こんにちは、営業部の清水です。今年はオメガ推しで行こうと思います。
今回は2015年の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』です。
2016 米 / Fifty Shades of Grey / Focus Features (IMDb)(公式)
イギリスの恋愛小説が原作の官能映画ですが、脚本が本気でどうしようもなく、あらすじをまとめるとこんな感じです。
平々凡々な女子大生がなぜかいきなりイケメンの大富豪に見初められ、豪華デートやお姫様扱いでシンデレラストーリーっぽく始まっときながら蓋を開けてみればド変態野郎の特殊性癖に振り回されたかと思いきや、なんやかんやで恋愛経験ゼロの女子大生のはずがどういうわけか小悪魔的要素を発揮したりなんかしちゃったりする作品です。
この作品、元は主婦が女性向けに書いたオンライン小説で、ファン・フィクション(所謂二次創作)だそう。女性の「こうされたい」「こんなこと言われたい」妄想がテンコ盛りな、オトナ向けの作品のようです。その小説は書籍化され、全世界で1億部も売れてるベストセラーだというのだから、世の男性はこれを読むか観るかして女性攻略の一助とされるのもまた一興かと。
こういった題材を抜きにしても、男女間での価値観や嗜好の違いによる葛藤やすれ違いは大なり小なり「あるある」なことだと思うので、その辺りが世の女性の共感を呼び、この作品の反響に繋がったのだと思います。
さてこちらの大富豪クリスチャン、どうやら大変なオメガマニアのようです。東京都内のワンルームアパートくらいありそうなウォークインクローゼットに整然と服や靴を揃え、引き出しの中にはオメガの腕時計が数本鎮座しております。
しかもシーマスターアクアテラばっかりで少なくとも4本所持してます。三針コンビ黒文字盤ブレス(231.20.39.21.06.001?)、クロノ無垢革ベルト(231.53.44.52.06.001?)、クロノステンブレス(231.10.44.50.01.001?)と徹底してます。そして作中ずっと嵌めてるのがこちら、「シーマスターアクアテラクロノグラフ」の《231.13.44.50.02.001》です。
主演のジェイミー・ド―ナン(左)が、オスカー俳優となりオメガのアンバサダーを務めるエディ・レッドメイン(右)とかつてルームメイトだったことが何か関係あるかもしれませんし無いかもしれません。
Photo by Donato Sardella/Getty Images for W Magazine
ラジ―賞10部門中5部門制覇という偉業を達成したのも納得の作品です。