ロレックスも本社を構える、スイスを代表する国際都市ジュネーブでの『Watches And Wonders Geneve 2025(ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2025)』イベント会場と公式サイトにて、2025年4月1日に【ロレックス2025年新作モデル】が発表されました。
宝石広場スタッフがW&W現地にて撮影した最新画像と共にご紹介いたします!
↑2025年も目立つ場所で広大なブースを展開していたROLEX
ロレックス2025年新作として発表された主要モデルは下記のとおりです。
◎新型ランドドゥエラー
36mm:127234・127235・127285TBR・127236・127286TBR
40mm:127334・127335・127385TBR・127336・127386TBR
○新作GMTマスターII レフティ
126729VTNR : グリーンセラクロムダイヤル×WG オイスター
○新作GMTマスターII
126715CHNR : タイガーアイアンダイヤル×ERG オイスター
126718GRNR : タイガーアイアンダイヤル×YG ジュビリー
○新作コスモグラフ デイトナ
126518LN : ターコイズブルーダイヤル×YG オイスターフレックス
○新作スカイドゥエラー
336938 : ブライトグリーンダイヤル×YG オイスターブレス
336238 : ブライトグリーンダイヤル×YG オイスターフレックス
○新作パーペチュアル 1908
52508 : イエローゴールド製セッティモ7連ブレスレット
○新作デイトジャスト 31
278288RBR : レッドオンブレダイヤル×YG×ダイヤモンド
●廃盤オイスターパーペチュアル
※セレブレーションダイヤル : 277200/126000/124300
●廃盤デイトジャスト 31
※フローラルダイヤル : 278271/278273/278274など
2025年新作の主要モデル詳細は、現地からの画像と共に詳しく解説しています。
この記事を読めば、ロレックスの2025年新作モデルまる分かりです!
この記事の目次
ロレックス 2025年新作『ランドドゥエラー』
1905年に創業し、2025年で120周年を迎えたロレックスに、全く新しい新型モデルが加わりました。
海の住人「シードゥエラー」、空の住人「スカイドゥエラー」に続く、ロレックスによる造語で”陸の住人”を意味する『Land‑Dweller ランドドゥエラー』。
ROLEX 2025年新作 ランドドゥエラー Ref.127334
(ROLEX公式サイト https://www.rolex.com より)
すでに、探検家へ向けたタフなスポーツモデルのエクスプローラーが長年にわたり存在していますが、こちらはデイトジャストやデイデイトなどと同じ”クラシック”モデルに属する上品なタイムピースとして新たに誕生しました。
![]() ランドドゥエラー 127334
・税込定価:2,255,000円 |
外見上の最大の特徴は、ケースからブレスレットまでが一体化したフォルムでしょう。
ホワイトロレゾール仕様 40mm:127334・36mm:127234
かつて1970年代~1990年代にかけてロレックスが展開していた「オイスタークォーツ」に非常によく似たデザインで、オーデマ・ピゲ「ロイヤルオーク」やパテック・フィリップ「ノーチラス」にも通じる、ラグジュアリースポーツウォッチの王道とも言えるスタイルです。
エクスプローラー36やエクスプローラー40に似た立体的なインデックス配置の文字盤は、新たに「ハニカム」モチーフの装飾が立体的に施されたデザインとなっています。
丸みの無い新形状の「フラットジュビリーブレスレット」が組み合わされたケースは、こちらもエクスプローラーと同じ<36mm・40mm>のサイズ展開。
エバーローズゴールド仕様 40mm:127335・36mm:127235
ホワイトゴールドのフルーテッドベゼルがセットされたステンレスモデル、ダイヤモンド装飾の有無を選べるエバーローズゴールドモデル、さらにダイヤモンド装飾の有無を選べてアイスブルー文字盤がセットされたプラチナモデルの3種類の素材バリエーション。
プラチナ仕様 36mm:127286TBR・40mm:127386TBR
