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ウォッチ 基礎講座B取り扱い方法

クォーツと機械式の違い

クォーツ時計

●クォーツ時計は電池を動力として作動をしています。機械式と比べて精度が非常に安定していることが特徴です。
●クォーツ時計は電池が無くなるまで作動を続けます。電池の寿命はメーカーやモデルによって異なりますが約1〜2年です。電池切れの場合は電池交換(保証期間内は無料)が必要となります。
●クォーツ時計も機械式時計と同様に使用状況・生活環境の影響を受けることがあります。

機械式時計

●機械式時計は巻き上げられたゼンマイがほどける力を利用して作動します。
機械式時計にはリューズ操作によってのみゼンマイを巻き上げる手巻きと、腕の動きによって
機械内部のローター(重り)を回転させてゼンマイを巻き上げる自動巻きがあります。
●機械式時計の精度は現行の新品・中古品で1日に±5〜20秒程度、中古品やアンティークは個体により異なりますが、1日に約±30秒〜2分程度の誤差が生じる場合があります。又、ゼンマイの巻上量が一定の基準に満たない場合はトルク不足となり、 著しく時間が合わない場合があります。作動時間はモデルや年代・個体によっても異なりますが、ゼンマイが巻き上がっている状態で約30〜50時間の作動を続けます。

動力の違い

機械式時計の取扱いについて

機械式時計は繊細で複雑です。その為、衝撃・磁気・温度変化等の使用状況や生活環境によっても影響を受けます。
定期的にメンテナンスを行い、正しい知識と愛着をもってご使用頂ければ長年に渡り共に時を刻み続ける事が出来ます。

衝撃に注意

 

機械式時計の精度の要は約0.1mmに満たない厚さの金属を巻いたひげゼンマイです。野球、テニス、ゴルフなどの腕に強い衝撃がかかるスポーツをするときは機械式時計を外してください。機械式時計を外していただく理由は、ひげゼンマイを含めた時計内部の微細でデリケートな部品の変形や破損から守る為です。

テンプ
衝撃注意

磁気に注意

こちらはクォーツ時計にもあてはまりますが、時計はいうならば金属のかたまりです。
その為、磁気の影響を受けて精度を著しく害することがあります。
携帯電話、パソコンやテレビのスピーカー、電子レンジ等の
強い磁気を発する物の近くに置かないで下さい。

温度変化

金属本来の特徴で、暑いところでは
ひげゼンマイが伸びて遅れがちになり、
逆に寒いところでは
ひげゼンマイが縮んで進みがちになります。

その他の共通注意点

時刻・日付合せに関して

●基本的に右回り(時計回り)に作動するように製造されています。時刻・日付調整の際に左回し(逆回し)を行いますと故障の原因となる場合がございますのでご注意下さい。
●日付機能は深夜0時前後で変わりますが、機械内部では20時間前後から日付送りの準備が始まり4時前後に動作が完了します。この8時間の間に日付早送り調整を行いますと 機械の設計上、故障の原因となります。日付早送り調整を行う際は必ず先に針送りで深夜0時ではないことを確認し20時〜4時の間を避けて調整を行って下さい。

    
 

防水性能に関して

●時計には防水性能が備わっているモデルがあり、使用目的によって3気圧・5気圧・10気圧・30気圧防水などの様々な性能目安が設定されています。
●10気圧未満の防水性能では時計本体の機密性が低く、水や大きな気圧差がかかると時計内部に水分が混入する可能性が高いので、取り扱いには注意が必要です。
●10気圧以上20気圧未満の防水性能では、時計本体が軽く水に浸かる程度なら大丈夫ですが、水泳・ダイビング等のマリンスポーツにはご使用頂けません。
●20気圧以上の防水性能が備わっていればマリンスポーツ等に使用しても問題はありませんが、リューズがしっかり締まっていない場合や定期的にメンテナンスを行っていない場合は浸水することがありますのでご注意下さい。又、中古品・アンティーク等は経年変化のために新品当時の防水性能を備えていない時計もございます。
●非防水の時計は汗や雨のしずくなどがかかっただけでも浸水する場合がありますので十分ご注意下さい。

新品商品の初期不良

●時計は繊細で微小な部品が数百点組み合わされることにより構成されています。稀に各パーツの製造過程での若干のばらつきや、部品同士の相性の関係などで本来の性能を発揮するまでに期間を要する場合があります。

修理期間に関して

●数多くの部品で組み立てられた時計の修理は全て手作業で行い、綿密な調整が必要な為、長期の時間が必要となります。時計の種類や修理内容によっても修理期間が大きく異なりまが、通常でも3週間〜数ヶ月以上の修理期間が必要になり、部品の入手が困難な場合などは半年・年単位の長期間修理になることもございますので、ご了承下さい。