“梅雨入り”という言葉に反応してしまうスタッフのタカギです。
先日も泊まりで箱根に梅前の本気攻めです。前日まで雨の予想(・。・)とは辛いところ。さああとは当日まで念じるだけ“晴れろ!晴れろ!晴れろ”
微妙だけど出発しちゃうところが大人気ない。我慢できない煌きの瞬間。ここから色々な物語が生まれます。台数のいるツーリングは楽しいです。日頃の行いが宜しいのか?このメンバーの中に強烈な晴れ男がいるのか?写真に写っている路面のブラックマークは決して私がつけたものではありません。
さてバイク乗りで30代半ばから上の方が見たら確実に興味を惹く写真です。現在のHONDAのレーシングマシンを代表するスポンサーカラーと過去に一斉風靡したスポンサーカラーの2台です。
この様に並べるとどちらもインパクトのあるカラーリングが特徴的で新旧世代を上手く表現しています。オレンジ色のバイクはメーカー純正レプソルですが、隣に見えるロスマンズカラーはなんと!自家塗装です!!メーカー純正では絶対にない車種なんです。
この様に並べると新型と旧型だからという単純な考えだけで、切り捨てるのは非常にもったいない。実際こうして並んでいる私のCBR1000RRも実際は2007年型・・・既に旧型です。
新型と旧型 新型が絶対的に良いという訳ではないはず
身近なところで電気製品や洋服などは、当然流行や技術の進歩などで違いは出てきますが、すべてのモノがより新型が絶対的に良いという訳ではありません。そのモノの持つ魅力や
雰囲気は新型旧型関係ありません。
個性という表現の難しい部分ですが、とても面白いと思います。
ロジェ・デュブイの「イージーダイバー」と「ニューイージーダイバー」
時計で表現するとロジェデュブイのデザインの変え方が大胆で個性的だと思います。既存のイージーダイバーという完成したデザインを、大胆にも手を加え新たな存在に変身させています。
ニューイージーダイバーとイージーダイバーのどちらが良いのか?
ベースとなるデザインは同じであるが、ベゼルや文字盤を変えるだけでここまで雰囲気が変わる魅力的な存在。表面的な仕上げの違いで感じる印象が違います。
ベゼル
変化という部分で言えばこのベゼルでしょう。同じようなイメージではないので、どちらがいいのかは、個人的好みがあります。
バックル
これも少しの違いですが、やはり気になるところ・・・全体の仕上げに合わせて作りこんでいます。
ラバーストラップ
ベルトのデザインも気になりますね。これは完全に好みです。
ケース
グラマラスなのはイージーダイバーでしょうか?ニューイージーダイバーはよりメカニカルでエッジの効いたシャープな印象です。
個性という大切な要素がある
このように並べて比較を行うと面白いです。新型だから良いという単純な判断だけでは語れない個性という大切な要素が浮き彫りになります。
シャープでより金属質が強いニューイージーダイバーとグラマラスで艶のあるイージーダイバー。これは非常に難しい選択です。