Chronograph
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クロノグラフのおすすめモデルと使い方

クロノグラフのおすすめモデルと使い方

クロノグラフは、時間を「知る」だけでなく「計る」ための腕時計。機構名の由来はギリシャ語の「Chronos(時間)」と「Graphos(記す)」で、19世紀にフランスの時計技師によって誕生しました。通常の時刻表示に加え、秒単位で経過時間を目視しながら正確に計測できるクロノグラフは、時計愛好家の間で絶大な人気を誇ります。

手巻き・自動巻きの機械式だけでなく、クォーツ、スプリングドライブと駆動方式を問わず、世界中の時計ブランドが展開しており、精密な時間の動きと美しい文字盤デザインを同時に楽しめる、腕時計の醍醐味ともいえる機構です。

そんなクロノグラフの定番や価格帯別のおすすめ時計、選び方について詳しく解説していきます。

今おすすめしたい 定番のクロノグラフ

クロノグラフ時計はどれを選べば間違いないのか。迷いがちなクロノグラフ選びに答える、いま最も注目されているおすすめモデルをピックアップ。高精度なムーブメントと優れたデザイン性、そして所有欲を満たす存在感を併せ持つ、各ブランドの王道クロノグラフをご紹介します。

コスモグラフ デイトナ

ロレックス

コスモグラフ デイトナ126500LN

ブランドを超越したキング・オブ・クロノグラフ「コスモグラフ デイトナ」の40mmステンレスケースモデル。精悍なブラックセラクロムベゼルと爽やかなホワイトダイヤルが強いコントラストを描きます。2023年のモデルチェンジで耐磁性や信頼性が向上した高精度な自動巻きキャリバー4131を搭載。72時間ものパワーリザーブを実現し、スポーティーなデザインで圧倒的な人気と優れた資産価値を誇り、クロノグラフの頂点に君臨しています。

ブラックベイ クロノ

チューダー2025年新作

ブラックベイ クロノM79360N-0024

1970年代に初代が誕生したレーシングスピリットを受け継ぐチューダーの人気モデル「ブラックベイ クロノ」に、2025年に追加されたターコイズブルー文字盤モデル。41mmのステンレスケースにCOSC認定の自社製キャリバーMT5813を搭載し、70時間パワーリザーブと優れた耐磁性に200m防水を実現しています。上品な細かい5連のブレスレットが組み合わされ、トレンドカラーを採用したスタイリッシュなクロノグラフです。

スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル

オメガ2024年新作

スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル310.30.42.50.04.001

人類初の月面着陸に携行され、映画でも象徴的に描かれてきた伝説のタイムピースが進化。これまでレギュラーモデルには存在しなかったホワイトダイヤルが、2024年に新たに加わりました。42mmのステンレスケースに手巻きキャリバー3861を搭載。優れた精度と耐磁性を誇るMETAS認定のマスタークロノメーターで、50時間のパワーリザーブと5気圧防水を実現しています。モダンにアレンジされた現代的なムーンウォッチです。

オーヴァーシーズ クロノグラフ

ヴァシュロン・コンスタンタン

オーヴァーシーズ クロノグラフ5500V/110A-B148

超名門ブランドを代表する、傑作タイムピース「オーヴァーシーズ」のクロノグラフ。マルタ十字を模したベゼルと鮮やかなブルー文字盤が特徴です。インターチェンジャブルシステムにより、ストラップ交換も楽しめる42.5mmのステンレスケースに、ジュネーブ・シール取得の自社製高精度キャリバー5200を搭載。52時間パワーリザーブ、150m防水、軟鉄製インナーケースによる耐磁性も備えた、ラグジュアリースポーツの代表機種です。

クロノマスター スポーツ

ゼニス

クロノマスター スポーツ03.3100.3600/69.M3100

傑作クロノグラフムーブメント「エル・プリメロ」を搭載する「クロノマスター スポーツ」は、2021年登場の人気モデルです。耐久性に優れたブラックセラミックベゼルと、ホワイト文字盤に映えるアイコニックな3色のインダイヤルが印象的。41mmのステンレスケースに高振動ムーブメント「エル・プリメロ 3600」を搭載し、1/10秒単位の高精度計測を実現。60時間パワーリザーブとシースルーバックも備えた、スポーティーな1本です。

