IWC ポートフィノ PORTOFINO
IWC ポートフィノとは、イタリアの高級リゾート地からネーミングされた“地中海の優雅なライフスタイル”がテーマのドレスウォッチコレクションです。
1939年に初代が誕生したフラッグシップコレクションの「ポルトギーゼ」を、よりシンプルでカジュアルなスタイルにアレンジして1984年からスタートしました。
丸みを帯びた優美なフォルムのケースは、落ち着いたレザーストラップやメッシュ状のスポーティーなミラネーゼブレスレットが組み合わされ、シャープなバーインデックスと先が細いリーフ針がセットされた文字盤も、スタイリッシュかつクラシカルな風格を演出しています。
自動巻き式だけでなく手巻き式もラインナップし、ムーンフェイズ・パワーリザーブインジケーター・8デイズモデルなど機能的にも優れた時計を幅広く展開し、さまざまなシーンで活躍する上品なタイムピースとして人気を集めています。
IWC ポートフィノの魅力
時を超える地中海の気品
1984年に誕生した初代「ポートフィノ Ref.5251」は、IWCのエレガンスを象徴するドレスウォッチです。1950年代の懐中時計用手巻きキャリバー9521を腕時計に転用したことで、当時の腕時計としては大きめな46mmのケースサイズを採用。文字盤の3時位置にムーンフェイズ、9時位置にスモールセコンドを配し、クラシカルなラウンドフォルムとローマ数字インデックスが気品ある印象を放ちます。地中海に面したイタリア北部の高級リゾート地「ポルトフィーノ」の名にふさわしく、穏やかで洗練された美しさを宿すこのモデルは、IWCを代表する「ポートフィノ」コレクションの原点として今も愛されています。
優しく寄り添う、地中海の時
航海用マリンクロノメーターを原点に1939年に誕生した、大型ケースの機能美あふれるIWC最上位ドレスウォッチコレクション「ポルトギーゼ」とは異なり、「ポートフィノ」はIWCの中でエレガンスと静けさを体現するコレクションです。ポルトギーゼが様々なシーンにマッチするクラシカルな表情と実用性を追求しているのに対し、ポートフィノはシンプルかつ端正なフォルムで、優雅な時間をともにする上質なタイムピースに仕上げられています。地中海の穏やかなリゾート地の名を冠したその佇まいは、華美な装飾を避け、スッキリとした文字盤デザインやリーフ針により、控えめながら確かな存在感を漂わせるデザインが特徴です。
多彩に刻む優雅な時間
初代モデルに由来する手巻きモデルを中心に展開されてきた「ポートフィノ」。中でも2011年に登場した「ポートフィノ・ハンドワインド・エイトデイズ」は、45mmケースに自社製の手巻きキャリバー59210を搭載し、8日間（192時間）もの驚異的なロングパワーリザーブを実現し、IWCの卓越した技術力を示しました。さらに、ムーンフェイズやパワーリザーブインジケーター、ビッグデイトを搭載したモデルなど、優雅さと機能性を兼ね備えたコレクションへ進化。2003年からは自動巻きの「ポートフィノ・オートマティック」も登場。クラシックな魅力とモダンな使いやすさを両立する人気ドレスウォッチとして支持されています。
地中海を駆る洗練のクロノ
IWCが1988年に発表した「ポートフィノ・クロノグラフ」は、シリーズ特有の端正なフォルムを踏襲しつつ、縦に配置されたインダイヤルによるスポーティーな印象を添えた、幅広い世代に人気のクロノグラフです。最大の特徴は独特な形状の大きなプッシュボタンで、ダイヤルもクラシックカーのコックピットを思わせるレトロかつ機能的なデザインが採用されています。2021年にはよりコンパクトな39mmケースを初採用した「ポートフィノ・クロノグラフ 39」が登場。それまでのカーフレザーやアリゲーターのストラップ仕様に加え、2024年にはステンレス製のブレスレット仕様も加わり、ラインナップがさらに充実しました。
IWC ポートフィノの人気モデル
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ポートフィノ
洗練のブルー、優雅な時を
2020年に登場した「IWC ポートフィノ・オートマティック Ref.IW356523」は、シンプルな3針スタイルでビジネスシーンやフォーマルな場面にマッチする最もスタンダードなモデルとして多くの支持を集めています。
アリゲーターストラップが組み合わされた40mmのステンレスケースに自動巻きキャリバー35111を搭載。約50時間のパワーリザーブと3気圧防水を備え、日常使いに適した実用性を誇ります。
最大の特徴は、限定モデル以外で初めて採用された深いブルーのダイヤルで、ローマ数字のインデックスやローズゴールドのリーフ針と調和し、クラシックな気品とモダンな洗練を併せ持つ魅力を放っています。 -
ポートフィノ オートマティック ムーンフェイズ
月が映える洗練のエレガンス
2019年登場の「IWC ポートフィノ・オートマティック・ムーンフェイズ Ref.IW459401」は、ムーンフェイズ搭載モデルとして初めて直径40mmケースを採用したポートフィノです。従来の45mmからミドルサイズへと刷新することで、存在感と装着感のバランスを最適化し、より幅広い層から支持を獲得しました。
明るいシルバー文字盤にゴールドのリーフ針とアプライドインデックス、そしてブルーのムーンフェイズディスクが調和し、夜空の月を思わせる上品なコントラストを描きます。
ケース厚約11mmのスリムなフォルムはシャツの袖にも収まりやすく、フォーマルな装いに気品を添える上質なドレスウォッチです。 -
ポートフィノ・クロノグラフ
上質に時を刻むクロノ
2011年に発表された「IWC ポートフィノ・クロノグラフ Ref.IW391007」は、ドレスウォッチらしいクラシックな気品にスポーティーな要素を融合させた人気のクロノグラフです。
42mmのステンレスケースに自動巻きキャリバー75320を搭載し、約44時間のパワーリザーブを誇ります。明るいシルバー文字盤には、特徴的な大型のプッシュボタンで動作する縦配置の3つのインダイヤルだけでなく3時位置にデイデイト表示を備え、機能性と美観を両立。
アリゲーターレザーストラップと組み合わされ、大きなケースサイズを感じさせないスッキリとしたフォルムでスタイリッシュに仕上げられたロングセラーモデルです。 -
ポートフィノ
時を刻む漆黒の美
2019年登場の「IWC ポートフィノ・オートマティック Ref.IW356506」は、40mmのステンレスケースに、細かいメッシュ状でしなやかにフィットするクラシカルかつモダンなミラネーゼブレスレットが組み合わされた人気モデルです。
自動巻きキャリバー35111を搭載し、約50時間のパワーリザーブと3気圧防水を誇ります。精悍なブラック文字盤に、デイト表示とシャープなバーインデックスとリーフ針がセットされたシンプルな3針モデルで、ビジネスからフォーマルまで幅広い場面にマッチします。
上質な佇まいと高い実用性を兼ね備え、ポートフィノ・オートマティックの魅力をより一層高めたタイムピースです。
