2020年も8月となり、腕時計の注目度がさらに高まるサマーシーズンとなりました!
今回はその2020年の半分、6月までの上半期に宝石広場で人気を集めたメンズの腕時計ブランドについて、ランキング形式でご紹介いたします。
みなさんの時計選びのご参考になれば幸いです。
この記事の目次
2020年上半期 メンズ腕時計 人気ブランドベスト10
※2020年1月1日から2020年6月30日までの、宝石広場WEBサイトの商品ページへのアクセス数を集計し、人気順にランキングを作成しました
上半期人気ブランドランキング 10位から7位まで
1847年にフランスのパリで創業した歴史ある宝飾ブランド。”王の宝石商、宝石商の王”と称賛されるジュエリーでの知名度から、レディースウォッチのイメージが強いカルティエですが、近年では2010年に登場したダイバーズウォッチ「カリブル ダイバー」に代表される、力強さと上品さが融合したメンズラインの腕時計も高い人気を集めています。
フランスを代表する世界的なファッションブランドとしてモード界を牽引するシャネル。近年では時計も、香水やバッグと同じくブランドを代表するアイテムとなっています。中でも2000年登場の「J12」は、他には無いセラミック素材を用いた個性的でファッショナブルな機械式時計として、性別を問わず常に高い人気を誇る主力コレクションとなっています。
ドイツとの国境近くのスイス北部都市シャフハウゼンにて1868年に創業した名門ブランドIWC。ドイツ時計にも通じる、クラフトマンシップ溢れる高品質で実用性を追求した時計を長年にわたり一貫生産しています。常に人気を集める看板モデルは「ポルトギーゼ」。懐中時計に由来する歴史を感じさせる優雅でクラシカルなフォルムながら、常に進化を続けているフラッグシップモデルです。
1990年代後半の大型デカ厚時計ブームの主役となったパネライ。現在40代~50代くらいの方は、当時の過熱ぶりをご存知の方が多いのではないでしょうか。軍用時計のDNAが根底にあるミリタリーテイストの時計が特徴ですが、近年では時計のダウンサイジングの潮流に合わせた、薄型や40mm以下の小さいケースサイズのモデルを追加しラインナップを拡充。近年再びパネライ人気が高まっています。
上半期人気ブランドランキング 6位から4位まで
高い視認性や精度が求められるプロスペックのパイロットウォッチを生み出し続けてきたブライトリング。航空計器を連想させるミリタリーテイストあふれる多機能な時計を多くラインナップしてきましたが、2017年に経営陣がガラリと一新。高級感や上品さを増した「ナビタイマー8」や「プレミエ」など新しいモデルを多数発表。確実に新たなファンを獲得して、宝石広場でも人気となっています。
1926年にスイスのジュネーブでロレックスのディフュージョンブランドとして誕生した「チューダー」。時計ファンからは長年”チュードル”と呼ばれ、ロレックス譲りの高品質な時計が人気を集めていましたが、満を持して2018年に日本での公式展開がスタートし、2019年には日本初の路面旗艦店をオープン。そしてオリンピックやサッカーワールドカップに次いで3番目に大きなスポーツ大会であるラグビーワールドカップの2019年大会において知名度が一気に上昇し日本でのポジションを確立しました。チューダー版サブマリーナとなるスポーツモデル「ブラックベイ」が宝石広場でも圧倒的に人気を集めています。
それまでの高級時計では用いられなかったラバー素材や希少な金属を複数組み合わせた”フュージョン”をテーマに、迫力あるパワフルな大型ケースを用いた煌びやかなラグジュアリーテイストの時計で、創設が1979年と新しいながら積極的なプロモーション活動を展開し、スイスを代表する人気時計ブランドへ上り詰めた「ウブロ」。宝石広場でも取り扱い本数が最も多いのは、2005年からスタートした「ビッグバン」。存在感抜群のラグジュアリーなコレクションで、長年ウブロの人気を支える超ベストセラーとなっています。
上半期人気ブランドランキング第3位
「ロレックス」「オメガ」と並んで、高級時計界で絶大な存在感を放つ「タグホイヤー」。古くよりモータースポーツとの縁が深く、共にデザインやパフォーマンスの進化を遂げてきました。超複雑機構を搭載した機械式時計から扱いやすいクォーツ式時計、クロノグラフやGMT機能の有無、メンズ・レディースのサイズバリエーションや複数のカラー展開など、豊富なバリエーションで幅広い時計ファンを獲得しています。「ロレックス」「オメガ」と比べて、20代から30代くらいの若い年代の方から指示が多く、少しリーズナブルでコストパフォーマンスに優れていて、宝石広場でもスポーティーな「カレラ」、エレガントな「リンク」、ダイバーズライン「アクアレーサー」が中心に長年にわたって人気を集めています。
上半期人気ブランドランキング第2位
1848年にスイスの山岳地帯ラ・ショー・ド・フォンにて創業した名門マニュファクチュールブランド「オメガ」。現在は、ブレゲ・ブランパン・ロンジンなどが所属する世界最大の時計製造グルーブ”スウォッチグループ”の中でもリーダー的存在で、さらには時計業界全体をも牽引しています。宇宙飛行士の公式時計として採用された”ムーンウォッチ”こと「スピードマスター」がブランドを代表する名作タイムピースです。オリンピックのオフィシャルタイムキーパーも何度も担当し、優れた精度で世界中で長年高い評価を受けています。
上半期人気ブランドランキング第1位
ブランドロゴの王冠マークが示すように高級時計界の頂点に君臨する王者ロレックス。その歴史は、1905年にドイツ人のハンス・ウィルスドルフがロンドンで時計の製造販売会社を興したのが始まりです。それから115年以上経過した現在は、他ブランドの追随を許さない世界中の誰もが憧れる圧倒的な存在となっています。究極の実用時計と称賛される、質実剛健で高い品質と精度の時計を長年にわたって生み出し続けています。
やはり予想どおり、ロレックスが2020年の上半期に宝石広場でのメンズブランドの腕時計で最も人気を集めたブランドとなりました!
