羊の革を被った狼
見事に“休み=天候不良”が続くスタッフのタカギです。
中々時間を作ってバイクに乗る事ができず悶々とした日々を過ごしています。やはり車でもバイクでも長期間乗らないと“バッテリー上がり”を起こしてしまいます。
バッテリーが上がると当然なんらかしらの救助が必要となります。車だと有名なところでJAFでしょうか。バッテリーが使えなくなると何も出来ません。
それではバイクなら・・・キャブレターという電気を必要としない空気とガソリンを混合する装置が付いています。バイクを押しながらタイミングよくギアをニュートラルから1速に入れてエンジンをかける事がるのです。
《しかし!!!!!》
最近のバイクは車と同じでインジェクターがキャブレターの代わりに付いています。バッテリーが上がってしまったら何も出来ません。
便利になる・燃費が良くなる・環境に良いなど良い事ばかりではなく、押しがけが出来なくなり救助が必要となります。バッテリーが上がるとただの金属の塊で何の役にも立ちません。
ゼニス デファイ エクストリーム・トゥールビヨン
やっぱり機械は動かしていないと駄目だという事でしょう!
機械と言えば…素晴らしい構造を持ちながら、その事を前面に持ち出さない男前な時計がいます。
- 1000m防水
- クロノグラフ
- なんとなんと“トゥールビヨン”を搭載!!
!!!!ゼニス デファイ・エクストリーム・トゥールビヨンです!!!!
ムーブメントはゼニスということで、エル・プリメロ4035SXを搭載し部品数は332個です。輪軸受けやクロノのブリッジやトゥールビヨン下部のブリッジにはゼニチウムZ+なる素材が使われています。
言葉で表すならば『トゥールビヨンを搭載したエクストリームダイバーです。』ゼニスという名の意味である“宇宙の頂点”を目指して作られた事が感じられます。
アグレッシブで無骨なデザインを前面に出したディファイのイメージを一切スポイルせずに、作り上げてしまう所に感動を覚えます。
さり気なくトゥールビヨンである事が分かります。あくまでも“さり気なく”
文字盤に彫りこまれた“TOURBILLON”の文字すらも“さり気なく”
このさり気ない“羊の革を被った狼”のような存在が堪らなく素敵です。