情報過多のこの時代､たまにはちょっと立ち止まって､１つの時計やジュエリーを観察してみる｢ゆる極｣シリーズ｡｢ゆる｣というくらいなのでストイックに追い求めるわけでなく､気楽に少し掘り下げようという趣旨をご理解頂きたく｡４回目のゆるアイテムは､これぞ贅沢使いの真骨頂 パテック･フィリップ｢カフリンクス｣コレクション｡

　スーツでつけられるアクセサリーといえば限られてくるが､スーツスタイルを一変させると言っても過言ではない「カフリンクス」。
最近ではお求めやすいものもたくさん世の中にある中で､ あえて贅沢の極み"パテック･フィリップ"のカフリンクスで洒脱に差別化｡

　何が贅沢なのかと申しますと､このカフリンクス､選ばれしパテックユーザーでなければつけられないというトコロ｡
エルメスのバッグにはエルメスのスカーフをオンするのが女性の間で暗黙のルールになっている様に､｢パテックの時計にはパテックのカフリンクス｣というリュクシー使いが 紳士協定として存在しているワケ｡

　もともと日本にはカフリンクスをする習慣が無かったようだが、それも今は昔。チョイワル目指して日々精進するオジ様達におかれましては､手元のお洒落は手抜かりナシですし､シャツオーダーも一般的なこの時代､パテックのカフリンクスに合わせた 貴殿だけのコダワリ★ダブルカフスを作るのもまた粋。

　一流のホテルマンが客質を判断する要素として服より腕元･足元を見るという例は御多分に漏れず、時折見える部分にまで気を配るのは、まさにオシャレの真髄｡チラ魅せでも「オッ！？」と二度見されることうけ合いです。