こんにちは!
30代になり、少しずつ身体の衰えを感じているTAKAHASHIです。
少しの夜更かしや短時間の運動だけで衰えを感じます…。
不摂生をやめて継続的な運動が大事であると、出来ることなら20代の頃の私に伝えたいものです。
さて、30代になってから増えた事がもう一つあります。
タイトルでお分かりの通り、友人の結婚式に参列する回数です。
20代の頃にも何度か機会はありましたが、ここ数年で一気に回数が増えた印象がありますし、同じように感じている同世代の方も多いはず。
そこで今回は、結婚式という重要なライフイベントにおいて、腕時計を着けても良いのか?着けるならどんな時計がふさわしいのか、マナーと一緒にご紹介いたします。
この記事の目次
結婚式に腕時計をつけても良いの?
そもそも、結婚式に時計を着用しても良いのか?という疑問を持つと思います。
↑着用するスーツ・ネクタイ・シューズに続いて、アクセサリー類の選択も重要です!
結婚式に腕時計をつけて良いか・悪いか、結論から言います。
現在では(ルールを守ったうえで)時計を着用してもOK!という風潮にある様です。
腕時計を見るという行動=時間を気にしているということになります。
結婚式は、新郎新婦の晴れの舞台ですから、時間を気にせずに参列しましょう!ということで、以前は腕時計の着用はNGとされていたのではないでしょうか。
しかし、昨今では腕時計はファッションの一部だという考えもあります。
お祝いの場では、普段よりも華やかに着飾る事もマナーの一つですので、オシャレをするアイテムとして腕時計が認識されている訳です。
精一杯にお祝いの気持ちがあっても、思わず文字盤に見入ってしまうという時計好きもいるはずなので、結婚式というシチュエーションでは注意が必要です。
結婚式につけてOKな腕時計は?
先述の通り“ルールを守ったうえで”結婚式での腕時計の着用はOKです。
次に、ルールを守った時計とはどんな時計なのかをモデルと共にご紹介します。
基本は極力シンプルなドレスウォッチ
フォーマルな場面では、シンプルなドレスウォッチが基本です。
ご存知の方も多いロレックスで例えるならば、ストップウォッチ機能のクロノグラフを搭載したタフでスポーティーなプロフェッショナルモデルの代表格【コスモグラフ デイトナ】よりも、3針でスッキリとした文字盤のスタンダードウォッチ【デイトジャスト】の方がフォーマルだと言えます。
↑クロノグラフ搭載の「コスモグラフ デイトナ」と3針モデル「デイトジャスト」
デザインがシンプル
文字盤のカラーは、<ホワイト・ブラック・シルバー・グレー>など彩度を抑えた定番の色がいいですね。スタンダードな3針モデルの時計でも、レッドやイエローなどの派手な文字盤は適していません。
加えて、ケースの形はラウンド型をおススメします。
モデルによっては、四角形のスクエア型や長方形のレクタンギュラー型も候補に挙がりそうですが、着飾るアイテムとは言え、無難で目立ちにくい事も結婚式の場では重要です。
時計好きには見慣れたモデルであっても、目上の方が多い場合や時計を目にする機会が少ない方には派手だという印象を持たれてしまう可能性もありますからね。
ストラップのモデル
ブレスレットかレザーストラップの二択であれば、レザーストラップの方が結婚式には適していると言えます。
フォーマルな場面では黒い革靴を履くでしょうから、時計も黒のレザーストラップで着用出来ると全体の収まりがよくなります。
もし黒いストラップの時計をお持ちでない場合には、落ち着いた色味のストラップをおススメします。
または、この機に黒いストラップを購入してみるというのもいいかもしれません。
もちろんビジネスシーンで使えるので、持て余すことはないと思います。
それでもブレスレット仕様の時計を着用して結婚式に参列する場合は、ケースの素材は<ステンレス・チタン>などを選び、イエローゴールドやピンクゴールドなど華美なものは避けましょう。
↑ブレスレット仕様の時計が絶対にダメ!ということではありません。
薄型・サイズが大きすぎない
これまでご紹介した条件を踏まえて選ぶならば、ミニマルなデザインが特徴のノモス グラスヒュッテ「オリオン」はいかがでしょうか。
38mmラウンドケース、シンプルなバーインデックスがセットされたホワイト文字盤のクラシカルな時計です。手巻きムーブメントのCal.αを搭載しているのでケースが薄く、シャツの袖口にしっかりと収まり悪目立ちすることはありません。
そして、組み合わされるレザーストラップは、シューズとも相性が良さそうな光沢が美しいコードバンレザー素材。柔らかで上質なシェルコードバン仕様なのも嬉しいポイントです!