20万円台で買える おすすめのクロノグラフ

20万円台までで手に入る、コスパに優れたクロノグラフをピックアップ。精度や機能面で信頼できる人気ブランドのモデルが、手の届きやすい価格帯を実現しています。初めての高級時計を探す新社会人や、アクティブに使用したい方にぴったりのクロノグラフです。

マスターコレクション クロノグラフ

ロンジン

マスターコレクション クロノグラフL2.759.4.78.3

1832年創業の伝統を継承する、スイスの名門ブランド「ロンジン」のクラシカルなタイムピースを多数ラインナップする「マスターコレクション」のクロノグラフ搭載モデル。40mmのステンレスケースには、明るいシルバーギョーシェダイヤルに映えるブルースチール針を装備し、操作性に優れたコラムホイール式キャリバーL688を搭載。ブランド哲学「スポーツエレガンス」を体現した、ビジネスシーンに最適な正統派のドレスクロノグラフです。

フォーミュラ1 クロノグラフ

タグ・ホイヤー

フォーミュラ1 クロノグラフCAZ1010.BA0842

モータースポーツ精神を体現するタグ・ホイヤーの主力スポーツコレクション「フォーミュラ1」のクロノグラフ。43mmのステンレスケースに、精悍なブラックアルミ製タキメーターベゼルとブラックダイヤルを装備し、高い精度と信頼性を誇るクォーツ式ムーブメントを搭載しています。レーシングカーを思わせるスポーティーなデザインと200m防水を誇るタフな耐久性を実現し、コストパフォーマンスにも優れた人気のタイムピースです。

アクアレーサー プロフェッショナル200

タグ・ホイヤー

アクアレーサー プロフェッショナル200CBP1112.BA0627

200mもの防水性を誇る本格的なダイバーズウォッチにクロノグラフを追加した「アクアレーサー プロフェッショナル 200」。12角形の回転ベゼルと美麗なブルーの文字盤が特徴です。デイリーユースに最適なサイズ感の40mmのステンレスケースに、信頼性に優れたクォーツ式のクロノグラフムーブメントを搭載。アクティブなシーンはもちろん、洗練されたデザインでビジネスシーンでも活躍する、高い実用性を誇る人気クロノグラフです。

アイコン オートマティック クロノグラフ 44

モーリス・ラクロア

アイコン オートマティック クロノグラフ 44AI6038-SS002-430-1

1990年代の「カリプソ」をモダンに再解釈したモーリス・ラクロアの大ヒット作「アイコン・オートマティック」クロノグラフモデル。ブレスレットと一体化した44mmステンレスケースが生み出すラグジュアリースポーツモデル調フォルムに、象徴的な6本爪ベゼルとブルーのクル・ド・パリダイヤルが映えます。自動巻きキャリバーML112を搭載し、20気圧防水やシースルーバックも備え、高いコストパフォーマンスを発揮する人気モデルです。

マックス・ビル クロノスコープ

ユンハンス

マックス・ビル クロノスコープ027/4600.02

バウハウスのデザイン哲学を継承した巨匠、マックス・ビル氏が1960年代に設計した時計を基にした「クロノスコープ」のクロノグラフモデル。ドーム型のサファイアクリスタル風防に沿った曲面を描く文字盤が、徹底的なミニマリズムと高い視認性を両立しています。40mmのステンレスケースに自動巻きキャリバーJ880.2を搭載。華美な装飾を削ぎ落として、本質的な美しさを魅せる、メイドインジャーマニーを体現するタイムピースです。

50万円台で買える おすすめのクロノグラフ

50万円台までで手に入る、クロノグラフをピックアップ。タグ・ホイヤーのカレラやブルガリのディアゴノなど、信頼性とデザイン性を兼ね備えた人気シリーズが多数顔を揃えます。ステップアップして、ワンランク上のモデルを手に入れたい方におすすめです。

