世界に誇る国産時計の最高峰ブランド「グランドセイコー」。1960年に誕生した「グランドセイコー」初代モデルは、スイスをはじめとする世界の時計ブランドと対等に渡り合うために、”実用時計の最高峰”を目指してセイコーの最上位機種として開発されました。
それまでの国産時計では有り得ないほど特別調整が施されたグランドセイコーの時計は、独自に定めた厳しい検査基準”GS規格”クリアした高精度が最大の特徴です。世界で最も厳しいと言われるスイスのクロノメーター規格に匹敵するレベルで、美しさと高級感を兼ね備えた独自のデザイン理論”セイコースタイル”と共に、グランドセイコーの時計が持つ優れたアイデンティティーとして確立しています。
世界でも珍しい、全ての時計作りの工程を自社で一貫して行う完全マニュファクチュール体制のグランドセイコーは、さらに珍しい3つのムーブメントを展開する時計ブランドとしても有名で、”クォーツを超えたクォーツ”と称賛される「クォーツ式」ムーブメント、高精度と高機能を実現したメカニカル「機械式」ムーブメント、クォーツ式と機械式の良い所を併せ持ち20年の歳月をかけて開発した第3のムーブメント「スプリングドライブ」をラインナップしています。
更なるグローバル化とラグジュアリー化を図るため、2017年にはセイコーから「グランドセイコー」が独立。
ダイバーズウォッチやGMTモデルなど機能性に優れた「スポーツ」コレクション、セイコースタイルによるクラシカルな「ヘリテージ」コレクション、上品でドレッシーな「エレガンス」コレクション、「セイコースタイル」を発展させて2020年からスタートした新しいデザインコードによる「エボリューション9」コレクションなど、異なるテイストの時計コレクションを数多く展開する日本発の高級時計ブランドとして世界中の時計ファンから熱い支持を集めています。
こちらはそのキャリバー9Fの25周年を記念して販売された「SBGV238」です。
ダイヤルには「GS9F」の文字を型打ちされており、25分の位置に隠れた「9F25」の文字がみられます。
裏蓋はクオーツ時計には珍しいシースルーバック仕様となっており、美しく仕上げられたクォーツムーブメントが見られます。
こちらは2018年9月に海外で販売された品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
精度だけではなく視認性や装着感を高い水準まで持って行った、時計の本質を落とし込んだモデルです。
また、美しいケースラインと仕上げの違いによるコントラストにより、優美なケースデザインに仕上がっています。
こちらは2020年12月の販売品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
グランドセイコーの機械式時計の製造を手掛ける岩手県雫石町。
この地に根付く炎によって鉄を活かす「鍛冶」の伝統をイメージした、ブラウンカラーが採用されています。
「キャリバー9S」20周年記念のオリジナルパターンである、グランドセイコーの「G」「S」と、10振動モデル「45GS」を生み出した第二精工舎の「S」マークの3種を規則的に配置しているのも特徴です。
こちらは2018年12月の販売品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
ケースサイズは40oまでサイズアップされていますが、針やインデックスも再設計されており、間延びした印象もなくバランスの取れたデザインに仕上がっています。
当店でのメンテナンスと外装仕上げを行いました。
20気圧防水機能や40,000A/mを誇る高い耐磁性能など、日常使いをするには心強い性能を備えたモデルです。ムーブメントは年差±10秒を誇る薄く高精度なキャリバー9F61を搭載しております。
こちらは2021年5月に海外で販売された品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
『クォーツでは物足りないけれど精度には拘りたい』という方にもお勧めです。グレージュがかったブラックダイヤルに白色メッキ針が映えるモデルです。
2020年12月に海外で販売された品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
文字盤も長く飽きないようにシンプルなデザインで、オールラウンドにシチュエーションを選ばずお使いになれます。
こちらは2021年3月の販売品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
セイコーのお家芸が見事に融合し、かつてない精度のクロノグラフを生み出しました。
この「SBGC201」はマスターショップ限定モデル。
