ゼニス ZENITH
1865年、ゼニス創設者のジョルジュ・ファーヴル=ジャコ氏はスイスのジュラ山脈山中で星空を眺め、天空の最高点(ゼニス)という名前を自らのムーブメントに付けることとなりました。ゼニスは自社製のムーヴメントの品質に定評があり、数々の賞を受賞してきました。中でも、1969年に発表された自動巻きクロノグラフムーブメント「エル・プリメロ」は、他社のモデルにも供給されるほど確かな精度を誇り、ブランドの名を広く知らしめました。一時クォーツ・ショックにより機械式時計製造からの撤退を余儀なくされましたが、後に「エル・プリメロ」と共に復活します。現在でも「エル・プリメロ」「エリート」といったムーブメントを用い、確かな歴史と品質に裏付けられた時計を世に送り出しつつ出ています。その他の代表的なモデルとして視認性・耐久性・操作性に優れた「パイロット」などがあります。
直径41mmのチタン製ケースには、シリコン製のアンクルとガンギ車を装備した50時間パワーリザーブの「エリート670SK」を搭載。
シースルーバックからは、ゼニスのブランドロゴでもあるスターを象ったローターを装備し、地板やローターにオープンワークが施された美しいムーブメントがご覧になれます。
また、デファイならではの力強いフォルムのケースから流れるように一体化したブレスレットも美しい仕上がりです。
防水性能も10気圧確保してありますので日常使いにも安心です。
こちらは2021年1月に当店で販売した並行品。
当店にてオーバーホールと外装仕上げを行いました。
ケースは現行のゼニスに比べると薄く作られ、ダイヤルデザインに合ったもの。もちろん自慢のエル・プリメロを見せるためのシースルーバック仕様になっています。
当店にてオーバーホール済み。
ストラップはカシス製のアリゲーターストラップと交換いたしました。
尾錠はメッキです。
エルプリメロの持つ36000振動を最大限に活かした1/100秒クロノグラフモデルとなり、センターに設けられたクロノ秒針は一秒で一回転します。3時位置には30分積算計、6時位置には60秒カウンター、そして9時位置はスモールセコンドの配置となります。さらに12時位置にはクロノグラフのパワーリザーブインジケーターを設けています。実生活では必要な場面はほとんどないオーバースペックなクロノグラフですが、是非一度1/100秒計の回転速度をご覧ください。
ケースにはブラックセラミックを採用し、文字盤もスケルトン仕様とすることでケースバックのみならず文字盤側からも機械の動きをお楽しみ頂けます。
ダイアルには1969年に使用されたアイコニックなスリーカラーを採用し、ベゼルには現代的で耐久性に優れたブラックセラミックを合わせます。
シースルーバックから覗くムーブメントにはゼニスが誇る10振動ムーブメントのエル・プリメロを搭載し、1/10秒単位の高精度な計測が可能。
ブルーのコラムホイールとゼニススターがオープンワークされたローターを採用した新世代エル・プリメロはパワーリザーブも60時間まで延長されています。
こちらは2021年12月に販売された正規品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
内箱の一部に欠損があります。
現在まで続く自動巻きクロノグラフの名機「エル・プリメロ」の歴史を表した一本といえます。
ケースはシースルーバックになっていますので、機械式クロノグラフの動きを前からでも後ろからでもご覧になれます。
2018年4月に販売された正規品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
キャプテンシリ−ズの流れを汲むシャープなデザインと、一段と大きくなったオープン部分を手に入れました。
ゼニスの象徴のスターがクロノ針にデザインされているのが面白いですね。
今までよりもシックな印象になり、ビジネスシーンでよく映える一本ではないでしょうか。
こちらはギャランティーに日付の記載はありませんが、2016年に当店で販売した並行輸入品。
当店にてオーバーホールと外装の仕上げを行いました。
名機エル・プリメロを手巻きにしたキャリバーを搭載しています。
ケースはシースルーバックになっていますので、自慢のムーブメントを鑑賞することが可能です。
2008年5月の販売品。
当店にてオーバーホール済み。
当時A386は38mmのステンレス製のケースにエル・プリメロMvを搭載しており、忠実にケースサイズも再現しております。キャリバーはEl Primero 3600 Automaticを搭載しており、1/10秒の時刻まで計測することが出来ます。
今回ご紹介するのは、非常にラグジュアリーなローズゴールドケースを採用し、パワーリザーブは60時間を誇り現代風にアレンジされております。時計本体裏はスケルトンになっており美しいムーブメントを見ることができます。