カレラ キャリバー16 クロノグラフ

タグ・ホイヤー

カレラ キャリバー16 クロノグラフCBM2110.BA0651

1963年誕生以来、クロノグラフと共に進化を続けるタグ・ホイヤー「カレラ」コレクション。こちらは41mmステンレスケースに信頼性の高い自動巻きキャリバー16を搭載した、レーシングスピリットを色濃く受け継ぐ2019年登場モデルです。ブラックセラミック製のタキメーターベゼルと、縦3つのインダイヤルを備えたスポーティーで視認性に優れたブラックダイヤルが特徴で、洗練されたモダンなスタイルから多くの支持を集めています。

スピードマスター レーシング

オメガ

スピードマスター レーシング326.30.40.50.01.002

オメガのレーシングスピリッツを体現した、スーツにもマッチする40mmのスポーティーなクロノグラフ「スピードマスター レーシング」。精度と耐久性に優れた自動巻きコーアクシャルキャリバー3330を搭載し、52時間パワーリザーブと10気圧防水を実現。高い視認性を誇るブラックダイヤルにセットされたインダイヤルの「クルー・ド・パリ」模様も特徴です。伝統的な「ムーンウォッチ」とは一線を画す、現代的で扱いやすい1本です。

ディアゴノ マグネシウム クロノグラフ

ブルガリ

ディアゴノ マグネシウム クロノグラフDG42WSMCVDCH

スポーティーなラバーストラップが組み合わされた42mmケースに、軽量で強靭なマグネシウムを採用した2016年登場の「ディアゴノ マグネシウム」。ケースサイドや裏蓋に高機能樹脂PEEK、ベゼルにセラミックといったハイテク素材を融合させた革新的なモデルです。ブルガリの象徴である「ダブルロゴ」ベゼルと都会的なデザインが、カジュアルからビジネスまで幅広いシーンに品格をプラスする、スタイリッシュなクロノグラフです。

アドベンチャー スポーツ クロノ 44MM

ノルケイン

アドベンチャー スポーツ クロノ 44MMNB1200B21C/B123/10KC.20B

スイス時計の伝統を基に革新に挑み続ける、ノルケイン創設初期の2019年から展開される「アドベンチャー スポーツ」のクロノグラフモデル。堅牢な44mmのステンレスケースに自動巻きキャリバーNN18を搭載し、48時間パワーリザーブと10気圧防水を確保。精悍なブラックDLCコーティングされたベゼルとブラックダイヤル、カーキストラップがアウトドアシーンに映える、タフネスと実用性を兼ね備えたスポーティーな本格派です。

コンクエスト

ロンジン

コンクエストL3.835.4.72.6

42mmのステンレス製ケースに、傷に強く高級感あふれるセラミック製タキメーターベゼルを備え、2023年に大きくフルモデルチェンジしたロンジン「コンクエスト」のクロノグラフモデル。パワーリザーブは59時間、防水性能は10気圧という実用性も兼ね備えた、高精度な自動巻きキャリバーL898を搭載。シルバーの文字盤に3つのブラックサブダイヤルが映え、ブランドコンセプトの「スポーツエレガンス」を体現する人気モデルです。

100万円以内で買える おすすめのクロノグラフ

100万円以内で手に入る、おすすめのクロノグラフをピックアップ。チューダーのブラックベイやIWCのポルトギーゼなど、世界的な人気ブランドを代表する主力モデルが多数ラインナップされています。ブランドにこだわる方にぴったりのクロノグラフです。

ブラックベイ クロノ

チューダー2025年新作

ブラックベイ クロノM79360N-0012

1970年代のクロノグラフの意匠と、チューダーの基幹スポーツモデル「ブラックベイ」を融合したクロノグラフの、2025年のアップデート版。ヴィンテージ感漂う41mmステンレスケースに、象徴的なスノーフレーク針と逆パンダダイヤルが特徴。COSC認定の自社製キャリバーMT5813を搭載し、70時間パワーリザーブと優れた耐磁性に200m防水を実現しています。高精度とタフネスを両立させ、デイトナの牙城を狙う本格派です。

スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル

オメガ

スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル310.32.42.50.01.002

1969年、人類初の月面着陸を成し遂げたことで伝説となったオメガのアイコン「スピードマスター ムーンウォッチ」。42mmのステンレスケースにマスタークロノメーター認定の手巻きキャリバー3861を搭載し、2021年に刷新されたモデルのレザーストラップ仕様。15,000ガウスの高耐磁性能と50時間パワーリザーブを実現しました。クラシックなタキメーターベゼルの無骨なフォルムに、現代の技術を結集したクロノグラフの傑作です。