日本が世界に誇るマニュファクチュールの実力が、存分に発揮された一本となっています。
2020年3月の販売品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上を行いました。
ケースサイズは40oまでサイズアップされていますが、針類やインデックスも再設計されており、全く間延びした印象を受けません。
2019年7月の販売品。
当店でのメンテナンスと外装仕上げを行いました。
こちらは1967年発売の44GSのデザインを現代解釈したモデル。
ムーブメントも現代のGSに相応しいスプリングドライブキャリバーを搭載しております。
こちらは2019年7月の販売品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
こちらは定評のある「キャリバー9S」をベースに、振動数を10振動まで高め、より精度の安定性を求めたマスターショップ限定モデルです。文字盤に“HI-BEAT 36000”と誇らしげに書かれており、シースルーバックからそのムーブメントを眺められるようになっています。
こちらは2020年8月の販売品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
高精度を追求し続けたその歴史は、国産時計を語るうえで欠かせないものです。
この「SBGW005」も、その輝かしい歴史を受け継いだ一本。ムーブメントはグランドセイコーではお馴染みの9S系ですが、あえて手巻き式にしたこだわりのモデルです。
こちらは2003年8月の販売品。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げを行いました。
裏蓋に打痕があります。
ダイヤルは「キャリバー9S」20周年記念のオリジナルパターンである、グランドセイコーの「G」「S」と、10振動モデル「45GS」を生み出した第二精工舎の「S」マークの3種を規則的に配置した特別仕様です。
2018年11月に海外で販売された品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上を行いました。
セイコープレミアムブティック・セイコープレミアムウォッチサロンのみで発売された250本の限定モデルです。
限定モデルらしく、セイコーでは珍しいグリーンとイエローの絶妙なカラーリングのダイヤルを採用。ムーブメントは自動巻メカニカルハイビート「9S85」が搭載されています。
2018年2月に販売された正規品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
こちらは1967年発売の44GSのデザインを現代解釈したモデル。
ムーブメントも現代のGSに相応しいスプリングドライブキャリバーを搭載しております。
こちらは2021年9月の販売品。
当店にてメンテナンス済み。
大変状態が良かった為、仕上げは行っておりません。
限られたショップでのみ販売されるマスターショップ限定モデルです。
スプリングドライブの故郷、諏訪地方から望む美しい北アルプスに降り積もる新雪をイメージした文字盤が特徴で、セイコーが得意とするブライトチタンをケース素材に採用したこだわりの一本。
シースルーバックのケース越しに、ムーブメントを鑑賞できるのも嬉しいですね。
こちらは2021年3月の販売品。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
ダイヤルには40周年にちなんで40頭の獅子が描かれており、21分の位置の獅子だけ「21世紀を見据える」という意味を込め、右方向を見据えています。
2001年5月の販売品。
当店にてオーバーホールと外装の仕上げを行いました。
最新のひげぜんまいとMEMS(メムス)製法による脱進機(アンクル、がんぎ車)を採用することにより、使用時の精度の安定性が向上しました。
ボックス型のサファイアガラスや繊細なザラツ研磨を施したケースエッジなど、日本ならではのこだわりに溢れています。
こちらは2020年3月の販売品。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
ストラップは当店のオリジナルクロコと交換済みです。
セイコー独自のこの機構は、秒針のスイープ運針も見ていて飽きないポイントの一つです。
また、ベゼルにサファイアクリスタルを使うなど、質感にも拘りが見られます。
機械式時計というと海外のブランドに目が行きがちですが、一度お使いになれば、グランドセイコーの良さがご理解頂けるのではないでしょうか。
2019年7月の販売品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上を行いました。
