はじめまして!こんにちは!
宝石広場 店頭スタッフの坂根です!
2024年も早いもので残りわずかとなりました。。。
2024年といえば、個人的にはパリオリンピックがとっても印象的でした。
世界の強豪相手に日本を代表して戦うアスリートが、真剣勝負の場面以外で着用する時計をチェックするのも新たな楽しみとなりました!
私は販売経験がまだまだ少なく時計についても勉強中ですが、時計にもそれぞれの国やブランドのカラーが出ていて素敵ですね♪
今回は、日本が世界に誇る時計ブランドの『GRAND SEIKO グランドセイコー』が発表した2024年の新作時計から、主要な14モデルをご紹介していきます!
↑グランドセイコー 2024年新作 エボリューション9コレクション「厳美渓」
グランドセイコーの2024年新作モデルはどんな顔ぶれか知りたい!
グランドセイコーの2024年新作モデルの中で最も注目のモデルは何?
グランドセイコーの時計購入を検討中なので、スペックや実物の印象や買い時を知りたい!
グランドセイコーの新作と旧型モデルを比較したい!
上記のような、『グランドセイコーに興味はあるけど、新作を中心にもっと詳しく知りたい!』という方にピッタリな内容です。
この記事の目次
- グランドセイコー エボリューション9コレクション 手巻メカニカルハイビート36000 80 Hours モデル SLGW002/SLGW003
- グランドセイコー エボリューション9コレクション「厳美渓」マスターショップ限定1000本 SLGH021
- グランドセイコー スポーツコレクション GMT マスターショップ限定 SBGE307
- グランドセイコー スポーツコレクション メカニカルハイビート36000 GMT「雪渓」 SBGJ277
- グランドセイコー ヘリテージコレクション 45GS復刻デザイン 限定モデル SLGW004/SLGW005
- グランドセイコー ヘリテージコレクション マスターショップ限定 SBGX355
- グランドセイコー ヘリテージコレクション 「氷瀑」マスターショップ限定 SBGH347
- グランドセイコー ヘリテージコレクション「桜隠し」マスターショップ限定 SBGH341
- グランドセイコー ヘリテージコレクション「清明」マスターショップ限定 SBGH343
- グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカルハイビート36000 銀座限定530本 SBGH317
- グランドセイコー ヘリテージコレクション 「岩手山」マスターショップ限定 SBGW306
- グランドセイコー マスターピースコレクション 「薄明」Kodo コンスタンフォース・トゥールビヨン ブティック限定 SLGT005
- 2024年グランドセイコー新作時計 まとめ
グランドセイコー エボリューション9コレクション 手巻メカニカルハイビート36000 80 Hours モデル SLGW002/SLGW003
まず最初は、グランドセイコーのブランド誕生60周年を記念して2020年からスタートした、最も新しくて進化した『エボリューション9』コレクションの2024年の新作モデルをご紹介します。
こちらのモデルは、日本人の肌に馴染みの良いピンクゴールド素材の80本限定モデル「SLGW002」と、傷に強くて軽量なブリリアントハードチタン素材モデル「SLGW003」の2種類で展開されています。
グランドセイコー公式サイト(https://www.grand-seiko.com/jp-ja/)より
このモデルの特徴は、大きく2つあります。
- 手巻き化により実現した9.95mmの薄さ
- 白樺の樹皮をイメージした横縞模様の文字盤
こちらは従来のグランドセイコーメカニカルの中で最薄モデルで、ケースの厚みはなんと9.95mm。
自動巻きムーブメント「キャリバー9SA5」を改良して誕生した、手巻き式ムーブメント「キャリバー9SA4」を搭載したことで従来より、さらにスリムなドレスウォッチが誕生しました。
巻き上げの必要の無い手巻き化によりムーブメントのローターが不要になり、よりコンパクトさを追求しつつも、文字盤には秒針と分目盛りがある点は従来の『白樺』モデルの自動巻き版「SLGH005」、スプリングドライブ版「SLGA009」と変わらず。
↑縦縞模様文字盤の自動巻き版「エボリューション9コレクション 白樺 SLGH005」
ケースなどの外観は従来モデルと大きな変化はないようですが今作の文字盤は、高原地帯の樹木として日本では馴染みの深いシラカバの樹皮をイメージした表情のデザインが施されていて、縦の縞模様から横の縞模様になっています!
