ジャガー・ルクルト Jaeger LeCoultre
スイスのル・サンティエに拠点を置く19世紀前半創業の高級時計マニュファクチュールです。反転式のケースが代表的な『レベルソ』と言えば、他メーカーにはないルクルトの顔として古くから親しまれるコレクションの一つです。ムーブメントに対して高い評価を得ていて、コントロールテストにも多くの時間を欠け、時計好きも納得する一本です。信頼性の高いムーブメントを作り続けることにより、他メーカーのベースムーブメントにもなっており、パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタン等スイスを代表する時計メーカーが使用するほどの信頼性です。常に新しいスタイルを作り続け、脚光を浴び続ける注目のメーカーの一つです。その他の代表的なモデルとしてラウンド型のフェイスに洗練されたディティールが施された「マスター」などがあります。
一つのムーブメントで両面の時計の針を動かすというレベルソ独自のスタイルです。
そのデザインには1920〜1930年代に流行した幾何学的な図形であるアールデコ様式の影響が見られます。
裏側のケースにはダイヤモンドがセッティングされていますので、ドレッシーな装いの際にも活躍してくれると思います。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げを行っています。
ストラップはバンビ社のクロコストラップと交換しています。
49.4×29.9mmのケースには、自社製手巻き式ムーブメントの853Aを搭載。
シルバーダイアル側の6時位置にポインターデイトとムーンフェイズを備え、ブルーダイアル側の6時位置ではナイト&デイの表示を行います。
2019年11月に販売された日本正規品。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げを行っています。
ストラップはカシス製アリゲーターストラップと交換いたしました。
こちらのレベルソクラシック・ミディアムスリムは、ユニセックスモデルとなっており、縦40.1mm×横24.4mmのケースには自社製クォーツ式ムーブメントの657を搭載します。
デザインには、1920〜1930年代に流行した幾何学的な図柄のアールデコ様式が取り入れられておりシンプルで飽きの来ない一本です。
これだけ複雑な機能を持ちながら、非常に上手くまとめられており、直感的に操作ができるのはさすがです。
こちらのブラックダイヤルモデルはケースがシースルーバックになっており、自慢の自社製ムーブメントを鑑賞することができます。
当店にてオーバーホール済み。
表側のクラシックなデザインに対して、裏側には上下にダイヤセッティングを施し、ダイアルにはシェル文字盤を採用した華やかなデザインにすることで、異なる2つの雰囲気をお楽しみ頂けます。
当店にてオーバーホールと外装の仕上げ済み。
ストラップはカシス製アリゲーターストラップと交換しています。
実力派のマニュファクチュールに相応しく、その技術力を誇示するモデルです。
こちらは黒文字盤のシースルーバックモデル。
この時代のルクルトは黒文字盤だけシースルーバックになっていることが多かったですね。
2003年6月に販売された並行輸入品。
当店にてオーバーホールを行っております。
モデル名は”恋人と会う” ”待ち合わせ” ”会う約束”を意味するフランス語から名付けられました。
こちらは6時位置にムーンフェイズを備えたモデルで、ステンレスケースをブリリアントカットダイヤモンドで取り巻いた華やかな一本。
『JL』を模ったピンクゴールド製ローターが美しい925A/1を搭載します。
モデル名は”恋人と会う” ”待ち合わせ” ”会う約束”を意味するフランス語から名付けられました。
こちらは6時位置にデイ(太陽)&ナイト(月)表示機能を備えたモデルで、ステンレスケースをブリリアントカットダイヤモンドで取り巻いた華やかな一本。
ジャガー・ルクルトらしく、自社製の自動巻きムーブメントを搭載しています。
レディースモデルからコンプリケーションまでの全てを開発・生産できる技術力を持つ、限られた時計メーカーです。
こちらの【マスターウルトラスリム スモールセコンド】は、スモールセコンドと長針、短針のバランスが絶妙なケース径39mm、厚さ8.1mmの薄型モデル。
裏蓋はシースルーバック仕様となっておりますので、自社製自動巻きキャリバー896/1の動きがお楽しみ頂けます。
反転するケースを巧に活かして、表と裏側で全く表情の異なるデザインにしてあります。
こちらの「レベルソ・クラシック・ラージ・デュオ・スモールセコンド」は縦47mm×横28.3mmのケースに手巻き式のCal.854A/2を搭載し、シルバーダイアル側の6時位置はスモールセコンド、ブラックダイアル側の6時位置は24時間計となっており、第2時間帯のAM/PMが瞬時に判断出来るようにになっています。
こちらの「マスターコントロール」は、あえて前作の40mmのケース径を39mmに縮小。
大きすぎず小さすぎない絶妙なバランスにより、スポーティーかつクラシカルな雰囲気を両立させました。
針には優雅なドルフィンハンドを採用し、文字盤にアクセントを与えています。
こちらは2017年3月に販売の日本正規品。
当店にてオーバーホールと外装の仕上げを行っております。
ストラップはバンビ社のクロコストラップと交換しています。
『時計はデザインより中身だ』というポリシーの方にはピッタリの一本だと思います。
