エクスプローラーI ・エクスプローラーIIの使い方
腕時計の各部名称・使い方
エクスプローラー Iは、1953年エベレスト初登頂に成功した英国隊の携行品として 使用され 高く評価されました。
それ以前にも、14回にわたってヒマラヤ遠征にオイスターは使用されてきましたが、このエクスプローラーIは遠征隊の目的に合うよう特に丈夫につくられたものです。
時刻を読み取ることだけに特化した文字盤。
まさに『冒険家』と呼ぶにふさわしいストイックなスタイルが、エクスプローラーの最大の特徴です。
1953年に登場し、今もロレックスの代表的なモデルに君臨しています。さらに71年には『U』が登場。タフな外装に24時間針を装備し、スペックアップを重ねながら現行にいたっています。
エクスプローラー IIは、エクスプローラー Iの諸機能に加えて、日付、24時間針と24時間目盛入りベゼルそして短針(時針)を単独で操作できる機構がついています。たとえば洞穴学者のように、太陽の見えない地下深いところで作業する人々は、時間の概念、昼夜の観念を失いがちです。24時間針と24時間目盛入りベゼルはこうしたときに便利です。
また、地表の異なる任意の2ヶ所の時間を同時に読み取る事が出来るので海外出張の多いビジネスマンなどには大変便利です。たとえば朝10時10分過ぎに東京を発ってロンドンへ向かうとします。(図1)
短針を時差分(ロンドンは日本より9時間遅れなので逆方向に9時間)回します。
文字盤上に長短針が示す時間がロンドン時間で、午前1時10分過ぎです。
24時間針が指すベゼル上の数字が東京時間です。(図2)
分針、秒針は各時間帯に共通で、時差のセットによる影響はありません。また、日付は、短針のみを24時間回すと1日替わります。

短針と24時間針(先端が三角の針)との合わせ方
短針と24時間針を同調させるには、まず24時間針と長短針を全て24時(12時)の位置に合わせます。
次に短針だけを動かして日付を早送りで合わせます。
さらに、午前か午後かを確かめて、長短針を現在の時刻に合わせます。
【注意】短針を単独で操作する場合、夜中の12時に近づくと日付が半分かわった状態になることがありますが、
その場合は日付が完全にかわるまで針をまわし続け、その後に希望の時間に針をセットしてください。
エクスプローラーT

エクスプローラー 214270
53年に登場以来、世代を超越して不滅の人気を誇る、腕時計の中の王道的存在。
時計の基本性能である時刻表示を守るため、いっさいの虚飾を排除したシンプルなデザインを採用。半世紀以上も基本スタイルを踏襲し続けています。エクスプローラー 214270を探す
エクスプローラーII

エクスプローラーII 216570
71年登場の初代モデルから、デザインと機能を大きくリニューアルしています。
現行では洗練されたデザインに、GMT機能付きムーブを搭載。
単独稼動する短針により第2時間帯を表示。その際24時間針が基本時計を担当します。エクスプローラーII 216570を探す