グランドセイコー公式サイト(https://www.grand-seiko.com/jp-ja/)より
”時計との対話”がテーマのモデルと言う事もあり、スリム化にこだわりつつも視認性は変わらずしっかり保たれている点にも、グランドセイコーらしいこだわりを感じられますね!
グランドセイコー エボリューション9コレクション SLGW002
「SLGW002」は、温かみのある18Kピンクゴールド素材モデル。派手になりすぎず、日本人の肌色に馴染むので、普段スーツや革靴などが黒よりブラウン派の方はもちろん、ゴールドに挑戦してみたい方にもおすすめです。
”和”のイメージがあるグランドセイコーですが、こちらの色味はどことなく洋風な雰囲気も感じられるので、クラシカルなデザインかつ手巻き時計の良さを引き立たせているように思います。
ケースのピンクゴールドと文字盤のシルバーが対照的で目を惹く1本です。ピンクゴールドのデザインですが、比較的落ち着いた印象にまとまっています。
グランドセイコー公式サイト(https://www.grand-seiko.com/jp-ja/)より グランドセイコー エボリューション9 SLGW002
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グランドセイコー エボリューション9コレクション SLGW003
チタン素材バージョンの「SLGW003」は、文字盤のシルバーカラーと統一感のある色味で、シンプルかつスタイリッシュな印象です。個人的には、やや無機質な感じでありながら手巻きというギャップも素敵ポイントだと思います。
ケース素材にはセイコー独自開発の”ブリリアントハードチタン”素材を使用されているので、軽さと強度を求める方にもおすすめです。スリムさも相まって、日常使いしやすい安定のカッコよさです!
比較的どのような色味とも合わせやすく、さりげなく存在感のある感じが素敵です。スーツやお洋服など、ネイビーやグレー派の方にはもってこいですね!
グランドセイコー公式サイト(https://www.grand-seiko.com/jp-ja/)より グランドセイコー エボリューション9 SLGW003
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グランドセイコー エボリューション9コレクション「厳美渓」マスターショップ限定1000本 SLGH021
続いても進化した『エボリューション9』コレクションの2024年新作モデルです。
青みがかった緑色の文字盤カラーが美しいこちらは、岩手県の名勝地で天然記念物の”厳美渓”(げんびけい)モデルの「SLGH021」です。
岩手県から宮城県を経て太平洋に至る一級河川の北上川の源流である磐井川の浸食によって形成された約2kmの渓谷で、美しいエメラルドグリーンの清流と大小さまざまな奇岩が織りなす変化に富んだ景観が美しい「厳美渓」をモチーフとした文字盤です。
「SLGH021」の特徴は下記の2つです。
- 自動巻き・ハイビート36000搭載
- 耐食性の高いエバーブリリアントスチール仕様
ケースにはグランドセイコーが2022年から採用している、耐食性に優れた”エバーブリリアントスチール”素材が使用されています。錆などに強い素材が採用されているので、より長く共に時を刻めるのも素敵です♪
アイスブルーやミントグリーンとも表現できるフレッシュな印象が強い色味ですが、厳美渓の岩の表情をモチーフとした和紙の様な文字盤が柔らかく光を反射して、実際に見るととても上品な雰囲気があります。
店頭では入荷後にお問い合わせを複数いただき、すぐに売れてしまった美麗な文字盤カラーが特徴なので、是非とも現物を見てほしい時計です!
時間に追われている時でも、それ以外の時にも、ふと目に入る優しいエメラルドグリーンに心が安らぎそうですね。世代を問わず爽やかで素敵に決まる時計だと思います!
