718LN
Ref.116718LN
GMTマスターの誕生50周年を記念し、スポーツモデル初のセラクロムベゼルを採用したRef.116718LNが登場。文字盤のバリエーションは「グリーン」と「ブラック」の2種類。旧モデルと異なり肉厚なケースの作りで、中空だったブレスは無垢仕様へ。更にバックルはイージーリンクとして微調整が簡単に行える仕様へ変更される。搭載キャリバーのCal.3186はブルーパラクロムヘアスプリングが初装備された。大型化したリューズガードに太くなったラグ、リューズもツインロックからトリプロックリューズへ変更され、この世代から更に堅牢性がさらに増した印象がある。
2006年
Ref.116718LN
Ref.116713LN
金無垢モデルに引き続き、コンビモデルのRef.116713LNが発表された。
2007年
Ref.116710LN
Ref.116710LN
コンビモデルから遅れること1年、オールステンレスモデルが誕生。
2007年〜2019年
Ref.116710LN
Ref.116710LN
2013年ごろから、夜光塗料が緑に光るスーパールミノバから青く光るクロマライトへマイナーチェンジする。発光持続時間がスーパールミノバの約2倍。
2013年〜2019年
Ref.116710BLNR
Ref.116710BLNR
ブラックxブルーのベゼルを備えた、初代『バットマン』の登場。特許取得の加工法により不可能と思われたバイカラーのセラクロムベゼルを作り出すことに成功する。
2014年〜2018年
Ref.116719BLRO Ref.116719BLRO
Ref.116719BLRO
通称『ペプシ』をセラクロムベゼルで復活。2018年に126710BLROの発表に伴いデザインの重複を防ぐため文字盤色がブラックからブルーへマイナーチェンジ。しかしブルーへ切り替わるも1年たらずで生産終了になり後継機へ引き継がれる。
2018年
Ref.126715CHNR Ref.126710BLRO Ref.126710BLRO
Ref.126715CHNRRef.126710BLRORef.126711CHNR
ロレックスの次世代キャリバー32系を搭載した、ステンレスモデルの『ペプシ』がジュビリーブレスレットで復活。またベゼルが「ブラック×ブラウン」のツートーンカラーになった『ルートビア』が登場。 シリーズ初となる、エバーローズゴールドを使用した金無垢モデルと、ロレゾールモデルがラインナップに追加される。
2019年
Ref.126710BLRO Ref.126710BLRO Ref.126710BLNR
Ref.126710BLNRRef.126719BLRO
『バットマン』のジュビリーブレスレットモデルが新型キャリバーのCal.3285を搭載して登場。同年に『ペプシ』の「メテオライトダイヤル」126719BLROが発表される。
2021年
Ref.126710BLNR Ref.126710BLRO
Ref.126710BLNRRef.126710BLRO
『ペプシ』と『バットマン』のオイスターブレスレットモデルがラインナップに追加される。
2022年
Ref.126720VTNR Ref.126720VTNR
Ref.126720VTNR
ロレックスの量産モデルとして初となる、9時側にリューズがセットされた「レフティ」仕様の126720VTNRが登場。
グリーン×ブラックのセラクロムベゼルを採用し、ジュビリーブレスレットとオイスターブレスレットで展開。
2023年
Ref.126713GRNR Ref.126718GRNR
Ref.126713GRNRRef.126718GRNR
イエローゴールドとステンレスのコンビ仕様126713GRNRと、イエローゴールド無垢仕様の126718GRNRが登場。
ゴールドが映えるブラック文字盤にグレー×ブラックのセラクロムベゼルが組み合わされ、エレガントなジュビリーブレスレットで展開。
2024年
Ref.126710GRNR Ref.126710GRNR
Ref.126710GRNR
グレー×ブラックのセラクロムベゼルが組み合わされたステンレスモデルの126710GRNRが登場。
ジュビリーブレスレットとオイスターブレスレットで展開。
2025年
ホワイトゴールド素材のケースとオイスターブレスレットに、グリーン×ブラックのセラクロムベゼルと、グリーンのセラクロム文字盤を備えた「レフティ」仕様の126729VTNRが登場。
さらに、天然の鉱石を採用した「タイガーアイアン」文字盤が登場。エバーローズゴールド素材のケースにオイスターブレスレット仕様の126715CHNRと、イエローゴールド素材にジュビリーブレスレット仕様の126718GRNRで展開。

【モデル情報】

126729VTNR、126715CHNR、126718GRNR

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