ケース(case)とは
腕時計の各部名称・使い方
ムーブメントを収める懐中時計や腕時計の外側の容器。または時計の本体を指します。ステンレス・金・プラチナ・チタン・カーボンなど多くの素材が使用されており、クッション・オーバル・トノーなど様々な形状があり、時計のムーブメントを守り、時計自体の印象を決めるパーツとなります。
主なケース形状

ラウンド(円形)ケース
真円をした腕時計の中でも一番オーソドックスな形状。 ロレックス・オメガなどほとんどのブランドがこの形状を採用しています。
- 代表的なモデル
- ロレックス・サブマリーナ等
- オメガ・スピードマスター等
- 他

スクエアケース
正方形(四角)型のケースを指します。
フランス語で正方形を意味する「カレ」と呼ばれる事も。
- 代表的なモデル
- タグホイヤー・モナコ
- カルティエ・タンクシリーズ
- フランクミュラー・マスタースクエアー
- 他

クッションケース
中間が膨らんだクッションのような膨らみを持ったケース。
特に代表的なブランドとしてはパネライの時計のほとんどがこのケース形状です。
- 代表的なモデル
- パネライ・主モデル
- タグホイヤー・モンツァ
- 他

レクタンギュラーケース
長方形(縦型)のケースを指します。
- 代表的なモデル
- ジャガールクルト・レベルソ
- フランクミュラー・ロングアイランド
- 他

トノーケース
長方形のケースで中心が膨らんだ形状を指します。
ちなみに「トノー」とはフランス語で樽を意味します。
- 代表的なモデル
- フランクミュラー・トノーカーベックス、コンキスタドール
- カルティエ・トーチュ、トノー
- 他

オーバルケース
楕円形のケースを指します。
- 代表的なモデル
- カルティエ・ベニュワール
- ブルガリ・オーバル
- 他