グランドセイコー エボリューション9 「厳美渓」SLGH021 9SA5-00K0
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グランドセイコー スポーツコレクション GMT マスターショップ限定 SBGE307
※参考サイト
↑このSBGE307と次の段落で紹介するSBGJ277の比較
スポーティーな『スポーツコレクション』の2024年新作としてGMTモデル「SBGE307」が登場。シャイニーホワイトの文字盤には、ブランドシンボルである獅子のたてがみをイメージした型打ち模様が施されています。
- 獅子のたてがみをイメージしたデザイン
- スプリングドライブのGMT機能付き”キャリバー9R66”を搭載
グランドセイコーのブランドシンボルである百獣の王”獅子”ライオン。2024年新作「SBGE307」は文字盤だけでなく、外装にもその強さが体現されています。
シャープで力強い形状のラグ部分は獅子の爪を見立てたカットが施され、サイズ44.5mm、厚さ14.9mmと大きめのケースは、獅子の前足が腕を掴んでいるかのようにしっかりとした装着感を与えるデザインになっています。
重厚感のあるゴツさがかっこイイこちらですが、素材にはブライトチタンが使用されているので重さにも配慮されています!
GMT機能と高精度のスプリングドライブが搭載と、とっても高機能ですが、他にも
- 20気圧の高い防水性
- 針とインデックスには夜光で夜間の視認性もバッチリ
- パワーリザーブ72時間
このように実用性も抜群です!
サイズは大きいほうなので着けこなすのは少し難しそうですが、配色自体はモノトーンでまとまっていて使いやすそうです。スポーティー黒ダイヤルの中に納まる綺麗な白文字盤に、差し色の赤いGMT針がインパクトを放ってかっこイイですね!
グランドセイコー スポーツコレクション GMT SBGE307 9R66-0BT0
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グランドセイコー スポーツコレクション メカニカルハイビート36000 GMT「雪渓」 SBGJ277
2024年に新たに加わった「SBGJ277」の”雪渓(せっけい)”は、山岳地帯の斜面や谷に夏でも残る雪渓が、グリーンのベゼルと純白の文字盤で表現されたGMTモデルです。
「SBGJ277」の特徴は、下記の2つです。
- 雪モチーフの文字盤シリーズとして新たに登場
- 自動巻きキャリバー9S85を搭載
似たようなグリーン×ホワイトのベゼルの既存モデルでは、「スポーツコレクション SBGE295」がありますが、そちらはスプリングドライブモデルで文字盤は深いグリーンなので、また雰囲気が違いますね!
↑渋いグリーンカラーが印象的な「スポーツコレクション SBGE295」
”雪渓”とは、夏になっても山岳地帯の斜面に残る雪の事で、その模様が文字盤に繊細に表現されています。グリーンの回転ベゼルと純白の文字盤の組み合わせが爽やかで素敵です!
ケースサイズは約44mm、厚みは14.4mmと、こちらも「スポーツコレクション SBGE307」と同じく大き目サイズで素材はステンレスなので、重さや付け心地は要チェックです。
リューズの位置が4時のあたりにある点が珍しいこちらのモデルですが、GMT×ハイビート36000のキャリバー9S85を搭載している為、精度も兼ね備えたスポーツウォッチです。
グランドセイコー スポーツコレクション GMT 「雪渓」 SBGJ277 9S86-00K0
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グランドセイコー ヘリテージコレクション 45GS復刻デザイン 限定モデル SLGW004/SLGW005
過去の遺産に基づくクラシカルな『ヘリテージコレクション』では、1968年に誕生した「45GS」の復刻デザイン限定モデルが2024年の新作として登場。
グランドセイコー公式サイト(https://www.grand-seiko.com/jp-ja/)より
華やかなイエローゴールド素材「SLGW004」↑と、オリジナルと同じステンレス素材「SLGW005」↓の2種類で展開されています。
グランドセイコー公式サイト(https://www.grand-seiko.com/jp-ja/)より
「SLGW004」・「SLGW005」の特徴は下記の2つです。
- Cal.9SA4の搭載で約80時間のパワーリザーブを実現
- オリジナルのデザインの良さはそのままに、イエローゴールドモデルが登場
名作時計「44GS」誕生の翌年1968年に登場した「45GS」は、当時グランドセイコーで初めて3万6000振動/時の”ハイビートムーブメント”を搭載したモデルですが、今回はムーブメントがオリジナルのCal.4250から、復刻にあたり新たにCal.9SA4に代わり、パワーリザーブが約80時間にパワーアップ!
