ブレゲ BREGUET
1747年1月10日にスイスのニューシャテルで生まれたアブラアン-ルイ・ブレゲ。15歳でスイスを離れ、パリのヴェルサイユの時計職人の門を叩きました。1775年に独立し、自らの時計店を開業したブレゲが最初に着手したことは実用に耐えうる自動巻き機構でした。現在の時計の基礎となる様々な機構や数々のデザインを生み出し、「ブレゲの出現によって時計の歴史は2世紀早められた。」といわれています。マニュファクチュールが生み出した功績は、高級時計のスタンダードとなり、ブレゲの名を文学の文中に取り上げられ文化の一部として存在を不動のものとしました。ブレゲブランド哲学とは、メカニズムに美しさを施し、その技術は時計製造の枠を越え、芸術の域に達するコレクション作り出すことです。代表的なモデルとしてシンプルで洗練されたデザインの「クラシック」、伝説の時計「スースクリプション」にインスピレーションを受けて製作された「トラディション」、フランス海軍航空部隊のパイロットの為に設計された時計「タイプXX / タイプXXI」、エレガントなスポーツウォッチを実現した「マリーン」、女性用ブレゲウォッチ「レーヌ・ドゥ・ナープル」などがあります。
オリジナルはフランス軍に納入されたパイロットウォッチですが、ブレゲ独自のコインエッジなどから上手く高級感も演出しています。
無論、フライバック機能を搭載するなど機能面も手抜かりはありません。
同じブレゲのパイロットウォッチであるトランスアトランティックとはデイトの有無や仕上げ方が違っており、悩まれる方も多いですね。
当店でのオーバーホール済み。
ストラップは当店オリジナルのクロコストラップと交換いたしました。
オリジナルはフランス軍に納入されたパイロットウォッチですが、ブレゲ独自のコインエッジなどから上手く高級感も演出しています。
無論、フライバック機能を搭載するなど機能面も手抜かりはありません。
同じブレゲのパイロットウォッチであるトランスアトランティックとはデイトの有無や仕上げ方が違っており、悩まれる方も多いですね。
当店でのオーバーホール済。
ストラップは当店オリジナルのクロコストラップと交換いたしました。
見る角度によって輝きが変わるホワイト・マザーオブパールダイヤルには繊細な手彫りギョーシェ模様が施されています。
古典的なコインエッジのケースサイドや、ローマインデックスを採用するなどクラシカルなスタイルではありますが、脱進機とひげゼンマイに新素材のシリコンを用いるなど、外観とは裏腹に先進的な一面も持っています。
サファイアケースバックからはプラチナローターを採用した自動巻きキャリバー537/3がご覧になれます。
ダイアルの2時位置にムーンフェイズ、6時位置にポインター式デイト表示、10時位置にはパワーリザーブ表示機能を備えます。
シースルーバックから覗くユニークなオフセンターのローターを持つ薄型ムーブメントには手の込んだ彫金が施されており、見るものの目を惹き付けます。
こちらの「マリーン ロイヤル」は、アラーム機能を搭載したダイバーズモデルです。
ブレゲは機械式アラームにこだわりを持つ数少ないメーカーで、様々なコレクションにアラームウォッチをラインナップするのが興味深いですね。
風格のあるデザインはさすがはブレゲ。
ブレゲ針やコインエッジなどブレゲらしいディテールは、スポーティーな雰囲気の中にも高級感を与えています。
2017年11月に販売された並行輸入品です。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げ済み。
裏蓋のガラスに小傷があることをご了承ください。
ミリタリーウォッチならではの操作性・視認性の良さはそのままに、ブレゲ特有のコインエッジなどで高級感も漂います。
生産終了のため徐々に市場価格が高騰しつつあります。
気になる方はお早めに。
2010年に1月に販売された並行輸入品。
メーカーでのオーバーホールと当店での外装仕上げを行っております。
オリジナルはフランス軍に納入されたパイロットウォッチですが、ブレゲ独自のコインエッジなどから上手く高級感も演出しています。
無論、フライバック機能を搭載するなど、機能面も手抜かりはありません。
こちらは1998年7月に販売された並行輸入品。
現在は使われなくなったトリチウムの夜光が良い感じに焼けています。
当店でのメンテナンス済み。
ストラップは当店オリジナルのカーフストラップと交換いたしました。
伝統のコインエッジ、ブレゲ針、美しいギョーシェなど、時計ファンにはたまらない作りになっています。5時位置のスモールセコンドも独特で面白いですね。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げを行っています。
