こんにちは営業部の清水です。
今回は2014年の『ヤング・アダルト・ニューヨーク』です。

画像引用:2014 米 / While We’re Young / A24(IMDb)
コメディ映画の重鎮ベン・スティラー主演のコメディ映画なんですが、意外にも重い内容で、主役夫婦と近い立場の自分はなかなかにがい気持ちになりました。

共働き二人暮らしの夫婦、ジョシュ(ベン・スティラー)とコーネリア(ナオミ・ワッツ)は、自由気ままな暮らしを送っていましたが、ドキュメンタリー映画監督であるジョシュは、いつまでも新作が完成せず、いまひとつ充実しない、物足りなさを感じていました。
ある時、自分を監督として尊敬しているという、駆け出しの映画製作者ジェイミー(アダム・ドライバー)に出会います。若く快活で屈託のない(ある意味遠慮のない)ジェイミーに感化され、夫婦ぐるみでの交流が始まります。

野心でのし上がろうとする若いジェイミーは手段を選ばず、自分の映画製作にジョシュを巻き込んでいきます。
アダム・ドライバー演じるジェイミーがま~~~嫌なやつなんですよ!本人はまったく悪びれる様子もなくジョシュを利用して要領良く自分の功績にしようとするやり方はまさに現代の若者といったキャラクターなんですけど、憎ったらしい~~。
アダム・ドライバーは2016年の『沈黙 -サイレンス-』で敬虔なキリスト教宣教師を演じるなど、振り幅の広い役者でありますので、この憎たらしい若者も「いや~こういうやついる」と思える良い演技だったんですけどね。
人生の途中からスマートフォンやSNSが登場した世代と、生まれた時からそれらが生活の一部だった世代の考え方の違いも顕著な作品でした。

ナオミ・ワッツはロレックスのデイトジャスト(16200)をつけています。メンズサイズで、かっこいい。※↓文字盤色違いです。

ちなみにジェイミー君は、Perfumeのっちが着けていたのとサイズ違いっぽいカシオのデジタルウォッチを着けています。憎い奴め。
画像引用:Perfume LOCKS!(2015/08/24)