さらに注目すべきは、着用感を高めるためリューズよりも厚みを抑えたスリムな形状でトランスパレントケースバック(シースルーバック)仕様のケースに搭載された、薄型設計のムーブメント「Cal.7135」です。
シリコン製のシロキシ・ヒゲゼンマイや高性能なパラフレックス耐震装置に加えて、新たに開発した脱進機ダイナパルスエスケープメントを搭載し、振動数がアップした新型ムーブメントについて、宝石広場の修理アフターサービス部門【時計修理センター渋谷】のスタッフ・藤本の意見をご紹介いたします。
見た目に大きな違いはありませんが最大の違いは振動数と脱進機機構の変更です。36,000振動/毎時はかねてより数々のメーカーが追い求めてきましたが、精度を追求したものの高速で作動するがゆえに耐久性にデメリットがあり、現在ではバランスがとれた28,800振動/時のムーブメントが使われるのが一般的です。
脱進機機構の部品の多くをシリコン製にする事により従来の脱進機よりも大幅にエネルギー効率が高まったとうたっていますし、耐久性も従来の物と比べ改善されているのかもしれませんね。
ロレックスとして初めての36,000振動/毎時自社開発ムーブメントですから相当の自信作なのでしょう。
少しだけ既視感のあるフォルムですが、ロレックスだから実現できた、他のブランドが決して真似できない最新技術や最先端素材が多数投入された、入荷が待ち遠しいブランニューモデルです。
ロレックス 2025年新作『GMTマスターII レフティ』 グリーンセラクロムダイヤル
2022年に突如として発表され大きな話題となった、通常とは反対側の9時側にリューズがセットされたレフティ仕様の「GMTマスターII 126720VTNR」。
1955年に初代GMTマスターが誕生してから70周年を迎えた2025年には、ホワイトゴールド素材のケースとオイスターブレスレットに、ロレックスのコーポレートカラーである緑色の文字盤が組み合わされた新作モデルが追加されました。
ROLEX 2025年新作 GMTマスターII Ref.126729VTNR
(ROLEX公式サイト https://www.rolex.com より)
2003年にサブマリーナ50周年記念モデルとして登場したグリーンサブ「サブマリーナー デイト 16610LV」の頃とは異なり、現在は多くのブランドでグリーンカラーの時計がラインナップされ人気を集めています。
しかし今回の新作モデルは、かつてGMTマスターIIに存在した「GMTマスター II 116718LN」のグリーン文字盤とは異なり、ロレックス初となる文字盤にセラミック素材を用いたグリーンセラミック文字盤となっています。
![]() GMTマスターII 126729VTNR
・税込定価:7,062,000円 |
近年、ラインナップを拡充し続けているGMTマスターIIですが、多くの方が予想していた赤×黒の”コーク”ベゼルを採用した新作モデルは登場しませんでした。。。
金無垢モデル⇒ロレゾール(コンビ)モデルと派生することが多いので、ステンレスモデルの登場にも期待したいGMTマスターです。
ロレックス 2025年新作『GMTマスターII』 タイガーアイアンダイヤル
続いても人気のプロフェッショナルスポーツモデル「GMTマスターII」。
人気の高いブラウン×ブラックの2トーンベゼルを備え、エバーローズゴールド素材のケースとオイスターブレスレットの「GMTマスターII 126715CHNR」に、新しい文字盤が追加されました。
ROLEX 2025年新作 GMTマスターII Ref.126715CHNR
(ROLEX公式サイト https://www.rolex.com より)
黄色い宝石「タイガーズアイ」、赤色の宝石「レッドジャスパー」、黒色の鉱石「ヘマタイト」の3種類の鉱石から構成された縞模様の「タイガーアイアン」文字盤モデル。
天然石から加工するため同じ表情は世界に2つと無い、非常に貴重なダイヤルです。
![]() GMTマスターII 126715CHNR
・税込定価:7,467,900円 |
2023年に登場したブラック×グレーの2トーンベゼルに、イエローゴールド素材のケースとジュビリーブレスレットの「GMTマスターII 126718GRNR」にも、「タイガーアイアン」の新文字盤が追加されました。
GMTマスターII 126718GRNR 「タイガーアイアン」
イエローゴールド素材と「タイガーアイアン」文字盤が絶妙にマッチして、ワイルドで強烈なインパクトを放っています。