ポルトギーゼ・クロノグラフ

IWC

ポルトギーゼ・クロノグラフIW371605

IWCのクラシカルなドレスウォッチコレクション「ポルトギーゼ」を代表する「ポルトギーゼ・クロノグラフ」の中でも、左右対称の美しいバランスのシルバーダイヤルに、ブルースチール針が映える知的なデザインで高い人気を誇る「青針」です。2020年のモデルチェンジで、シースルーバック化された41mmのステンレスケースに46時間のパワーリザーブを誇る、自社製コラムホイール式クロノグラフキャリバー69355を搭載しています。

クロノマスター オリジナル 1969

ゼニス

クロノマスター オリジナル 196903.3200.3600/22.M3200

ゼニスが誇るクロノグラフキャリバー「エル・プリメロ」を搭載し、1969年誕生の名作時計A386のスタイルを受け継ぐ王道の「クロノマスター オリジナル」。ドーム型風防を備えた38mmのステンレスケースに自動巻きキャリバー「エル・プリメロ 3600」を搭載し、毎時36,000振動による1/10秒計測と60時間のパワーリザーブを実現。ブラック文字盤に映える赤いクロノ針と3色の積算計が特徴の人気クロノグラフです。

ナビタイマー B01 クロノグラフ43

ブライトリング

ナビタイマー B01 クロノグラフ43AB0138211B1P1

航空機や戦闘機の操縦士に必携な回転計算尺を搭載した世界初のクロノグラフとして、1942年に誕生した「ナビタイマー」の、現代的にアップデートされた2022年登場モデル。43mmのステンレスケースに自社製の自動巻きキャリバーB01を搭載し、70時間ものパワーリザーブとCOSC認定の高精度を実現。ヴィンテージモデルを彷彿とさせる赤色のクロノ針も特徴の、ブランドを代表するプロフェッショナルパイロットウォッチです。

100万円以上の おすすめのクロノグラフ

ステータスシンボルとしても魅力的な、100万円以上のラグジュアリーなクロノグラフをピックアップ。インパクト抜群で人気のウブロから、時計ファン憧れの雲上ブランドの名作タイムピースまで、高級感とスポーティーさを兼ね備えたモデルが顔を揃えます。

ルミノール クロノ

パネライ

ルミノール クロノPAM01218

パネライの象徴であるクッション型の44mmステンレスケースにクロノグラフを搭載した2021年登場モデル。アイコニックなリューズプロテクターと、9時側に設置されたプッシュボタンが特徴です。自社製の自動巻きキャリバーのP.9200を搭載し、42時間のパワーリザーブと100m防水を確保しています。爽やかなホワイト文字盤に映えるブルーで彩られた針も印象的な、機能性とモダンなスタイルが融合した人気のルミノールです。

パイロット・ウォッチ・クロノグラフ

IWC

パイロット・ウォッチ・クロノグラフIW378004

1994年登場のパイロット・ウォッチ・クロノグラフの系譜を受け継ぐ、2022年登場モデル。43mmのステンレスケースに、コラムホイール式の自社製自動巻きキャリバー69385を搭載し、46時間パワーリザーブと10気圧防水を誇ります。プティ・プランス限定モデルで人気を集めた美しいブルーダイヤルを採用し、視認性の高いアラビア数字インデックスとデイデイト表示を備えた、実用的で洗練されたパイロットクロノグラフです。

ビッグ・バン

ウブロ

ビッグ・バン301.SB.131.RX

異なる素材を巧みに融合したウブロのブランドコンセプト「アート・オブ・フュージョン」を体現する不動の人気モデル。44mmのステンレスケースには、スポーティーなラバーストラップが組み合わされ、自動巻きクロノグラフムーブメント「HUB4100」を搭載し、42時間のパワーリザーブと100m防水を確保しています。6つのビスがセットされたブラックセラミックベゼルと、赤色のクロノ針が映える精悍なデザインが特徴です。