ムーブメントの変更に伴い、ケースサイズはオリジナルの36.5mmから38.8mmにサイズアップしました。デザインはオリジナルと比較して細かい違いはあれど、ほぼほぼそのまま再現されているということで、シャープな見た目はそのままに、より使いやすい手巻き時計が誕生しました!
グランドセイコー ヘリテージコレクション SLGW004
ヘリテージコレクション「SLGW004」は、今回新しくイエローゴールドの素材として登場しました。
文字盤の刻印などのデザインはオリジナルとほぼ同じです。
スリムでシンプルなデザインと、イエローゴールドのしっかりと主張してくれる絶妙なバランスが程よく、ストラップの黒革とのコントラストが引き立っています。
少しレトロな雰囲気も感じられて、雰囲気のある時計です。若い方ももちろん、50代〜の大人の男性に渋く着用していただきたい時計かなと思いました!
グランドセイコー公式サイト(https://www.grand-seiko.com/jp-ja/)より グランドセイコー ヘリテージコレクション SLGW004
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グランドセイコー ヘリテージコレクション SLGW005
ヘリテージコレクション「SLGW005」は、オリジナルの「45GS」と同じステンレス素材です。
黒色のストラップとステンレスケースは、ベーシックではずれのない組み合わせで、どんなシチュエーションにも合わせやすく、優等生なデザインだと思います!クロコダイルのストラップによって地味になりすぎずに全体をまとめています。
「SLGW004」と同様に若干のサイズアップはありますが、文字盤の刻印などのデザインはオリジナルとほぼ同じなので、外観上の大きな違いはあまり無さそうです!
グランドセイコー公式サイト(https://www.grand-seiko.com/jp-ja/)より グランドセイコー ヘリテージコレクション SLGW005
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グランドセイコー ヘリテージコレクション マスターショップ限定 SBGX355
風に吹かれる雪面を連想される白い文字盤”雪白”は、諏訪地方から望む美しい北アルプスに降り積もる新雪からイメージされています。
真っ白な文字盤にブルースチールの秒針の青さが際立つ人気の雪白の新モデル、「SBGX355」も例にもれず、グランドセイコーが誇るブライトチタンが採用された軽さと美しさが両立された1本です。
スプリングドライブSBGA211との違いは?
スプリングドライブモデルの「SBGA211」との違いは
- クォーツモデルとして登場
- 37mmのコンパクトサイズに変更
「SBGA211」がケースサイズ41mmであるのに対し、37mmにサイズダウン。細腕の男性の方にはもちろん、女性にもチャレンジしやすいサイズ感です。
クォーツなので難しい操作が不要な点も、時計初心者の方やプレゼントとしても選びやすいポイントではないでしょうか。↓「SBGA211」と合わせてペアウォッチとしてもオススメです!
↑41mmケースのスプリングドライブモデル「ヘリテージコレクション SBGA211」
純白の文字盤とブライトチタンのデザインは、性別・世代を問わずどんなシーンでもマッチしてくれそうな万能さを感じます。試行錯誤され、こだわりの詰まった文字盤ならではの綺麗さです。
厚みは10.6mmと今回の新作の中でも比較的スリムで、スーツや長袖アウターなどの袖口を邪魔しにくいのはもちろん、夏のカジュアルな装いにも問題なくマッチして爽やかさを添えてくれます!
女性が着けると白文字盤とブルースチールの秒針が爽やかさと可愛らしさも感じさせ、また違った魅力がありそうです。
37mmというサイズ感や配色も相まって、メンズライクな雰囲気で着用したい、個人的にも好きなモデルです。ぜひ女性にも試していただきたい1本です!