こちらは、自動巻きムーブメントを搭載した「トラディション レトログラードデイト」。
4時位置から8時位置に扇形のレトログラードデイト針を備え、サファイアケースバックから覗くローターはブレゲが1780年に発明した自動巻き懐中時計の「ペルペチュアル」の分銅からデザインされています。
香箱を機械の中心に置き、テンプなどを周囲に配置したのが特徴で、他のどの時計にも似ていない配列はこの時計ならではのもの。時計の歴史と共に歩んできたブレゲの伝統を一目で表したモデルです。
2023年8月に販売された日本正規品。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げを行いました。
宝飾ブランドのゴールドモデルと比較をしても遜色のない、高級感溢れる大人のクロノグラフです。
保証書に販売日が未記入の並行輸入品。
メーカーオーバーホールを行いました。
ストラップはメーカーオリジナルのカーフストラップと交換しました。
時計の歴史を200年早めたとも云われるほど、元来、先端のテクノロジーを取り入れることに積極的でした。
この「5177」もブレゲの伝統を継承するスタイルながら、アンクルとガンギ車、ひげゼンマイにシリコンを使用する最先端モデル。
シックなギョーシェ模様入りのダイアルとのギャップが面白いですね。
2022年4月に販売された並行輸入品。
当店でのメンテナンスと仕上げ済み。
ストラップはバンビ社製のクロコストラップと交換しています。
ブレゲ針やコインエッジなど伝統的なデザイン要素は、マニアをはじめ広い層に支持されています。
こちらの「3237BA」は、ブレゲ再興の初期に作られていたモデルで、少し小ぶりなところがクラシカルな雰囲気を醸し出しています。
ムーブメントは、パテックやヴァシュロンでも使われていたレマニア 2310をブレゲが改良したCal.533。
ケースはシースルバックになっており、その美しい姿を鑑賞可能です。
当店でのメンテナンス済み。
ストラップはカシス製アリゲーターストラップと交換しています。
すでに生産が終了しているメンズモデルが入荷してまいりました。
現行品ではスポーティーなテイストが強くなりましたが、こちらはブレゲ伝統のクラシックな雰囲気を濃く感じます。
当店でのオーバーホール済み。
ストラップはカシス製アリゲーターストラップと交換しています。
時計のデザインにも大きな進歩をもたらし、ブレゲ針をはじめとする数々の意匠を生み出しました。
このクラシック 5157も、コインエッジのサイドが特徴的なケース、繊細なギョーシェ装飾を施したシルバー仕上げの文字盤、鮮やかなブルースチールのブレゲ針といった、ブレゲの生み出した意匠の数々が見られます。
それらが決して華美ではなく、クラシカルで上品な雰囲気で纏まっているのは、伝統の為せる技なのでしょうか。
ケースはシースルーバックになっており、オフセットされた特徴的なローターを持つ薄型オートマチックムーブメントを見ることができます。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げ済み。
ストラップはカシス製アリゲーターストラップと交換いたしました。
ブレゲが製作した海洋時計のマリンクロノメーターをフランス海軍に納めた歴史的な遺産に敬意を表して作られたのが「マリーン」コレクションです。
ローズゴールドケースにシルバーダイアルを合わせ、秒針の最後部には国際海洋信号旗の「B」のモチーフがあしらわれます。
ムーブメントもアップデートされ、シリコン製ホーンのインバーテッド・インラインレバー脱進機とシリコン製ひげゼンマイを採用した48時間パワーリザーブのキャリバー582QAを搭載。
エレガンス&スポーティーを具現化する新たなマリーンクロノグラフの登場です。
伝統的なコインエッジ、ブルースチールのブレゲ針、手作業による美しいギョーシェ彫り文字盤など、時計ファンにはたまらない作りになっています。
ムーブメントにはアンクルとヒゲゼンマイにシリコン素材を使った「Cal.502.3SD」を搭載。
5時位置に配置されたスモールセコンドも独特で面白いですね。
2015年11月に販売された並行輸入品。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げを行っています。
パイロットウォッチらしい視認性や実用性はそのままに、品の良さも感じさせるところは流石はブレゲといったところでしょうか。
2012年8月に販売された日本正規品。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げを行っております。
ストラップは当店オリジナルのクロコストラップと交換いたしました。
ベゼルに墨抜け、傷があります。