文字盤はアイコニックな3色文字盤を採用。一目でゼニスと判る唯一無二のデザインが魅力の一つでしょう。
クォーツショックがスイスの時計産業を襲った1970年初頭、ゼニスはアメリカ資本の傘下となった際にエルプリメロの生産終了と金型の破棄を決定しました。
これに反発し、密かに金型や専用工具や図面を工場の屋根裏に隠し、アメリカ資本が去った後にエル・プリメロ再生産への道を開いたのが、時計技師のシャルル・ベルモ氏です。
こちらはその偉業をトリビュートした限定モデルで、トリプルカレンダー&ムーンフェイズの世界限定1975本モデルです。
2017年10月に販売された正規品。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
元は革ベルトモデルですが、前オーナー様が純正ブレスレットに付け替えているため、保証書に記載の型番と異なります。
ムーブメントは、ユニバーサルジュネーブ社のCal.285をベースとしたCal.146HPを搭載しています。
こちらは1987年5月の販売品。当店にてオーバーホールを行いました。
1997年に販売され、現在でも根強い人気を誇る「レインボーフライバック」の血統を受け継ぐモデルとなり、両者に共通のカラフルなインダイアルは単にデザインというだけではなく、視認性にも貢献しています。
こちらは2015年6月に販売された並行輸入品。
当店にてオーバーホールと外装の仕上げを行いました。
歴史と伝統あふれるゼニスの理念「THE FUTURE OF TRADITION」をテーマに斬新なスタイルで覆したのがデファイ(反抗・立ち向かうの意味)コレクションです。
八角形のケースを使用し、ブルートーンのサンバースト仕上げを施した文字盤には、ゼニスの象徴である星をあしらっています。
1/10秒精度を誇る初のインジケーターを備えた高振動の自動巻きムーブメントのエルプリメロ3620を搭載。
また、クイックストラップチェンジ機構により、ステンレススチール製ブレスレットと付属のストラップを簡単に交換することができます。
ギャランティーには2022年10月と記載のある販売品。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
ムーブメントにはツインバレル式を採用し、100時間ものロングパワーリザーブを誇るキャリバー6150を搭載。
アワーインデックスは文字盤に直接彫り込みを入れてその上にロジウムプレート加工を施す手法が取られており、シンプルでありながらとても美しい仕上がりです。
2023年12月の販売品。
メーカーでのメンテナンスと当店にて外装の仕上げを行いました。
こちらはチタン製ケースのベゼル部分にバゲットダイヤ、ケース部分にもラウンドカットダイヤモンドをセッティングしたモデル。
実生活では必要な場面はほとんどないオーバースペックなクロノグラフですが、1/100秒計の回転速度とVVSクラス以上のダイヤモンドの美しさを是非一度ご覧下さい。
2022年6月に販売された正規品。
当店にてメンテナンスと外装仕上げを行いました。
ムーブメントにはツインバレル式を採用し、100時間ものロングパワーリザーブを誇るキャリバー6150を搭載。
アワーインデックスは文字盤に直接彫り込みを入れてその上にロジウムプレート加工を施す手法が取られており、シンプルでありながらとても美しい仕上がりです。
ムーブメントは、ユニバーサルジュネーブ社のCal.285をベースとしたCal.146HPを搭載しています。
こちらは1987年5月の販売品。
当店にてオーバーホールを行いました。
ストラップはカシス製のアリゲーターストラップと交換いたしました。
スッキリとクラシカルな雰囲気は、現行品とはまた一味違う魅力があります。
当店にてメンテナンス済み。
クラシックなデザインは普段使いにもピッタリです。
ケースはシースルーバックになっておりますので、ムーブメントを鑑賞できるのもうれしいですね。
ギャランティーには2001年12月と記載のある品。
当店にてメンテナンス済み。
エル・プリメロの持つ36000振動を最大限に活かした1/100秒クロノグラフモデルとなり、センターに設けられた秒針は一秒で一回転します。3時位置には30分積算計、6時位置には60秒カウンター、そして9時位置はスモールセコンドの配置となります。さらに12時位置にはクロノグラフのパワーリザーブインジケーターを設けています。
実生活では必要な場面はほとんどないオーバースペックなクロノグラフですが、是非一度1/100秒計の回転速度をご覧ください。
こちらはスケルトン仕様ですので、ケースバックのみならず文字盤側からも機械の動きをお楽しみ頂けます。
2023年に当店で販売した並行輸入品。
当店にてメンテナンスと外装の洗浄済みです。
デファイ ダイバー A3648は、1969年に発表されたモデルで、大胆なデザインをさらに進化させ、歴史的にも印象的な色使いをしたコレクションとなりました。