そのキャリバー9Fムーブメントに初のGMT機能を追加したモデルが「SBGN001」です。
こちらはキャリバー9Fの25周年を記念して生産された800本限定のモデルで、シンプルなケースデザインにチャコールグレーと鮮やかなイエローを配したダイヤルが、GMT表記の視認性とデザインの大きな特徴となっています。
こちらは2018年11月の販売品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
セイコー独自のこの機構は、秒針のスイープ運針も見ていて飽きないポイントの一つです。
また、ベゼルにサファイアクリスタルを使うなど、質感にも拘りが見られます。
機械式時計というと海外のブランドに目が行きがちですが、一度お使いになれば、グランドセイコーの良さがご理解頂けるのではないでしょうか。
2020年2月の販売品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
『クオーツでは物足りないけれど精度には拘りたい』という欲張りな方にお勧めです。
今回入荷した「SBGE251」はグランドセイコーのブティックのみで取り扱われる特別なモデル。
ピンクゴールドのベゼルを採用した高級感のある一本です。
2021年2月の販売品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上を行いました。
セイコー自らが『クオーツを超えたクオーツ』というキャリバー9Fは、重い針をしっかり動かすためのツインパルス制御モーター等、セイコーのこだわりが込められたキャリバーです。
こちらは2020年3月の販売品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
今回入荷した「SBGP007」は2020年に60周年を記念し発売された、2500本のリミテッドモデルです。
ダイヤルカラーは日本の伝統色かつ、グランドセイコーのブランドカラーでもある「紺色」を採用し、「2020」のパターンが型打ちされています。
6時位置には年差±5秒まで制度を高めた証である、ファイブポインテッドスターが輝いています。
2020年11月の販売品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
当時の基本的形状はそのままに、現代の技術やデザイン観の再解釈を施した“現代デザイン”モデルです。
ムーブメントには10振動のハイビートキャリバー9S85を搭載。
ケースはシースルーバックになっており、テンプの動きを眺める事が可能です。
こちらは2015年7月に販売された品。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
年差±10秒という高精度を誇る9Fキャリバーを搭載したクオーツモデルです。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
ストラップに若干の使用感があります。
グリーンカラーのダイヤルは、グランドセイコーの機械式時計を製造する「グランドセイコースタジオ 雫石」がある岩手県の県木「ナンブアカマツ」の葉をイメージしたもの。
それに映える赤いGMT針は赤松の幹を表現しています。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げ済み。
2021年4月と記載のある請求カードが付属しております。
こちらは、その「9Fクオーツ」の25周年を記念した「SBGV247」です。
ダイヤル随所にアニバーサリーモデルらしい「GS」や「9F」の文字を配し、ストラップは1680デニールのハードなコーデュラナイロンストラップが採用されています。
オレンジとブルーからなるスポーティーな印象の限定モデルです。
2018年9月の販売品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
すでに生産は終了していますが、セイコーらしいクリーンなデザインは今見ても古びていません。
ムーブメントはセイコーならではの高性能クオーツムーブメントを搭載。
年差±10秒の高精度を誇ります。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げ済み。
ストラップは当店オリジナルのクロコストラップと交換しています。
エッジの立ったケースが大変特徴的で、シャープでソリッドなデザインに仕上がっています。
裏蓋にはグランドセイコーの象徴である「獅子の紋章」とともに限定ナンバーが刻印されます。
2021年6月の販売品。
当店にてメンテナンスと洗浄を行いました。