![]() GMTマスターII 126718GRNR
・税込定価:7,172,000円 |
天然素材の文字盤と言えば、見る角度によって色合いが異なる上品な印象の「シェル」文字盤がロレックスではメジャーですが、新作の「タイガーアイアン」文字盤は、力強いパワフルな印象のラグジュアリーモデルです。
ロレックス 2025年新作『コスモグラフ デイトナ』 エクスクルーシブダイヤル
プロフェッショナルスポーツモデルの最高峰「コスモグラフ デイトナ」には、2025年モデルとして新しい文字盤カラーが登場しました。
ROLEX 2025年新作 コスモグラフデイトナ Ref.126518LN
(ROLEX公式サイト https://www.rolex.com より)
天然石のターコイズを採用して2000年に発売されたスペシャルモデル「デイトナビーチ 116519」とは異なり、こちらは光沢あるラッカー仕上げの美しいターコイズブルー色を文字盤に採用。
「コスモグラフ デイトナ 126506」などのプラチナモデルだけで展開するアイスブルーとも異なる色味の強い青色です。
華やかなイエローゴールドケースにセットされたブラックセラクロムベゼル、3つのインダイヤルやオイスターフレックスブレスレットのブラックが、精悍でスポーティーな印象を高めています。
「オイスターパーペチュアル」のように、ステンレスモデルにも是非とも追加してほしい美麗なカラーリングです。
![]() デイトナ 126518LN
・税込定価:5,491,200円 |
他にも「コスモグラフ デイトナ」に2025年新作モデルが発表され、過去に展開されていた隕石「メテオライト」文字盤が、3種類のゴールド素材のオイスターフレックスモデルで復活しました。
メテオライト ERG 126515LN・WG 126519LN・YG 126518LN
宇宙から地球に落下した隕石(英語:Meteorite)を採用した、独特な表情を放つメテオライトダイヤル。
宇宙で爆発した天体のかけらが、気の遠くなるような時間をかけて冷却されることで生まれたこの隕石は、地球上では決して生まれない独自の模様を持つため、非常に高い希少性を誇ります。
![]() デイトナ 126515LN
・税込定価:6,424,000円 |
さらに、「コスモグラフ デイトナ」の2025年新作モデルが発表され、廃盤となっていた文字盤カラーが再登場しました。
YG×グリーン 126508・WG×ブルー 126509・ERG×チョコレート 126505
イエローゴールド素材にブライトグリーン文字盤(126508)、ホワイトゴールド素材にブライトブルー文字盤(126509)、エバーローズゴールド素材にブライトチョコレート文字盤(126505)というどれも魅力的なカラーリングです。
ただでさえ圧倒的な人気を誇る「コスモグラフ デイトナ」のラインナップが増強され、ラグジュアリースポーツモデルとしてのステイタス性が更に高められました。
ロレックス 2025年新作『スカイドゥエラー』 ブライトグリーンダイヤル
アニュアルカレンダーと2タイムゾーン表示を搭載した、ロレックスで最も複雑な機構を搭載したコンプリケーションウォッチ「スカイドゥエラー」に、2025年新作モデルとして、新しい文字盤カラーが追加されました。
ROLEX 2025年新作 スカイドゥエラー Ref.336938
(ROLEX公式サイト https://www.rolex.com より)
華やかなイエローゴールドモデルに、鮮やかなブライトグリーン色の文字盤カラーが加わりました。
![]() スカイドゥエラー 336938
・税込定価:8,259,900円 |
2023年に登場した「スカイドゥエラー 336934」に採用された青みがかった色合いのミントグリーン文字盤とは異なり、ロレックスのコーポレートカラーを思わせる鮮やかな緑色です。
前述の、イエローゴールド素材のブライトグリーン文字盤モデル「コスモグラフ デイトナ 126508」と同じ、放射状に反射するサンレイ仕上げされた美しいブライトグリーン文字盤が印象的で人気を集めそうなタイムピースです。
ロレックス 2025年新作『パーペチュアル 1908』 ブレス仕様
2023年に初代モデルが登場した、クラシカルでエレガントなドレスウォッチ「パーペチュアル 1908」。2024年のプラチナモデルに続いて、2025年も新作モデルが加わりました。