2000年代後半にイタリアなど欧州から始まったスポーツロレックスブームが、現在も世界各国で加熱していて、宝石広場でも2位のオメガに大差をつけて人気となっています。
世界各国で季節を問わず人気を集めるデイトナやサブマリーナーといった機能性に優れたスポーツモデル、シンプルかつ上品なデイトジャストやラグジュアリーなデイデイトなどのドレッシーなモデル、クラシカルな趣のチェリーニなど、ベーシックなモデルから複雑機構を搭載した多機能モデルまで、スキの無いラインナップで多くの時計ファンを魅了し続けています。
続いて、トップ3のブランドの時計で一番人気を集めたモデルをお知らせします。
TOP3のブランドで一番人気のモデルは?
タグホイヤー 2020年上半期一番人気モデル
カレラ キャリバー16 クロノグラフ CBM2110.BA0651
タグホイヤーでは、スポーティーで洗練されたスタイルの「カレラ」コレクションから、キャリバー16搭載のクロノグラフ。縦3つのインダイヤルとデイト表示が精悍なブラック文字盤にバランス良く配置され、ビビッドなレッドがポイントカラーでインパクトを与えています。
傷に強く光沢のあるブラックセラミック素材を用いたスポーティーなタキメーターベゼルで引き締められ、ビジネスシーンでもマッチする都会的でクールなルックス。人気の「カレラ タキメーター クロノ」シリーズの2019年発表の最新モデルです。
オメガ 2020年上半期一番人気モデル
スピードマスター プロフェッショナル 311.30.42.30.01.005
オメガでは、1969年にアポロ11号の宇宙飛行士と共に初めて月面に降り立った時計”ムーンウォッチ”がルーツの人気クロノグラフ「スピードマスター」が最も人気を集めました。
精悍なタキメーターベゼルと3つ目のインダイヤルが配置された視認性の高いブラック文字盤に、プラスチック風防がセットされた手巻き式クロノグラフ「スピードマスタープロフェッショナル」。ビジネスシーンにもカジュアルなファッションにもマッチする、古さを微塵も感じさせない完成されたスポーティーなルックスの万能時計です。
こちらの現行機種「311.30.42.30.01.005」は、防水性能が従来までの30mから50mにアップし、替えのナイロンベルトや調整工具がセットされた豪華な特製ムーンウォッチボックス付きです。入荷のたびに非常に多くのお問い合わせをいただく大人気モデルです。
■関連ページ:【スピードマスター】何一つ【オメガ】同じものは【違い】ない
ロレックス 2020年上半期一番人気モデル
サブマリーナーデイト 116610LN
ちなみに、ロレックスの2020年上半期に人気を集めたモデル第二位は、「デイトナ 116500LN ホワイト」、第三位も「デイトナ 116500LN ブラック」でした。
2020年上半期人気ブランドランキングまとめ
『2020年上半期 メンズ腕時計 人気ブランドベスト10』結果
1位 | ロレックス(ROLEX) |
|
2位 | オメガ(OMEGA) | |
3位 | タグホイヤー(TAG HEUER) | |
4位 | ウブロ(HUBLOT) | |
5位 | チューダー(TUDOR) | |
6位 | ブライトリング(BREITLING) | |
7位 | パネライ(PANERAI) | |
8位 | IWC(アイダブリューシー) | |
9位 | シャネル(CHANEL) | |
10位 | カルティエ(CARTIER) |
上記の10ブランドが、2020年の上半期における宝石広場の「高級時計人気ブランド」となりました。
現在の時計業界で、巨大な影響力と資本力を持つスイスの超メジャーな高級時計ブランドが順当に上位3つを占めました。
そしてその3ブランドで最も人気を集めたモデルに共通するのは、スーツやシャツと組み合わせるビジネスの場面でも、デニムや短パンにTシャツなどのカジュアルな場面でも、時計だけがコーディネートから浮いたり悪目立ちしないオールマイティーさではないでしょうか。
ラグジュアリーでゴージャスなドレスウォッチでは、着用するシーンやファッションが限られてしまいますが、「カレラ」・「スピードマスター」・「サブマリーナー」ならば、様々なシーンで違和感なくマッチして、しっかりと存在感を主張して活躍します。
■関連ページ:スーツでもカジュアルな格好でも似合う時計って意外に多いんじゃないか説
腕時計を複数所有して、シーンに合わせた時計を選ぶのではなく、誰もが知ってる人気ブランドの、オンオフ活躍する定番スポーツモデルを選ぶというのが、最近のトレンドなのでしょうか。。。
もう一つ2020年上半期のトレンドとしては、新型コロナウイルス感染症対策から大規模な時計見本市が開催されないという、今までに無い状況となっています。
そんな社会情勢の中でも、新しいテクノロジーや素材を研究開発し、品質や性能を向上させ、新しくデザインされた新作時計を各ブランドとも開発し続けています。
宝石広場でも、各ブランドの2020年新型モデルが連日入荷してきておりますので、2020年下半期には新型モデルをさらに多く取り扱うと思われます。
■2020年リリースの各ブランドの新作時計はこちらでご確認いただけます
2020年下半期のランキングには、今回ランクインしなかったジャガールクルト・ゼニス・フランクミュラーなどの革ベルトの時計を多数ラインナップするブランドや、全く新しい新型モデルは登場するでしょうか!?
どのようなランキングになるのか、また次回のランキング発表もお楽しみに!
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