ブレゲが製作した海洋時計のマリンクロノメーターをフランス海軍に納めた歴史的な遺産に敬意を表して作られたのが「マリーン」コレクションです。
ローズゴールドケースにグレーダイアルを合わせ、秒針の最後部には国際海洋信号旗の「B」のモチーフがあしらわれます。
ムーブメントもアップデートされ、シリコン製ホーンのインバーテッド・インラインレバー脱進機とシリコン製ひげゼンマイを採用した48時間パワーリザーブのキャリバー582QAを搭載。
エレガンス&スポーティーを具現化したタイムピースです。
ギョーシェの刻まれたダイヤル、ブルースチールのブレゲ針、コインエッジ入りのケースなど、様々なブレゲらしい特徴を持ちながら全てが融けあう絶妙のデザインです。
洒落ているのは、あえてケース裏に置かれたパワーリザーブ。
時計好きにはたまりませんね。
2002年10月に販売された並行輸入品で、当店でのオーバーホール済み。
純正ストラップが付属しております。
ギョーシェの刻まれたダイヤル、ブルースチールのブレゲ針、コインエッジ入りのケースなど様々なブレゲらしい特徴を持ちながら全てが融け合い、うるさくでしゃばることの無い絶妙のデザインが特徴です。
ムーブメントには自動巻きのキャリバー516を搭載。
ブレゲが発明したツインバレルを採用し、95時間のロングパワーリザーブを誇ります。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げ済み。
ストラップはカシス製アリゲーターストラップと交換いたしました。
クッションケースにダイヤモンドが施されています。
ブレスレットは「ブレゲ・チェーン」とも呼ばれる初代ブレゲが考案したものです。
非常に手がかかるためか、現在では作られなくなりましたが、着け心地・手触りはこのモデルでしか味わえません。
当店でのオーバーホール済み。
ギョーシェの刻まれたダイヤル、ブルースチールのブレゲ針、コインエッジ入りのケースなど、様々なブレゲらしい特徴を持ちながら、全てが融けあう絶妙のデザインです。
洒落ているのは、あえてケース裏に置かれたパワーリザーブ。
時計好きにはたまりませんね。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げ済み。
ギョーシェの刻まれたダイヤル、ケースのコインエッジ、ブレゲ針などブレゲらしさが満載です。
ブレゲに問い合わせたところ、1984年5月に販売された品。
当店でのオーバーホール済み。
1990年代初頭の生産品。
後に8170と呼ばれるモデルだと思われますが、ブランド初期の生産のため、型番が入っておりません。
ギョーシェの刻まれたダイヤル、ブルースチールのブレゲ針やコインエッジ入りのケースなど、様々なブレゲらしい特徴を持ちながら全てが融けあう絶妙のデザインです。
小振りなケース径もデザインと良く合っています。
当店でのオーバーホール済み。
ストラップはカシス製アリゲーターストラップと交換しています。
ブレゲ針やサイドのコインエッジなどブレゲらしさを備えつつも、ビッグデイトを採用し機能性も重視しています。
少し厚みのあるラバーは質感も良く文字盤のデザインと相まって、大人のスポーツウォッチという雰囲気を持っています。
当店にてオーバーホールと外装の仕上げを行いました。
ダミエアールデコ・ギョーシェと呼ばれる新しいギョーシェ柄が魅力的なモデルです。
ケースはシースルーになっており、珍しい輪列やBreguetのマークが入った香箱の押さえなど、見所の多いムーブメントを鑑賞できます。
ケースいっぱいにムーブメントが詰まった感じがするのもうれしいところですね。
当店でのメンテナンスと外装の仕上げ済み。
ケース、9時位置のコインエッジに傷が有ることをご了承ください。
採用された新しい素材のゼンマイは、有害物質を含まない上、磁気帯びをせず、また錆びにくいという特性を持っています。
シリコン製ヒゲゼンマイも搭載するなど、最先端の技術により磁気に強い一本に仕上がっています。
ケースサイズは42mmとなり、より現代的なデザインとなりました。
飛行中の計時に必要不可欠だったフライバック機構を搭載。
これまでは30分積算計だった3時位置のインダイアルは24時間表示のデイナイトインジケーターに変わり、60分の積算針は中央から伸びるクロノグラフ秒針の下に設けられています。
ブラウンダイアルとローズゴールドケースが元々は軍用とは思えない高級感を演出しております。
2011年3月に販売された並行輸入品で、当店でのオーバーホールと外装の仕上げ済み。
ベゼルに当たり傷が有ることをご了承下さい。
ストラップはカシス製アリゲーターストラップと交換いたしました。
こちらの「マリーン ロイヤル」は、アラーム機能を搭載したダイバーズモデルです。