ROLEX 2025年新作 パーペチュアル 1908 Ref.52508
(ROLEX公式サイト https://www.rolex.com より)
イエローゴールドモデルにのみ、1908専用の「セッティモ」ブレスレット仕様が追加されました。
「セッティモ」とは、イタリア語で”7つ”を意味し、ジュビリーブレスレットよりもさらに細かい7連のセッティモブレスレットが上品なテイストを高めています。
明るい「インテンスホワイト」と漆黒の「インテンスブラック」の2色の文字盤カラーで展開。
![]() 1908 Ref.52508
・税込定価:5,273,400円 |
ケースもブレスレットも全てイエローゴールド素材ながら、薄型設計のムーブメントCal.7140を搭載したスリムなケース形状と、1つ1つが小さいコマで構成された新型のセッティモブレスレットにより、重量感を感じさせない軽量でフィット感に優れたタイムピースとのことで、入荷が待ち遠しいモデルです。
ロレックス 2025年新作『デイトジャスト 31』 レッドオンブレダイヤル
ロレックスのクラシックなドレスウォッチ「デイトジャスト」にも、2025年新作モデルとして文字盤のカラーバリエーションが追加されました。
ROLEX 2025年新作 デイトジャスト 31 Ref.278288RBR
(ROLEX公式サイト https://www.rolex.com より)
31mmケースで展開する「デイトジャスト 31」のイエローゴールドモデルとホワイトゴールドモデルに、美しい赤色の文字盤が登場。
ネルシャツやニットなどで用いられる、中心の明るい色から外側へ向けて暗くなるグラデーションの「オンブレ」カラーリングの「レッドオンブレ」ダイヤルがセットされています。
文字盤にセットされたダイヤインデックスが、ラグジュアリーなテイストをアップさせています。
![]() デイトジャスト 31 278288RBR
・税込定価:7,327,100円 |
今までにありそうでなかった、赤の明暗で彩られた美しい文字盤を備えた、スペシャリティ感あふれる華やかなデイトジャストが新たに登場。コレクションに、より一層の華やかさを添えています。
ロレックス 2025年廃盤(ディスコン)モデル
2025年の新作モデル発表のタイミングでディスコン(廃盤)となった主要モデルは下記のとおりです。
オイスターパーペチュアル31/36/41
・セレブレーションモチーフ文字盤 (277200・126000・124300)
オイスターパーペチュアル31/34/36/41
・ブラック文字盤 (277200・124200・126000・124300)
・ブルー文字盤 (277200・124200・126000・124300)
デイトジャスト31
・フローラルモチーフ文字盤 (278274・278271)
ディープシーチャレンジ
・文字盤マイナーチェンジ(126067-0001)
ヨットマスター42
・ファルコンズアイ文字盤 (226659)
※ロレックス新作モデルは、流通が開始され次第、宝石広場にも入荷予定です。
※ロレックス新作情報は、更なる情報や画像があり次第、随時追記していきます。
ロレックス 2025年新作モデル まとめ
2025年 ロレックス新作モデル。皆さんの新作予想は、いかがでしたか??
パワーアップしての復活を期待した「ミルガウス」は今年も無し。
ロレックスとしては、耐磁性能にだけ特化したモデルは今さら必要ではない。
しかし耐磁性能は、現代の時計に絶対に必要なスペックなので、「パーペチュアル 1908」が搭載する2023年に発表されたCal.7140や、2025年新作モデル「ランドドゥエラー」が搭載するCal.7135など、耐久性や安定性に優れた最新鋭の高精度なムーブメントを改良して、各モデルに搭載していく!という事なのでしょうか。
ベゼルや文字盤のカラー追加ではなく、全く新しいモデルも誕生する。
ロレックスの新作予想は、やはり難しいですね。。。
▼予想が当たっているか大きく外したか、宝石広場スタッフによる事前予想も、参考までにご参照ください。
2025年の時計業界も絶対に時計の王様ロレックスから目が離せないですね!
それでは、また!
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