機能がシンプル
クロノグラフやムーンフェイズなどの機能が搭載された時計は、便利で操作する楽しみもありますが、基本的には2針や3針の時計がベストとされます。
さらに厳しくジャッジすれば、GMT針のあるGMTマスターIIなども、3針ではなく4針の時計で、2トーンベゼルなどのカラフルな色使いから結婚式にはあまり適していないと言えます。
レザーストラップ仕様のノモスグラスヒュッテのオリオンに続いて、ブレスレットモデルでのオススメは、スタンダードな3針モデルのロレックス「デイトジャスト」です。
ステンレス素材の小ぶりな36mmケースに、上品なジュビリーブレスレットの組み合わせ。
シンプルなバーインデックスのシルバー文字盤という、あらゆるシーンにマッチする万能時計です!
結婚式につけない方が良い腕時計は?
Tシャツや麻素材などカジュアルな服装や、個性的で奇抜なデザインなど、主役の2人より悪目立ちして結婚式にNGなファッションがあるように、時計でもNGな時計が存在します。
派手すぎる腕時計
派手な時計と言えば、ロレックスの「オイスターパーペチュアル」の”セレブレーション”ダイヤルです。
ターコイズブルーをベースに、キャンディピンク、イエロー、コーラルレッド、グリーンと多色を使った文字盤がポップで印象的なモデル。<31mm・36mm・41mm>のケースサイズで展開し、2023年の誕生時には一気に話題を集めました。
2次会などには向いていますが、結婚式に着ける時計としては派手過ぎて不適切と言えるでしょう!
カジュアルすぎる腕時計
結婚式以外では、多機能ながらスポーティー&タフで大活躍するカシオの人気時計「G-SHOCK」ですが、ラバーストラップモデルはカジュアル過ぎてNGなのと、デジタル表示であることがフォーマルなシーンでは望ましくありません。
フォーマルなシチュエーションではなく、カジュアルでアクティブなシーンの方がG-shockの魅力を最大限に引き出すことが出来ますね。
大きすぎる腕時計
腕周りで圧倒的な存在感を放つ、大きなケースサイズの腕時計も結婚式には適していません。
大きなケースサイズの時計ブランドとして有名なパネライの人気モデル「ルミノール PAM01312」は、44mmの大型ケースにリューズガードを備えた迫力あるフォルムの時計です。
厚さもしっかりあり、これぞ”デカ厚”のパネライといった時計ですが、シャツの袖口に収まらないボリューミーなサイズ感なので、結婚式に着ける時計としては向いていないオシャレな時計です。
結婚式につけたいオススメな腕時計
結婚式に是非ともつけて参列したいオススメな時計をご紹介いたします。
参列する男性にオススメな腕時計
フォーマルなスーツにマッチする、レザーストラップのシンプルで格式ある時計がオススメです!
↑バシュロン・コンスタンタンのドレスウォッチ「パトリモニー」
”上がり時計”として挙げられるパテックフィリップの「カラトラバ」や、質実剛健な作りで人気を博すランゲ&ゾーネの「サクソニア」など。
歴史のある老舗ブランドで世界的に有名な名門ブランドのクラシカルな時計は、完成されたシンプルながら風格の感じられるデザインで目立つことなくフォーマルな場に適しています。
参列する女性にオススメな腕時計
日本全国どこでも、あらゆる世代の女性から人気や知名度が高い、カルティエの時計がオススメです!
↑2017年にリニューアルし、近年のカルティエ人気をリードする「パンテール」
長年にわたり人気を集める定番モデルの「サントス」や「タンク」、丸みを帯びたユニークな曲線が美しい「パシャ」・「バロンブルー」・「ベニュワール」、流れるような美麗なフォルムで近年は特に人気の「パンテール」・「クレ」など、どのモデルもオススメです。
華やかで雅な雰囲気あふれるカルティエの時計は、結婚式につけて参列する最適な時計と言えます。
また、着物で参列する場合は、できるだけ腕時計やジュエリーなどは身につけないほうが和装のコーディネートとして好ましい傾向にあります。
※結婚式などのフォーマルな場面に最適なドレスウォッチについて詳しくは、下記の特集ページも是非ご覧ください。
■関連ページ:ドレスウォッチ特集
結婚式に参加する立場別のケースを紹介
ここまでは、友人や親戚などが結婚式に参列する際にオススメな時計を紹介してきましたが、式の主役となる新郎&新婦、参列する家族はどうでしょうか?