グランドセイコー ヘリテージコレクション SBGX355 9F62-0AR0
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グランドセイコー ヘリテージコレクション 「氷瀑」マスターショップ限定 SBGH347
グランドセイコーの機械式モデルの製造元「グランドセイコースタジオ 雫石」から望む岩手山で厳冬期に見られる”氷瀑”をイメージ。
このモデルもハイビート36000が搭載され、ケース素材は厳美渓と同じく耐食性に優れたエバーブリリアントスチールが使用されています。
末永く使えて高精度!グランドセイコーの技術が詰まった時計です。
SBGH347の特徴は
- ハイビート36000搭載、エバーブリリアントスチール仕様
- SLGH021よりもコンパクトな37mmのケースサイズ
「SBGH347」はスペックはもちろん、何より目を惹くのは綺麗なブルーの文字盤ですよね♪
モチーフとなっている”氷瀑”は、滝から流れる水が氷点下でゆっくりと時間をかけて凍りついていく自然現象。
その幻想的な光景を、ダイナミックさと繊細さが共存したパターンと独特の青白いカラーで表現したタイムピースとなっています。37mmのケースの中に納まるひんやりとした色味と質感が、他にない存在感を放ちます。
文字盤のカラーには度々グランドセイコーのこだわりが感じられますが、こちらも同様に絶妙な色味となっています。サイズも比較的コンパクトなので、職場などによってはぜひ日常使いをおすすめしたいモデルです!
グランドセイコー ヘリテージコレクション SBGH347
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グランドセイコー ヘリテージコレクション「桜隠し」マスターショップ限定 SBGH341
ヘリテージコレクションから日本特有の季節の移ろいをダイヤルに宿したモデル「SBGH341」。
こちらは桜の花を雪が覆い隠す”桜隠し”をイメージしてダイヤルを制作されたモデルです。
「SBGH341」の特徴は
- 「62GS」をインスパイア、桜の花を雪が覆い隠す情景を表現
- ハイビート36000搭載の自動巻きとして登場
日本の春夏秋冬の移ろいをダイヤルで表現したコレクション、「62GS」をインスパイアしたこのモデルは、今回新たに春の訪れを表現するデザインとともに登場しました。
ムーブメントには高精度ハイビート36000が搭載。ケース素材はブライトチタンが使用されています。
既存の62GSの中でも自動巻きモデルはありますが、62GSで春を表現した既存モデルSBGA443はスプリングドライブモデルのみの展開だったので、満を持しての登場ですね。
同コレクションの既存モデル「SBGA443」”花筏”も似たピンクカラーの文字盤ですが、比較するとよりシンプルで儚淡い桜色と言った印象です。
まさに雪が桜に覆い被さり透けたような発色で、ダイヤルデザインもよりシンプルにそぎ落とされ洗練されています。
38mmのケースは女性や比較的細腕の男性が着けても素敵ですが、人によっては大きいと感じ始めるサイズ感です。
ほのかに血色感を与えてくれる色味で、普段モノトーンや寒色を手に取る方にも身に着けやすい1本ではないでしょうか。厚みも12.9mmと、今回紹介する2024年新作モデルの中では真ん中くらいのサイズ感でしょうか。実際に腕に乗せた時のサイズ感は要チェックですが、この綺麗な文字盤なら多少大きくても、、と思ってしまいます。
優しい色味と繊細な文字盤のデザインは好印象間違いなしです!
ピンクはレディースっぽいかな、、、と思いがちな方にこそぜひ試していただきたいです。
グランドセイコー ヘリテージコレクション 「桜隠し」 SBGH341 9S85-02D0
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グランドセイコー ヘリテージコレクション「清明」マスターショップ限定 SBGH343
続いてもヘリテージコレクションから日本特有の季節の移ろいをダイヤルに宿したモデル「SBGH343」。
「SBGH343」の特徴は
- 「62GS」の新モデルとして、春に芽吹く桜の若葉を表現
- ハイビート36000搭載の自動巻きとして登場
こちらの「SBGH343」は、”清明”の頃に芽吹く、薄桃色の桜の花びらの合間で陽の光を透かして光る若葉の瑞々しさを表現したモデル。
ライトグリーンの文字盤がとにかく綺麗なこちらのモデルですが、2024年新作の中では先ほどご紹介した「SLGH021」”厳美渓”と並ぶグリーン系の色味となっています。
グリーン系とはいえ、こちらの方が黄緑に近い色味で、より可愛らしい印象があるかなーと思います♪とはいえデザインはシンプルに洗練されているので、意外にも使いやすそうな時計です。
「SBGH341」の”桜隠し”と同様にムーブメントには高精度ハイビート36000が搭載。
素材も同じくブライトチタンが使用され、軽さ、使いやすさも考慮されています。
またこちらもケースサイズは38mmですが、ラグからラグまでの大きさを考慮すると、実際に試着してサイズ感を確認してみたいモデルです。
「SBGH341」”桜隠し”と並ぶと何ともいえないかわいらしさで癒されますね。
ペアで付けるのも良さそうです!!