ケースサイズは40mmまでサイズアップされていますが、針類やインデックスも再設計されており、全く間延びした印象を受けません。
当店でのメンテナンスと外装仕上げを行いました。
グランドセイコーの歴史
- 1881年
- セイコー、グランドセイコーのルーツ「服部時計店」が創業する。
- 1892年
- 時計製造工場「精工舎」を設立し、掛け時計の製造が始まった。
- 1895年
- 初めて懐中時計の「タイムキーパー」の製造を開始。
- 1913年
- 国産で初となる腕時計「ローレル」の製造を開始する。
- 1924年
- 初めて「セイコー」のブランド名を冠した腕時計を発売する。
- 1929年
- 懐中時計「セイコーシャ」が、国産時計として高い性能を認められ鉄道時計に指定された。
- 1932年
- 銀座に時計塔(現在の和光本館)が完成する。
- 1956年
- 国産初の自動巻き腕時計となる「オートマチック」、高精度のムーブメントを搭載した「マーベル」を発売する。
- 1960年
- 初代の「グランドセイコー」が誕生する。
当時のセイコーの持つ技術を結集して国産最高級の腕時計、さらに世界に挑戦することを目指して製造され、クロノメーターレベルの高精度を実現した。 - 1967年
- グランドセイコーで初となる自動巻モデル「62GS」を発売する。
- 1977年
- 機械式とクオーツ式を融合した新しいムーブメント「スプリングドライブ」の構想が生まれ、開発を開始する。
- 1986年
- セイコーとして世界最大の時計・宝飾品の見本市「バーゼルワールド」に初めて参加する。
- 1988年
- グランドセイコー初となるクオーツ式時計で年差±10秒という驚異的な精度を誇る「95GS」が発売される。
- 1992年
- 高精度クォーツムーブメントの小型化に成功し、女性用のクォーツモデルを発売する。
- 1993年
- クオーツを超えたクオーツ、「キャリバー9F83」が誕生。
「バックラッシュオートアジャスト機構」「ツインパルス制御モーター」「瞬間日送り機構」「スーパーシールドキャビン」などの新しい機構を採用した。 - 1996年
- 機械式グランドセイコー復活を目指してC.O.S.C.規格(de Controle Official Suisse Chronometres=スイス公認クロノメーター検定協会の精度検定)に挑戦・合格する。
- 1997年
- 「9F6」シリーズが登場する。
- 1998年
- 「新GS規格」を制定する。クロノメーター規格を超える厳しい基準で、17日間・3つの温度環境で6姿勢を検査し、平均日差−3秒〜+5秒(COSCが-4〜+6秒以内)をパスする必要がある。
また、キャリバー9S51、及びキャリバー9S55を完成させ、機械式グランドセイコーが完全復活する。 - 1999年
- セイコーが第三のムーブメント「スプリングドライブ」を発表。
ゼンマイで駆動・発電し、クオーツで制御することで驚異的な精度を誇る、世界初となる機構。 - 2002年
- 「グランドセイコー メカニカルGMT」を発売。
- 2003年
- 耐磁性能40,000A/mの強化耐磁クオーツシリーズを発表。
- 2004年
- グランドセイコーとして初めて「スプリングドライブ」を採用する「キャリバー9R65」を搭載したモデルが誕生。
- 2005年
- スプリングドライブに、初となるGMT機能を付加したムーブメント、「キャリバー9R66」が完成。
- 2006年
- シングルバレルの限界に挑戦し、72時間パワーリザーブを達成した「キャリバー9S67」を開発。
- 2007年
- 「キャリバー9R86」を搭載した「スプリングドライブクロノグラフ」が誕生。世界最高精度のぜんまい駆動クロノグラフとなった。
- 2009年
- 10振動ムーブメント「キャリバー9S85」を搭載する「グランドセイコーメカニカル ハイビート36000」を発売。
- 2014年
- 10振動ムーブメント「キャリバー9S85」の開発からわずか5年、GMT機能を追加した「キャリバー9S86」が完成し、「グランドセイコー メカニカルハイビート36000GMT」が発表される。
- 2016年
- 3つの香箱を用い、8日間(約192時間)のパワーリザーブを備えた「キャリバー9R01」と「9Rスプリングドライブ8Days」が誕生。
また、グランドセイコーで初となる、ケース全面にセラミックスを採用さいたコレクションが発表される。 - 2017年
- 「グランドセイコー」が独立ブランドとなる。文字盤のロゴマークも「SEIKO」から「Grand Seiko」へ変更された。
ブラックの文字盤に映えるオレンジのGMT針がアクセントとなった一本です。
こちらは2020年7月の販売品。
メーカーメンテナンスと当店にて外装の仕上げを行いました。