パテック フィリップ グランド・コンプリケーション GRAND COMPLICATION
1839年スイスのジュネーブでの創業以来、”世界最高の時計を作る”という理念のもと、一度も途絶えることなく180年以上も最高の時計を作り続ける、超名門マニュファクチュールブランド「パテック
フィリップ」。その長い歴史と卓越した時計製造技術を凝縮したシンボル的な存在が、コレクションの最上位に位置する「グランドコンプリケーション・パーペチュアルカレンダー」です。
パーペチュアルカレンダーとは、月ごとの日数の違いや4年に1度の閏年の調整などを全て自動的に行うカレンダー機能で、機構の精密さはもちろんの事ながら非常に高い技術力が要求されるため、限られた僅かな時計ブランドしか製造できない超複雑機構です。
パテック
フィリップは、この目に見えない時を正確に視覚化する永久カレンダーの開発でも他をリードし、
1985年の誕生以来20年以上も生産された「3940」や、2006年登場の「5140」が長年にわたって高い人気を集め、以降も2016年に「5327」、2018年には「5270」をリリースし、正確に時を刻む芸術的な傑作タイムピースを多数生み出し続けています。
パテック フィリップ グランド・コンプリケーションの魅力
芸術へ昇華した時の起源
パテック フィリップが手がけてきた数々の名作タイムピースの中でも、特に複雑な機構を搭載する「グランド・コンプリケーション」。スイス・ジュネーブで1839年に創業し、180年以上にわたり培ってきた職人技と芸術性、そして高度な製造技術を結集したハイエンドコレクションです。その源流は1898年に完成した「懐中時計 No.97’912」にまで遡ります。ミニッツリピーターやパーペチュアルカレンダーなどを組み合わせた革新的な構造は、ドレスウォッチとしての品格に加え、卓越した技術性も備えています。「最高の時計を作る」という理念を体現し、伝統と革新を調和させながら現代へ受け継がれるコレクションです。
複雑を極めた時の芸術
パテック フィリップが誇る機械式時計の製造技術の粋を極めた「グランド・コンプリケーション」は、時間を音で知らせる「ミニッツリピーター」、日付や曜日・月・閏年を自動で表示する「パーペチュアルカレンダー」、複雑な計時にも対応する「スプリットセコンド・クロノグラフ」に加え、月齢を美しく視覚化した「ムーンフェイズ」、精密な精度を追求した「トゥールビヨン」など、1つですら難解な複雑機構を1本の時計に複数組み合わせた、芸術作品ともいえるタイムピースです。数ある時計ブランドの中でも最高峰の名門パテック フィリップだからこそなし得た、世代を超えて受け継がれてきた卓越した職人技と創造性の結晶です。
永遠の時を刻む至高の技
「グランド・コンプリケーション」を象徴する機械式時計屈指の複雑機構が、永久カレンダーとも呼ばれる「パーペチュアルカレンダー」です。パテック フィリップは1925年、世界で初めてパーペチュアルカレンダーを搭載した腕時計を完成させ、当時として卓越した小型化と高い信頼性を実現し、時計史に不朽の傑作を刻みました。この機構は、うるう年を含む日付・曜日・月を自動的に計算し、2100年までは基本的に手動での調整が不要という精密かつ画期的な設計を誇ります。世代を超えて受け継がれてきた卓越した職人技の結晶であり、複雑さと美しさを融合させたこの機構こそ、ブランド理念「最高の時計を作る」を体現しています。
響きあう時間の芸術
ブランド創業より190年近くにわたり受け継がれてきた伝統的な製造技術と革新の精神が融合する、ハイエンドコレクション「グランド・コンプリケーション」。2020年には待望の新作「グランド・ソヌリ」が発表されました。時・15分ごとに自動で時刻を告げるグランド・ソヌリ機構と、任意で時刻を鳴らせるミニッツリピーターを搭載し、音を操る複雑機構で時を奏でて知らせます。複雑なチャイム機構を極限まで小型化し、製造過程のオートメーション化に頼らず、すべて熟練の職人による手仕事と独自技術により、精度と美の極致へと昇華しました。伝統と革新が響き合うその姿は、世界最高峰ブランドならではの時計製造技術の結晶です。
パテック フィリップ グランド・コンプリケーションの人気モデル
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グランド・コンプリケーション
薄型に宿る永久の時
パテック フィリップが2006年に発表した永久カレンダー自動巻きモデル「Ref.5140」の後継として、2016年に登場した「Ref.5327G-001」。薄型設計の永久カレンダー自動巻きキャリバー（240系）の系譜を受け継ぐモデルです。
39mmのホワイトゴールドケースに、薄型自動巻きキャリバー「240 Q」搭載。日付・曜日・月・閏年・ムーンフェイズを表示し、ケース厚9.71mmで装着感にも優れ、エレガントな存在感を演出します。
深みのあるブルー文字盤に、ホワイトゴールドのブレゲ数字とリーフ針が調和。クラシカルな美しさとモダンな色彩が見事に融合した、グランド・コンプリケーションの名作です。 -
グランド・コンプリケーション
複雑機構が刻む永久の時
1941年から始まったパテック フィリップの「永久カレンダークロノグラフ」の系譜を受け継ぐ「Ref.5270J-001」。上質なアリゲーターストラップが組み合わされた41mmの18Kイエローゴールド製ケースは、美しいシェイプで上品にフォーマルシーンにも映えます。
クロノグラフに加え、12時位置の曜日・月表示、日付・閏年・昼夜表示・ムーンフェイズを備えた永久カレンダー機構の手巻きキャリバー「CH 29-535 PS Q」を搭載。
明るいシルバーオパーリン文字盤にゴールド仕上げの針とインデックスが調和し、クラシカルな美しさと高度な機構が融合した王道のグランド・コンプリケーションです。 -
グランド・コンプリケーション
ラグジュアリークロノの極み
パテック フィリップの卓越した技術と伝統が結晶したグランド・コンプリケーションモデル「Ref.5204/1R‑001」。
65時間のパワーリザーブを誇る手巻きキャリバー「CHR 29‑535 PS Q」を搭載し、曜日・月・日付・閏年・ムーンフェイズ表示に加え、ラップタイム測定が可能なスプリットセコンドクロノグラフを備え、複雑機構による実用性と美しさを高次元で両立させています。
温かみのある18Kローズゴールドの40mmケースとブレスレットに、光沢あるエボニーブラック文字盤のコントラストが洗練された印象を演出。卓越した技術、上質な素材、美しいデザインが融合した、人気のタイムピースです。 -
グランド・コンプリケーション
インラインで魅せる永久の暦
2021年に登場した「Ref.5236P‑001」は、新開発の自動巻きキャリバー「31‑260 PS QL」を搭載し、12時位置の大きな表示窓で曜日・日付・月を並列表示する、特許取得済みの革新的な「インライン永久カレンダー」を実現しています。
ムーンフェイズ、閏年、昼夜表示、スモールセコンドなどの複雑機構を備えながらも、すっきりと洗練された配置で高い視認性を確保。プラチナ製ケースは直径41.3mm、厚さ11mmの優美なフォルム。
ブルーから黒へグラデーションする文字盤と、ネイビーブルーのアリゲーターストラップが美しく調和する、エレガントな永久カレンダーモデルとして仕上げられています。