タイプXX クロノグラフ 2067

ブレゲ

タイプXX クロノグラフ 20672067ST/92/SW0

1950年代にフランス海軍へ納入されたパイロットウォッチを起源とする、ブレゲの名作クロノグラフ「タイプ XX」。その最新世代となる2023年発表モデルは、42mmのステンレスケースに、60時間のパワーリザーブとフライバック機能を備えた自動巻きキャリバー728を搭載。ミリタリー由来の堅牢かつクラシカルなテイストに、ブレゲらしい洗練された造形美と最新技術が融合した、モダンなパイロットクロノグラフの代表機種です。

ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ

オーデマ ピゲ

ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ26401RO.OO.A002CA.02

オーデマ ピゲの誇る傑作タイムピース「ロイヤルオーク」を大型サイズのケースと力強いフォルムでアップデートした「ロイヤルオーク オフショア」のクロノグラフモデル。44mmのローズゴールドケースのラグジュアリーテイストと、精悍なブラックセラミックベゼルが融合し、圧倒的な存在感を放ちます。文字盤には「メガ・タペストリー」パターンを採用。自動巻きキャリバー3126/3840を搭載し、10気圧防水を実現しています。

クロノグラフの選び方

クロノグラフの種類から選ぶ

クロノグラフには様々な種類があります。特殊な環境や用途に対応するため、各ブランドは通常のクロノグラフよりもさらに複雑となった機能を開発。各機能は特定のレースやスポーツ、環境に特化したものが多く、用途に応じたクロノグラフ時計を選ぶのも良いでしょう。

  • フライバッククロノグラフ

    フライバッククロノグラフ

    通常のクロノグラフは、停止後にリセットをしないと次の計測に進めませんが、フライバックはボタン一つで即リセット&再スタートが可能な高度なクロノグラフです。レースや競技など、素早い連続計測が必要な場面におすすめです。

    ビッグ・バン ウニコなど

  • スプリットセコンドクロノグラフ(ラトラパンテ)

    スプリットセコンドクロノグラフ(ラトラパンテ)

    スプリットセコンドクロノグラフは、2本のクロノ針で複数のタイムを同時に計測できる複雑なクロノグラフです。ラップタイムを測りつつ最終タイムも記録できるため、レース観戦や複数選手のタイム比較を行う方におすすめです。

    ルミノール1950 ラトラパンテなど

  • レガッタクロノグラフ(カウントダウンタイマー)

    レガッタクロノグラフ(カウントダウンタイマー)

    レガッタクロノグラフは、ヨットレースのスタート時のカウントダウン計測に特化したクロノグラフです。スタートまでを秒単位で正確に把握できるため、ヨットレース参加者はもちろん、マリンスポーツ愛好者にもおすすめです。

    ヨットマスターIIなど

  • ワンプッシュクロノグラフ

    ワンプッシュクロノグラフ

    ワンプッシュクロノグラフは、スタート・ストップ・リセットの操作を1つのボタンで行えるクロノグラフです。ボタン操作がシンプルで、見た目もすっきり。スピーディーな計測やスマートな操作性を重視する方におすすめです。

    ヘリテージ クロノグラフなど

  • タキメーター

    タキメーター

    クロノグラフの代表的なスケール表示がタキメーターです。「タキ」は「速い」を意味し、移動距離と経過時間から平均速度を計算できます。タキメーター目盛の数値が速度を示し、例えば1km進むのにクロノ針が30秒なら平均速度は120kmとなります。レーシングモデルに多く採用され、計算機能をデザインとして楽しめます。

    コスモグラフ デイトナなど

  • テレメーター

    テレメーター

    テレメーターは光や音の時間差から距離を計算でき、「テレ」は「遠く」を意味します。例えば花火では、光が見えた瞬間にクロノ計測をスタートし、音が聞こえた瞬間にストップすると、クロノ針が示すテレメーター目盛の数値でおおよその距離(km)がわかります。雷の発生距離など、特殊な距離計測にも活用できるクロノグラフです。

    マイスター テレメーターなど

  • パルスメーター

    パルスメーター

    パルスメーターの「パルス」は「脈・鼓動」を意味し、心拍数を簡単に計測できます。クロノ計測をスタートし、15拍など一定の脈拍数を数えたところでストップすると、クロノ針が示すパルスメーター目盛から1分あたりの心拍数(bpm)がわかります。医療現場はもちろん、日常の健康管理など、手軽に自分の脈拍を確認したい方におすすめです。