実際に着用してみると、意外に桜隠しよりも可愛らしさが強く感じられる1本だと感じました。
個人的には春服や軽やかな白、アイボリー系の装いに合わせたい時計です!
グランドセイコー ヘリテージコレクション 「清明」 SBGH343 9S85-02D0
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グランドセイコー ヘリテージコレクション メカニカルハイビート36000 銀座限定530本 SBGH317
世界的に知名度が高い、日本を代表する商業地の”銀座”エリア限定モデル「SBGH317」。
薄紫色のダイヤルに、”銀座グリッドパターン”がデザインされた特別な仕様となっております。
- 3作目となる銀座グリッドパターンを採用
- 数量530本、銀座の6店舗のみの取扱い限定モデル
3作目となるグランドセイコーが本拠地を構える『銀座』限定モデルです。
前作、前々作とはまたデザインの異なる”銀座グリッドパターン”と呼ばれる文字盤には、人通りもまばらで静まり返った夜明けの銀座が表現されています。
例年話題となるこちらのコレクションは今回も数量限定の530本!
銀座の6店舗のみでの販売となっていることもあり、希少性の高い時計です。綺麗な青みある薄紫色は、銀座特有のおしゃれな雰囲気を醸し出しています。
今作は例年のコレクションに比べ、文字盤がより立体的なデザインとなっているそうです。
ケースは40mm、厚みも12.9mmあるので、やや大きめのサイズ感です。
見た目の美しさはもちろん、ムーブメントには自動巻キャリバー9S85を搭載、ケース素材もステンレスということで実用性も兼ね備えています!
グランドセイコー ヘリテージコレクション 銀座限定 SBGH317 9S85-01H0
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グランドセイコー ヘリテージコレクション 「岩手山」マスターショップ限定 SBGW306
「SBGW306」”岩手山”は、44GSデザインを継いだ新作として登場しました。
グランドセイコーのメカニカルウオッチの製造を担う「グランドセイコースタジオ 雫石」から望む、雄大な岩手山の山肌を繊細な型打ちにて再現した”岩手山パターン”。
岩手山パターンと冬の白をイメージした色味により、岩手山の雪景色がダイヤルに表現されています。
SBGW306の特徴は
- 36.5mmのケース径、ケース素材に18Kピンクゴールドを採用
- 44GSデザインを継いだ構造と岩手山の雪景色を表現したダイヤル
44GSのデザインを継ぎ、立体的なインデックスと時分針には多面カットを施し、より美しく視認性を保つデザインはそのままに、素材には18Kのピンクゴールドが使用されています!
グランドセイコー公式サイト(https://www.grand-seiko.com/jp-ja/)より
今回の2024年新作の中では18Kを使用したケース、文字盤の色味といったデザイン、手巻きという点でも「SLGW002」と全体的に似ています。
スリムさ、パワーリザーブという点など比較すると、スペック的に少し「SLGW002」が上回っている印象はありますが、文字盤や全体的な印象を含めどちらも比較できない良さがありますね!
何より「SLGW002(税込み参考定価6,050,000円)」とこちらの「SBGW306(税込み参考定価2,915,000円)」のお値段の差(SBGW306の倍!!)には驚きました、、!
手に入る入らないは別として、選べるなら個人的には定価が約半分のお値段のこちらのモデルで十分すぎるくらいだな~といった印象です。
そして「SLGW002」の紹介の際にもピンクゴールドの肌馴染みの良さについては触れていますが、一緒に着用するアクセサリー類の色味にも万能に馴染んでくれるところもおススメポイントです!
結婚指輪やそれ以外のジュエリー、アクセサリーとの組み合わせに迷った際には、ぜひピンクゴールドの時計を試してみていただきたいです。
グランドセイコー公式サイト(https://www.grand-seiko.com/jp-ja/)より グランドセイコー ヘリテージコレクション 「岩手山」 SBGW306
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グランドセイコー マスターピースコレクション 「薄明」Kodo コンスタンフォース・トゥールビヨン ブティック限定 SLGT005
こちらのKodoコンスタントフォース・トゥールビヨン”薄明”は、なんと世界限定20本。
日本での発売はわずか7本の希少モデルです!!
