こんばんは、ソメイです。
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時計の大型化と「男性用」「女性用」の境目の変化
最近の時計の大型化は皆さん既知の事実ですね。
ボーイズサイズなんていうサイズもありますが、最近は「男性用」「女性用」の境目があいまいになって来ており、大型時計はすっかりファッションとして定着したのではないでしょうか?
当店にご来店されるお客様の中でも、お洒落な女性のお客様が男性モデルをさらりと腕にハメていらっしゃったり、また実際に男性モデルを購入されていく方も多いです。
その姿を実際に見ていて女性が男性用モデルをお使いになられると、その時計のイメージが大きく変わるというのはすごく面白いと思います。
女性が着ける40mmのパネライと45mmのフランク・ミュラー「ベガス」
パネライは「40mm」。ベガスは「45×32.5mm」。
両モデルともにかなり大振りな時計ですが、意外と大きさの問題は無く使えると思いませんか?
女性が着けるフェミニンなデザインの男性向けモデル
フェミニンな時計の代表として、カルティエとハリー・ウィンストンです。
カルティエのトノーもLMサイズで本来の区分けは男性用ですが、今だとそんなに大きな部類には入りません。もともとのデザインがかなり女性的な部分もありますので、すんなりイケると思います。
ハリー・ウィンストンも宝飾ブランドだけあって、すんなり受け入れられるのではないでしょうか?ダイヤの有無を抜きにしても、宝飾ブランドらしい優雅なデザインは女性が着用された時の方がより強調されると思います。
女性が着ける男性的なデザインのメンズ時計
逆に男性的なイメージの強いヴァシュロンとブレゲです。
もともと時計愛好家向けのイメージも強く、当店のみならず他店でも圧倒的に男性からの支持が強い両ブランドです。
ヴァシュロンはちょっとカジュアルな装いや、スポーティーな服装でお使いになられると格好良いのではないでしょうか?
またブレゲはスーツスタイルや、正装をした時にサラッと付けると非常にスマートな感じがすると思います。ブレゲはベルトを明るい色に変えてみると、もっと良い印象になるのではないでしょうか?
男性目線で見た場合、ブレゲの様なクラシックなデザインの時計にパステルカラーとかのベルトを付けて着用していたりすると、思わず「おっ!!」と思ってしまいます。
番外編「パテック・フィリップ」
アンティーク?と思う方も多いとは思いますが、意外とファッションの一部として見てもかなりの年数を経て現在に至った独特の雰囲気が良いプラスになると思います。
また古い品物なので、他人をかぶる事も少なく、状態も個体によって様々なので、「自分だけのモデル」といった感じが多くなると思います。