    スピードマスター クロノスコープなど

クロノグラフのデザインから選ぶ

クロノグラフは、個性豊かなデザインが特徴で、インダイヤル(積算計)の配置やプッシュボタンの形状など、ブランドの美意識が反映されています。実用性を重視したモデルから上品で優雅なモデルまで、好みやスタイルに合うクロノグラフを選ぶことがポイントです。

  • アナログクロノグラフ

    アナログクロノグラフ

    クロノ針とインダイヤル(積算計)で時間を計測する、長年親しまれてきた一般的なクロノグラフがアナログクロノグラフです。文字盤にバランスよく配置されたインダイヤルと視認性に優れ、クラシックな見た目や機械式時計を好む方におすすめです。

    カレラなど

  • アナデジ(デジアナ)クロノグラフ

    アナデジ(デジアナ)クロノグラフ

    通常の長短針によるアナログ式の時間表示と、液晶画面のデジタル式の時間表示を組み合わせた「アナデジ」クロノグラフ。アナログの見やすさとデジタルの正確さを両立し、時間確認と計測を同時に行えます。利便性と機能性を重視する方におすすめです。

    エアロスペースなど

  • デジタルクロノグラフ

    デジタルクロノグラフ

    液晶やLED表示で正確な時間計測が可能な、クォーツ式時計に搭載されたストップウォッチ機能「デジタルクロノグラフ」。1秒以下の計測も可能で、ラップタイムやカウントダウンタイマーを活用したい方、スポーツや日常の正確な時間管理に適したモデルです。

    MR-Gなど

  • 3カウンタークロノグラフ

    3カウンタークロノグラフ

    クロノ秒針、30分積算計、12時間積算計が配置された「3カウンタークロノグラフ」。クロノグラフの秒・分・時間をそれぞれ独立した針で確認することができるため、クロノグラフの時間経過が最も読み取りやすい構造となっています。

    スーパーオーシャン ヘリテージII クロノグラフなど

  • 2カウンタークロノグラフ

    2カウンタークロノグラフ

    クロノ秒針、30分積算計が配置された「2カウンタークロノグラフ」。クロノグラフの12時間積算計を省いた秒・分表示のみのシンプルな構造により、クラシカルですっきりとした文字盤デザインが特徴です。

    モナコなど

  • 同軸のクロノグラフ

    同軸クロノグラフ

    複数の積算計を同じ軸上に重ねて表示する特殊なインダイヤルを備えた「同軸クロノグラフ」。主に6時位置に配置され、分・時間など通常は複数に分かれる積算計を1つに集約した文字盤デザインが特徴です。複雑機構ならではの精密さを楽しみたい方におすすめ。

    コンプリケーションなど

クロノグラフの使い方

クロノグラフの各種ボタンや積算計の見方

クロノグラフの各種ボタンや積算計の見方

  • スタート・ストップボタン、リセットボタン

    リューズ上側に配置され、1回押すと計測開始、再度押すと計測停止する「スタート・ストップ」ボタン。計測終了はリューズ下の「リセットボタン」で行います。クロノグラフの最も基本となる操作ボタンで、ブランドごとに様々な形状が存在します。

  • クロノグラフ秒針

    クロノグラフ作動中に秒単位で経過時間を計測する中心針です。通常の時計の秒針とは独立して動き、スタート・ストップ・リセット操作で瞬時に計測が可能。ラップタイムや時間測定に欠かせない、クロノグラフ機構の基本となる針です。

  • 30分積算計

    クロノグラフ作動時の経過した「分」を最大30分まで計測するインダイヤルです。通常は3時位置や9時位置に配置され、中央のクロノ秒針と連動して1分ごとに針が進みます。短時間の計測や作業時間の把握に便利で、クロノグラフの基本的かつ最も使用頻度の高い積算計といえます。

  • 12時間積算計

    30分積算計と連動して作動するクロノグラフの「12時間積算計」は、経過時間を最大12時間まで計測できるインダイヤルです。長時間の運動、ドライブ、フライトなどの計測に適しており、長時間の経過を正確に把握できる、クロノグラフの重要な積算計のひとつです。

クロノグラフの詳しい使い方やボタン配置例などは こちら

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