そして定価¥49,500,000- (税込)と衝撃のお値段です。
こちらの「SLGT005」の特徴は
- 機械式複雑時計コレクション、”Kodo”の2作目として登場
- コンスタントフォース×トゥールビヨンのキャリバー9ST1搭載
- ケース素材にプラチナ950とブリリアントハードチタンの異素材の組み合わせを採用
2022年にグランセイコーから初の機械式複雑時計として登場した、心臓の鼓動を意味する”Kodo”ですが、今作はその2作目です。
このシリーズの最大の特徴はその搭載された”キャリバー9ST1”にあります!
2022年にはこちらを搭載した1作目となるSLGT003が、卓越した高精度として「クロノメトリー」賞を受賞しています。
ちなみに私にはこのキャリバー9ST1の何がどう凄いのか、まったく分からなかったので教えてもらったところ、『コンスタントフォースとトゥールビヨンを同軸に一体化したところが凄い!』です。
トゥールビヨン→回転によって精度誤差を取り消す装置
コンスタントフォース→ゼンマイの巻き上げ量に関わらず、エネルギーを均一に供給する装置
特にコンスタントフォースは、それ自体が高価ということで、本来無くても時計の機能としては問題ないので、搭載していない機械式時計が多いそうです。
コスト度外視での精度へのこだわりが感じられます!
グランドセイコー渾身の時計であり、その技術や搭載されている機械のレベルを考えれば衝撃価格にも納得できるかもしれませんね、、!
グランドセイコー公式サイト(https://www.grand-seiko.com/jp-ja/)より
Kodoコンスタントフォース・トゥールビヨンシリーズはその機能はもちろん、こだわりぬかれた外装も注目ポイントです!
前作に続いてケース素材にはプラチナ950素材、ストラップには”姫路 黒桟革”が使用されています。
前作が艶やかな黒のストラップであったのに対して、今作は天然革に白漆が塗り重ねられ、経年と共にその白さを増していくそうです。
その腕時計は、独創的な機構が生み出す音色と表情から、心臓の鼓動を意味する「Kodo」と名付けられ、
コンスタントフォースの1秒に1回動く音が、規則正しいリズムで目にも耳にも心地よい鼓動となって伝わってきます。
公式サイトに記載されているとおり、カチッカチッという、クリック音のようなムーブメントの動作音も印象的です♪
↑Grand Seiko Japan【公式】チャンネルより
とっても贅沢な仕様となっているこちらのモデルですが、個性的なデザインながらもさすがの上品さだなーと感じました!
グランドセイコー公式サイト(https://www.grand-seiko.com/jp-ja/)より グランドセイコー マスターピース Kodo コンスタントフォース・トゥールビヨン SLGT005
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2024年グランドセイコー新作時計 まとめ
『グランドセイコー 2024年 新作モデル』いかがでしたでしょうか?
いろいろとご紹介してきましたが、グランドセイコーの時計って、どれもシャープなフォルムで見た目が似ていますよね!
それは、”グランドセイコースタイル”という、日本人の感性に強く響くセイコー独自の美しいデザイン文法に則って全てのグランドセイコーの時計がデザインされているためです。
貴方の心にも響いているはずです♪
そして、統一感のある外見デザインですが、当然ながらどのモデルも優れた個性を持った時計です。
最新の技術やデザインが駆使された新作モデルからさらに注目していただければと思います。
人気ブランドの2024年新作時計が多数入荷しております!
新品よりもお求めやすい未使用品を多数販売しております!
「未使用品」は新品と同じ状態なのに、どれも販売価格は新品よりもお求めやすい価格となっております。
2024年の新作モデルはもちろん、過去のレアモデルまで『グランドセイコー』の時計を多数取り揃えておりますので、是非ご確認ください。
さらに、『グランドセイコー』について、今回ご紹介した新作モデル以外も詳しく知りたい方は、下記の特集ページも是非ご覧ください。
▶特集ページ:グランドセイコーのおすすめ人気モデル
それではまた別の記事でお会いしましょう!
今後も是非よろしくお願いいたします♪
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