ケースはシースルーバックになっていますので、自慢の自社製ムーブメントを眺められるのがうれしいですね。
当店でのオーバーホール済み。
ストラップはモレラート社のアリゲーターストラップと交換済みです。
こちらのレベルソ・トリビュート・カレンダーは、49.4mm×29.9mmのピンクゴールドケースに自社製手巻きムーブメントのキャリバー853を搭載。
ダイアルの表面ではムーンフェイズを備えたトリプルカレンダー、裏面では第2時間帯とデイ/ナイト表示を行います。
文字盤には1931年発表されたレベルソのデザインを採用しており、シンプルな植字インデックスとドーフィンハンドは、普遍的な美しさを現在に伝えてくれます。
2019年11月に販売された日本正規品。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げを行いました。
同じくルクルトのメモボックスと並んで、アラームウォッチを代表するモデルです。
他社のアラームウォッチではなかなか聞くことができない、高音の澄んだアラーム音をお楽しみ下さい。
当店にてオーバーホール済み。
ストラップと尾錠は社外品となります。
自動巻きであり、デイト表示とムーンフェイズを持ちながら、エレガントな薄型のケースに収めているのは、流石ルクルトです。
2023年4月に販売された並行輸入品で、内部確認のみ行っております。
保護シールが残っている状態なので、仕上げは行っておりません。
そのレベルソシリーズの反転するケースを利用したGMT時計が、この「レベルソデュオ」。
イエローゴールド製のこちらは、すでに廃盤となったモデルで、第二時間をピンで押して合わす仕様です。
当店でのオーバーホール済み。
普遍的なデザインなので、現在でもクラシックウォッチとしてお使いいただけると思います。
薄型の自動巻きムーブメント「Cal.891」を搭載。
マニファクチュールの代表格ルクルトらしいスモールセコンド付きの自社製ムーブメントです。
1994年2月に販売された並行輸入品で、当店でのオーバーホール済み。
ムーブメントは自社製のCal.900を搭載しています。
Cal.900はクイックチェンジ付なので実用性も十分です。
尾錠はメッキですが当時のオリジナルなのが嬉しいですよね。
当店でのオーバーホール済み。
ストラップはカシス製のカイマンストラップに交換済です。
水中で活動するダイバーの為にアラームを鳴らすことで酸素ボンベの残量がなくなることを知らせたダイバーウォッチです。
その伝説的モデルの誕生から50周年を記念して2018年に発表されたのがこのポラリスシリーズです。
こちらの【ポラリス デイト】はアラーム機能は付いていませんが、防水性能は20気圧を確保したインナーベゼル式のダイバーウォッチ。
ムーブメントこそ現代的な38時間パワーリザーブの899A/1を搭載。
文字盤や針のデザインはオリジナルモデルをモチーフとしており、シンプルかつ洗練された印象です。
2018年7月に販売された並行輸入品。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
その伝説的モデルの誕生から50周年を記念して2018年に発表されたのがこのポラリスシリーズです。
こちらの【ポラリス クロノグラフ】はムーブメンにピラーホイール式、65時間パワーリザーブの751を搭載。
オリジナルを思わせるデザインに現代的なテクノロジーを融合しています。
2022年3月に販売の正規品。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げ済みです。
マスター・コントロール・カレンダーの最大の改良点はポインター式デイトにあります。
これまでは14〜17日に掛けてポインターデイトの針がムーンフェイズの景観を損なうことがありましたが、今モデルでは15〜16日の間隔を大きく設け、15日が終わると共に瞬時に針をジャンプさせることでムーンフェイズに干渉することが無くなりました。
ムーブメントには70時間パワーリザーブの自社製自動巻きキャリバー866を搭載。
シースルーバックからは22Kローターにオープンワークが施された美しいムーブメントがご覧になれます。
水中で活動するダイバーの為にアラームを鳴らすことで酸素ボンベの残量がなくなることを知らせたダイバーウォッチです。
その伝説的モデルの誕生から50周年を記念して2018年に発表されたのがこのポラリスシリーズです。
【ポラリス クロノグラフ】は10気圧の防水性能を確保し、ムーブメントこそ現代的なピラーホイール式の65時間パワーリザーブの751Hを搭載しますが、文字盤や針のデザインはオリジナルモデルをモチーフとしており、シンプルかつ洗練された印象です。
表・裏を同じタイムゾーンにすることも可能ですので、TPOに合わせて二つのダイヤルの雰囲気を楽しめます。
ブラック側の6時位置にはサン・ムーン表示が付いており、セカンドタイムの午前と午後を容易に認識することが可能です。
当店にてメンテナンスと外装の仕上げ済みです。
ストラップはカシス製のアリゲーターストラップと交換済みです。
レディースモデルからコンプリケーションまでの全てを自社開発・生産できる技術力を持つ、限られたメーカーです。
こちらの【マスターウルトラスリム・デイト】は、厚さを7.8mmに抑えた39mm径の程よい大きさのケースに、自動巻ムーブメント899を納めたモデルで6時位置にはデイト表示機能を搭載します。