ブレゲは機械式アラームにこだわりを持つ数少ないメーカーで、様々なコレクションにアラームウォッチをラインナップするのが興味深いですね。
風格のあるデザインはさすがはブレゲ。
ブレゲ針やコインエッジなどブレゲらしいディテールは、スポーティーな雰囲気の中にも高級感を与えています。
2017年5月に販売された並行輸入品。
当店でのオーバーホールと外装の仕上げ済みです。
1995年に復刻された、第3世代のタイプ「タイプXX アエロナバル」。
日付表示のないアエロナバル Ref.3800がリリースされ、後にデイト付きのトランスアトランティック Ref.3820が登場。
20年以上にわたって愛された第3世代のタイプ XX アエロナバルは2018年に生産終了となり、トランスアトランティックは2015年にカタログから姿を消していました。
今回ご紹介の【タイプ20 クロノグラフ 2057】は2機種がラインナップしており、こちらはミリタリーモデル。
民間モデルは【2067ST/92/3WU】で、文字盤や針の形状・リューズの形状も異なっています。
それぞれシースルーバックになっており、ムーブメントは民間モデルはCal.728、ミリタリーモデルはCal.7281が採用されています。
民間モデルは15分積算計、12時間積算計とスモールセコンド、ミリタリーモデルは30分積算計とスモールセコンドといった違いがあります。
ブレゲの歴史
- 1775年
- ブレゲ、自らの時計店を設立する。
- 1780年
- 自動巻き機構の「ペルペチュエル」の開発。
- 1783年
- ミニッツリピーター用のゴング・スプリングを発明。
ブレゲ針&ブレゲ数字をデザイン。 - 1786年
- ギョーシェ文字盤(手彫り)のブレゲ文字盤をデザイン。
- 1790年
- 衝撃吸収装置付きの時計、「パラシュート」の開発。
- 1795年
- 永久カレンダー・ブレゲひげゼンマイ・ルビーシリンダー脱進機
- 1801年
- トゥールビヨン・レギュレーターの特許
- 1802年
- 19年もの歳月をかけてマリー・アントワネットの注文した超複雑時計(自動巻き・
永久カレンダー・ミニッツリピーター等)の完成。 - 1810年
- ナポリ王妃の依頼で開発した初の腕時計の製造
- 1815年
- 二重香箱を搭載したマリン・クロノメーターの精密調整装置
- 1820年
- 二重秒針の観測用クロノメーターの発明
- 1823年
- アブラアン-ルイ・ブレゲ永眠
- 1830年
- 巻き上げ鍵無しの初の時計の開発
- 1938年
- センターセコンドのムーブメントにストップ、リセット機能を搭載。
- 1939年
- 恒星時計の特許
- 1970年〜
- パリの老舗宝石商のショーメが「ブレゲ」の復興に乗り出す。
- 1991年
- 均時差を考慮考慮した時計機構、永久均時差付き腕時計
- 1994年
- インライン・パーペチュアルカレンダー機構を搭載したインライン・パーペチュアルカレンダー腕時計の開発。
- 1998年
- 世界最小の自動巻きクロノグラフムーブメントの開発。
- 2002年
- ムーンフェイズ機構(レーヌ・ドゥ・ナープル)など5件の特許登録
- 2003年
- コラムホイールを採用するアラーム機能のロック機構など7件の特許登録
- 2004年
- ムーブメントのテンプ、チタン製テンプなど7件の特許登録
- 2005年
- 2つ以上の調速機構を備えた(ダブルトゥールビヨン)、テン真の耐衝撃装置など15件の特許登録
- 2006年
- ムーブメント用のミュージカル・モジュールなど13件の特許登録
- 2007年
- パワーリザーブ表示など3件の特許登録
- 2008年
- リピーター&アラーム機構用ゴング、シリコン製ブレゲひげゼンマイなど8件の特許登録
- 2009年
- テン真の耐衝撃装置を備えたトゥールビヨンムーブメントなど8件の特許登録
- 2010年
- 高振動テンプを組み込んだ機械式ムーブメントなど11件の特許登録
- 2011年
- ダブルヘアスプリング、腕時計用のミュージカルモジュールなど19件の特許登録
- 2012年
- 時計の部品に接触しないトルクの伝達など5件の特許登録












































この天才時計士の名を受け継ぐメーカーに相応しい美しいコンプリケーションモデルです。
アラーム、セカンドタイム表示、アラームパワーリザーブ・インジケーター、アラームオンオフ・インジケーターなど機能を満載しながら、機械式時計の美しさを感じさせるデザインは流石ですね。
ケースはシースルーバックになっており、あまり見る事の無い機械式アラームの動作を見る事が可能になっています。
当店にてメンテナンスと外装仕上げ済み。