今回の復刻版では、ブレスレットに、サテン仕上げとポリッシュ仕上げの両方を備えた5連リンクブレスレットを採用。
最大の特徴といえるのが、これまでのデファイモデルと同様、クラスプに至るまでブレスレット全体がゲイ・フレアー社製のオリジナルデザインを完璧に再現されております。
ムーブメントは50時間パワーリザーブを誇るキャリバー670を搭載します。
印象的な発色の良いベゼルと文字盤が斬新なデザインとよりマッチしたモデルに仕上がっておリます。
八角形のケースを使用し、ブラックトーンのサンバースト仕上げを施した文字盤にはゼニスの象徴である4つの点を結んだ星を復刻させてあしらっています。
1/10秒精度を誇る初のインジケーターを備えた高振動の自動巻きクロノグラフムーブメントキャリバー(エルプリメロ3620)を搭載。また、クイックストラップチェンジ機構により、ステンレススチール製ブレスレットと付属のストラップを簡単に交換することができます。
八角形の42mmケースとファセットカットのベゼルが特徴のモデル。
サンバーストパターンのブルー文字盤に、ゼニスの象徴である4つの点を結んだ星があしらわれています。1/10秒精度を誇る初のインジケーターを備えた高振動エル・プリメロ 3600自動巻クロノグラフムーブメントを搭載。
こちらは2024年10月に販売された正規品。
メーカーでのメンテナンスと当店にて簡易仕上げを行いました。
ムーブメントにはツインバレル式を採用し、100時間ものロングパワーリザーブを誇るキャリバー6150を搭載。
アワーインデックスは文字盤に直接彫り込みを入れてその上にロジウムプレート加工を施す手法が取られており、シンプルでありながらとても美しい仕上がりです。
2023年12月の販売品。
メーカーでのメンテナンスと当店にて外装の仕上げを行いました。
直径39mm×厚さ9.45mmのウルトラスリムケースにはパワーリザーブ50時間、自社製自動巻きキャリバー679を搭載します。
アワーインデックスと針にはロジウムプレート加工が施され、シンプルでありながらとても美しい仕上がりです。
2022年7月に販売された正規品。
メーカーでのメンテナンスと当店にて外装の仕上げを行いました。
ストラップはバンビ製のクロコストラップと交換いたしました。
直径41mmのブラック・セラミック製ケースには新たにゼニスのブランドロゴのスターを象ったローターを装備した約50時間パワーリザーブの「エリート670SK」を搭載。
オープンワークの文字盤側とシースルーバックからはそのムーブメントの動きがご覧になれます。
また、デファイならではの力強いフォルムのケースから流れるように一体化したラバーストラップはスポーティな印象で着け心地も良好です。
ギャランティーには販売日が未記入ですが、2019年11月に当店にて販売した並行輸入品。
当店にてメンテンナンスと外装の洗浄を行いました。
歴史と伝統あふれるゼニスの理念を、自ら「THE FUTURE OF TRADITION」をテーマに、斬新なスタイルで覆したのがデファイ(反抗・立ち向かうの意味)コレクション【デファイ スカイライン スケルトン】2023年発売のモデルです。
八角形のケースを使用し、全面スケルトン文字盤にはゼニスの象徴である4つの点を結んだ星を復刻させてあしらっています。
1/10秒の精度を誇る高振動の自動巻きムーブメントキャリバー(エルプリメロ3620 SK)を搭載。また、クイックストラップチェンジ機構により、ステンレススチール製ブレスレットと付属のストラップを簡単に交換することができます。
歴史と伝統あふれるゼニスの理念「THE FUTURE OF TRADITION」をテーマに斬新なスタイルで覆したのがデファイ(反抗・立ち向かうの意味)コレクションです。
八角形のケースを使用し、ブルートーンのサンバースト仕上げを施した文字盤には、ゼニスの象徴である星をあしらっています。
1/10秒精度を誇る初のインジケーターを備えた高振動の自動巻きムーブメントのエルプリメロ3620を搭載。
また、クイックストラップチェンジ機構により、ステンレススチール製ブレスレットと付属のストラップを簡単に交換することができます。
2022年12月に販売された正規品。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
現在まで続く自動巻きクロノグラフの名機「エル・プリメロ」の歴史を表した一本といえます。
ケースはシースルーバックになっていますので、機械式クロノグラフの動きを前からでも後ろからでもご覧になれます。
2021年3月に当店で販売した並行輸入品。
当店にてオーバーホールと外装の仕上げを行いました。
文字盤、4時位置に傷があります。
エルプリメロの持つ36000振動を最大限に活かした1/100秒クロノグラフモデルとなり、センターに設けられたクロノ秒針は一秒で一回転します。