ケースはシースルーバックになっており、美しく仕上げられたムーブメントを鑑賞可能です。
2022年7月に当店が販売した並行輸入品。
メーカーにてオーバーホールを行い、当店にて外装仕上げを行ないました。
ストラップはカシス製のアリゲーターストラップと交換いたしました。
反転するケースを巧に活かして、表と裏側で全く表情の異なるデザインになっています。
34mm×21mmのケースには、自社製手巻きムーブメントのCal.844を搭載。
表側のクラシックなシルバーダイヤルに対して、裏側はブラック文字盤の上下にダイヤをセットした華やかな表情ですので、シーンに合わせて使い分けください。
こちらは2017年5月に販売された日本正規品。
当店でのメンテナンスと外装仕上げを行っております。
表ダイヤルには日付表示、 時・分表示、スモールセコンドが、 裏ダイヤルには第二時間帯表示、デイ&ナイト表示、24時間表示が与えられています。
2012年9月に販売の並行輸入品。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げ済みです。
ストラップはカシス製のアリゲーターストラップに交換しました。
世界主要都市が記入されたディスクを作動させることにより、6時位置のもう一つの時計が瞬時にローカルタイムを表示するシステムと、10気圧防水のコンプレッサーケースを組み合わせています。
2010年12月に販売された並行輸入品。
当店でのオーバーホールを行い、ストラップはカシス製のアリゲーターストラップと交換いたしました。
普遍的なデザインなので、現在でもクラシックウォッチとしてお使いいただけると思います。
薄型の手巻きムーブメント「Cal.818/4」を搭載。
マニファクチュールの代表格ルクルトらしいスモールセコンド付きの自社製ムーブメントです。
当店でのオーバーホール済み。
1995年2月に販売された並行輸入品です。
ストラップはカシス製のアリゲーターストラップに交換致しました。
ムーブメントにはクロノグラフ作動時に針飛びの少ない垂直クラッチを採用した、Cal.751A/1を搭載しています。
文字盤の外周にはクロノグラフモデルらしく控えめではありますが、タキメータースケールがプリントされています。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げを行なっています。
そのデザインには1920〜1930年代に流行ったアールデコ様式が取り入られています。
端正なアラビアインデックスとブルースチール針がとても美しいモデルです。
1998年10月に販売された並行輸入品。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げを行い、ストラップはカシス製のアリゲーターストラップと交換いたしました。
ジャガー・ルクルトの歴史
- 1833年
- アントワーヌ・ルクルトがサンティエに工房を開く。
- 1844年
- ミリオネメーター発明。
- 1847年
- 巻上げと時計のセッティングに鍵を必要としないシステムを開発する。
- 1866年
- ジュウ渓谷に初の本格的なマニュファクチュール、LeCoultre & Cie を創設。
- 1870年
- キャリバーの生産工程の一部に初めて機械化を導入。
- 1880年
- デュオメトル ライン製造。
- 1900年
- 350種類以上のキャリバーが製造。
- 1903年
- エドモンド・ジャガーが、スイスの複数の時計職人に対し、自らが発明した超薄型キャリバーを開発・製造してほしいと注文をする。
- 1907年
- ルクルト製キャリバー145を搭載した世界で最も薄い懐中時計を製作する。
- 1929年
- 世界最小の機械式ムーブメント、キャリバー101が発表される。
- 1932年から1985年頃まで
- 北米ではルクルトの名で腕時計が販売され、その後、世界的にジャガー・ルクルトの名に統一された。
- 1937年
- ジャガー・ルクルトブランドが正式に誕生する。
- 1950年
- ジャガー・ルクルトは、「記憶の声」を意味するメモボックスを発表する。
- 1953年
- 英国女王エリザベス2世が自身の戴冠式でジャガー・ルクルト製キャリバー101を着用した。
- 1956年
- ジャガー・ルクルト製キャリバー815を搭載したメモボックスが発表され、これは世界初のアラーム付き自動巻腕時計となる。
- 1958年
- ジャガー・ルクルトは国際地球観測年を称え、耐磁、耐衝撃、防水に優れた腕時計、ジオフィジック・クロノメーターを発表。
- 1959年
- ダイバーに浮上を知らせるための特別なアラームを搭載したメモボックス・ディープシーが発表。
- 1965年
- 水中での音の伝達を最適化するためにトリプルケースバック(特許取得済み)を備えたメモボックス・ポラリスが発表。
- 2004年
- ジャガー・ルクルトとアストンマーティンは、モータースポーツへのオマージュを表現したデザインのAMVOXラインを共同で製作した。





















































『時計はデザインより中身だ』というポリシーの方にはピッタリの一本だと思います。
ケースはシースルーバックになっていますので、自慢の自社製ムーブメントを眺められるのがうれしいですね。
2005年5月に販売された並行輸入品で、当店でのオーバーホールと外装の仕上げを行っています。