パテック フィリップ ゴンドーロ GONDOLO
「カラトラバ」に代表されるラウンド型ケース以外のケース形状で構成されるパテック フィリップの「ゴンドーロ」コレクション。
ブラジルの販売店”ゴンドーロ&ラブリオ”社に1872年から1927年まで納入していた「クロノメトロ ゴンドーロ」からネーミングされ、1993年に誕生しました。
レクタングラー(長方形)型・トノー(樽)型・クッション(正方形)型などのケース形状で構成され、どれもパテック フィリップの歴史を感じさせる、上品でオリジナリティあふれるタイムピースが多数展開されています。
パテック フィリップ ゴンドーロの歴史と代表的なモデル
- 1872年
- リオデジャネイロに本店を構えるブラジルの著名な宝飾店ゴンドーロ&ラブリオ社がパテック フィリップと1872年11月に販売契約を締結する。
第二次世界大戦時には、パテック フィリップ全生産本数の30%をゴンドーロ&ラブリオ社が販売するほど強固なパートナーシップを築いた。 - 1902年〜1927年
- ゴンドーロ&ラブリオ社がブラジルの上流階級向けに会員制の時計サークル「パテック フィリップ クラブ」を創設し、会員向けに「クロノメトロ ゴンドーロ」と呼ばれる特別な懐中時計を1902年からリリース。
1920年から1927年の最終モデルまではレクタンギュラー、トノー、クッションなどの様々なケース形状の腕時計が「クロノメトロ ゴンドーロ」として販売された。 - 1993年
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Ref.4824/1G-001
Ref.4825/1J-001
- アールデコ様式を取り入れた優美な2ステップ式レクタンギュラーケースのドレスウォッチRef.4824誕生とともに、ラウンドケース以外のドレスウォッチコレクション「ゴンドーロ」がスタート。
イエローゴールドとホワイトゴールドの2種類のケース素材に、クォーツ式ムーブメントのCal.E15を搭載したレディースモデルとして展開。ブレスレットモデルとレザーストラップモデルがラインナップされ、ダイヤモンド入りケースのRef.4825も追加された。 【モデル情報】
Ref.4824/1J-001、Ref.4824/1G-001、Ref.4825/1J-001、Ref.4825/100J-001、Ref.4825/100G-001
- 1994年〜2006年
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Ref.5024J-010
Ref.5024G-010
Ref.5024/1G
- Ref.4824のデザインそのままに、ケースサイズを拡大したメンズモデルRef.5024誕生。
手巻き式ムーブメントCal.215を搭載し、イエローゴールドとホワイトゴールドの2種類のケース素材で展開。ブレスレットモデルとレザーストラップモデルが発売された。 【モデル情報】
Ref.5024J-010、Ref.5024G-010、Ref.5024/1J、Ref.5024/1G
- 1995年
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Ref.5030J
Ref.5030/22J
- ブレゲ針とブレゲ数字インデックスの文字盤に、流麗なカーブを描くトノー型ケースが組み合わされたRef.5030が登場。
ゴンドーロでは珍しい自動巻き式ムーブメントのCal.315SCを搭載。 【モデル情報】
Ref.5030J、Ref.5030R、Ref.5030G、Ref.5030/22J、Ref.5030/22R、Ref.5030/22G
- 2000年
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Ref.5100J-001
- 西暦2000年を記念して裏蓋に「YEAR 2000」と刻印されたミレニアムモデルRef.5100が登場。
「マンタレイ」と呼ばれる両サイドが広がった個性的なレクタンギュラーケースに、10日間ものロングパワーリザーブ性能を備えた手巻き式ムーブメントCal.28-20 REC 10J PS IRMを搭載。
プラチナ素材300本、ホワイトゴールド素材450本、ローズゴールド素材750本、イエローゴールド素材1500本の限定本数で発売された。 【モデル情報】
Ref.5100P-001、Ref.5100J-001、Ref.5100R-001、Ref.5100G-001
- 2000年〜2012年
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Ref.5109R-001
Ref.5109G-001
- 調和のとれた直線的なレクタンギュラーケースに、ブレゲ針とブレゲ数字インデックスの文字盤が組み合わされたRef.5109が登場。
ムーブメントは手巻き式Cal.215 PSを搭載。 【モデル情報】
Ref.5109J-001、Ref.5109J-010、Ref.5109R-001、Ref.5109G-001
- 2000年〜2012年
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Ref.5109P-001
- プラチナ素材のレクタンギュラーケースに、リーフ針と12時位置にのみアラビア数字インデックスのシルバー文字盤が組み合わされたRef.5109P登場。
ムーブメントは手巻き式Cal.215 PSを搭載。 【モデル情報】
Ref.5109P-001
- 2004年〜2009年
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Ref.5135J-001
Ref.5135R-001
Ref.5135G-001
- パテック フィリップのトノー型ケースでは初となる、アニュアルカレンダー機構を搭載した「ゴンドーロ カレンダリオ」Ref.5135登場。
【モデル情報】
Ref.5135J-001、Ref.5135R-001、Ref.5135G-001
- 2005年〜2008年
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Ref.5111J-001
Ref.5111R-001
Ref.5111PR-001
Ref.5111G-001
- アールデコ様式の個性的なレクタンギュラーケースが特徴のRef.5111登場。
3種類のゴールドと、プラチナ×ピンクゴールドのコンビ仕様の4種類のケース素材バリエーションで展開され、ムーブメントは手巻き式Cal.215 PSを搭載。 【モデル情報】
Ref.5111J-001、Ref.5111R-001、Ref.5111PR-001、Ref.5111G-001
- 2007年〜2015年
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Ref.5098P-001
- 「クロノメトロ ゴンドーロ」として1925年にリリースされたトノー型モデルを復刻したRef.5098登場。
ブレゲ数字インデックスがセットされた文字盤には繊細なギョーシェ装飾が施され、優しくカーブを描くトノーケースには手巻き式ムーブメントCal.25-21RECを搭載。
2007年のプラチナ素材Ref.5098Pに続いて2009年にローズゴールド素材のRef.5098Rが追加された。 【モデル情報】
Ref.5098P-001、Ref.5098R-001
- 2008年〜2015年
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Ref.5124J-001
Ref.5124G-001
Ref.5124G-011
- 両サイドにカーブしたステップベゼルを備えたアールデコ様式のレクタンギュラーケース採用のRef.5124登場。
明るいシルバーとヴィンテージローズの2色の文字盤バリエーションで登場し、2015年には美麗なブルーソレイユ文字盤が追加された。
ムーブメントは手巻き式のCal.25-21RECにスモールセコンドを追加して改良したCal.25-21 REC PSを搭載。 【モデル情報】
Ref.5124J-001、Ref.5124G-001、Ref.5124G-011
- 2011年〜
- 丸みを帯びたローズゴールド素材のクッションケースに、108個ものダイヤモンドがセットされたシルバー文字盤が組み合わされたラグジュアリーテイストあふれるレディースモデルRef.7041Rが登場。
手巻き式ムーブメントCal.215 PSを搭載。 【モデル情報】
Ref.7041R-001
- 2013年〜2018年
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Ref.5200G-001
Ref.5200G-010
- 8日間ものロングパワーリザーブ性能を実現したRef.5200が発表される。
Ref.5124とよく似たステップベゼルを両サイドに備えたホワイトゴールド素材のレクタンギュラーケースに、手巻き式ムーブメントCal.28-20 REC 8J PS IRM CJを搭載。 【モデル情報】
Ref.5200G-001、Ref.5200G-010