3時位置には30分積算計、6時位置には60秒カウンター、そして9時位置はスモールセコンドの配置となります。
さらに12時位置にはクロノグラフのパワーリザーブインジケーターを設けています。
実生活では必要な場面はほとんどないオーバースペックなクロノグラフですが、是非一度1/100秒計の回転速度をご覧ください。
こちらはスケルトン仕様ですのでケースバックのみならず文字盤側からも機械の動きをお楽しみ頂けます。
当時はまだこの世に名機「エルプリメロ」が誕生する前となり、オリジナルモデルのCP-2には手巻きキャリバーの「DP146」を搭載していましたが、世界限定1000本で復刻されたこちらの「ヘリテージ クロノメトロTIPO CP-2」には自動巻きのエルプリメロを搭載します。
「CP」とはイタリア語でcronometro de polsoの略で、英語ではwrist watchの意味となります。
こちらは2020年12月に販売された並行輸入品。
当店にてオーバーホールと外装の仕上げを行いました。
1969年発表の初代エルプリメロを現代の技術をフル活用してムーブメントの観賞のしやすさに特化したモデルを実現。
こちらはステンレスケースとローズゴールドベゼルのコンビモデルです。
インダイアルの枠にはオリジナルモデルの3色カウンターを使用していますが、その他の部分はスケルトン仕様となっております。
裏蓋はシースルーバックとなっておりますので、機械式クロノグラフの動きを前からでも後ろからでもお楽しみ頂けます。
2018年10月に販売された正規品。
当店にてオーバーホールと外装の仕上げを行いました。
ゼニスの歴史
- 1865年
- ジョルジュ・ファーヴル=ジャコがマニファクチュールのコンセプトの下、時計工場を設立
- 1899年
- クロノグラフ付きの懐中時計を発表
- 1900年
- ジョルジュ・ファーヴル=ジャコがパリ万国博覧会で金賞を受賞
- 1909年
- ゼニスの腕時計を装着したルイ・ブレリオが英仏海峡の横断飛行に成功
- 1910年
- 航空機等に搭載する計器類製造を開始
- 1911年
- 社名を"天頂"を意味する「ゼニス」に改める
- 1948年
- Cal.135を発表。クロノメーターを取得する高精度を誇り、235もの賞を受賞する
- 1960年
- Cal.5011Kを発表。精度記録を樹立。懐中時計・置時計・パイロットウォッチに搭載される
- 1969年
- 世界初の一体型自動巻きクロノグラフムーブメント、"エル・プリメロ"を製作。現時点でも量産型クロノグラフムーブメントとして最高の精度をもち、毎時36,000という高振動のテンプにより唯一1/10秒を計測可能。
- 1975年
- クォーツ・ショックによる経営難を受け、別会社に買収されたゼニスは、機械式時計製作からの撤退を決める。関係部品の破棄を命じられる中、時計職人のシャルル・ベルモはムーブメント製作に必要な設計図やパーツ、工具を隠した。
- 1978年
- スイスのDixiに買収され、スイス資本に戻る。
- 1984年
- 機械式時計の製造を再開する。シャルル・ベルモが隠匿していた部品により、エル・プリメロの製造が再開され、様々なメジャーブランドの時計に搭載されるようになる。
- 1988年
- エル・プリメロがロレックス・デイトナ向けに供給され始める
- 1994年
- 超薄型ムーブメント、"エリート"を発表。ゼニスで初めてCADによる設計をされたキャリバーは、その薄さと信頼性により業界紙の"Movement of The Year"に選出される。
- 2000年
- LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループに参入。
- 2003年
- 文字盤をくり抜いてエル・プリメロの脱進機をみせる、"オープン・コンセプト"を考案
- 2010年
- "エリート ウルトラシン"発表。名前の通り、7.6mmの薄型を実現した。
- 2012年
- "レッドブル・ストラトス"において、フェリックス・バウムガートナーが"エル・プリメロ ストラトス フライバック ストライキング10th クロノグラフ"を身に着け、成層圏からのスカイダイビングを成功させる。
- 2013年
- クロノグラフ機構を廃して3針モデルとした"エル・プリメロ エスパーダ"を発表
ゼニスについての豆知識
- ガンジーも愛用
インドの指導者、マハトマ・ガンジーが愛用していた懐中時計は、当時の首相から送られたゼニス。列車内で盗難にあってしまいますが、後にガンジーへ返却されました。
















































6時位置のデイトやダイヤルなどは、1950〜60年代の時計黄金期のデザインを念頭に開発されています。ケースはシースルーバックになっており、自慢の自社製キャリバーを鑑賞することが可能。
当店にてオーバーホールと外装の仕上げを行いました。