↑結婚式の主役側は、時計を気にしている場合ではないかもしれません!
新郎
新郎は、基本的には時計を着用しないというのが一般的なようです。
しかし、結納返しでもらった時計を着用するといったケースもある様ですし、形見として持っている時計を着用して式に臨む方もいらっしゃるようです。
人生最大とも言える大切なイベントですので、思い入れのある時計でしたら着用しても良し!という事なのでしょう。
新婦
新婦も、基本的には着用しないのが一般的で大半の方は着用していないそうです。
元々所有している時計を着用するかしないかという点よりも、どのような素敵なドレスや着物を身にまとって最高の一日にするのか!?という点に重きを置いている方が多いのではないでしょうか。
両親
新郎新婦の両親はと言うと、こちらも着用しないことがベターなようです。
タキシードを身にまとい、ポケットにはチェーンが付いた懐中時計がちらっと見えてオシャレ!なんて話を聞いたことがありますが、結婚式という場では例外です。
もしかしたら、時計を見る間もなく新郎新婦の大切なイベントは進行されますから、親御さんとしては一瞬も見逃さない為に時計は見ない!なんて声もあるかもしれません。
1.5次会や2次会に参加する場合は?
厳粛でかしこまった雰囲気の結婚式ではなく、その後の仲の良い友人や同僚などが集まるパーティーなどの1.5次会や2次会で最適な時計は、どのようなものでしょうか?
こちらの場合は、主催者との関係性にもよりますが、当日のファッションも含め、ある程度は自由に選んでも問題ないと思います!
ロレックスであれば、力強さやタフさを感じさせない都会的なラグジュアリーなスポーツモデルの「ヨットマスター」や、華やかなゴールド素材を用いたコンビ仕様の「デイトジャスト」がピッタリです!
↑クルーザーでのパーティーシーンを想定したROLEXのヨットマスター
煌びやかな時計がダメだというよりは、ファッションや会場の雰囲気にマッチして、節度やマナーを守った楽しみ方が出来ていれば問題ないでしょう!
結婚式で腕時計をつけるときの注意点
最後に、結婚式で腕時計をつける際の、マナーや注意する点をご紹介いたします。
↑結婚式の主役は新郎&新婦です。参列者は笑顔で見守りましょう。
必要以上に時間を気にしない
腕時計をチラチラ見たり、近年ではスマートフォンを操作するのは当然ながらマナー違反です。
大事な親族またはご友人のおめでたい場ですので、時間を気にせずにフルタイムお祝いしたいですね。
時計好きは、時刻を確認する目的以外でも癖で時計を操作したり文字盤を見てしまう人もいるでしょうから気を付けたいですね。
破損している時計はつけない
”大安”のお日柄や、数字の”8”など日本では古くから「縁起」をかつぐ風習があります。
そういった意味では割れている物やヒビが入っている物は、とくに結婚式では縁起が悪く注意しなくてはなりません!
もし着飾るアイテムとして手に取った時計のガラスが割れてしまっているのならば、時計を着用しないという選択をおススメします。
お祝いの気持ちを持って、厳かな式の進行を妨げないよう礼儀正しく振る舞いましょう。
このあたりは、一般的なルールそして大人の嗜みとして常に意識したい点です。
まとめ
結婚式につける腕時計について、いろいろと解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
結婚式に腕時計を着けても良いのかでいうと、最近はOKなことが多いです。
着ける場合は悪目立ちしない、シンプルな黒革ベルトの2針や3針のドレスウォッチがベストチョイスと言えるでしょう。
”結婚式”という人生最大のイベントで、フォーマルな場面に最適な時計を確実に選んで、一生の記念に残る瞬間に立ち会いましょう!
結婚式場での結婚式という限られた環境で、スーツからチラりと見えるわずかな面積の時計でも、初対面の方からの良い印象・悪い印象の判断材料となってしまいます。
『あの時計で参列して失敗した…』と一生後悔しないように、今回の記事が参考になりましたら幸いです。
結婚式にも最適な、さまざまな時計を取り揃える宝石広場で、是非ご自身にあった時計を探してみてください。
それでは、また別の記事でお会いしましょう!
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