ご無沙汰しておりました、アイバです。
当店ブログでは、地味かつ濃い目のネタが多い私ですが、今回もなかなかレアな濃い目の一本を紹介します。
セイコー ダイバープロフェショナル300
「あれっ、見た事がある」と思った方もいらっしゃるかもしれません。なぜならば、2000年に500本限定で作られたヒストリカルコレクションで復刻されたモデルだからです。
今回入荷したのは、そのオリジナルモデル。元々、日本初の本格的プロユースダイバーウオッチとして人気の高いモデルですが、今回入荷したのは、セイコーダイバーの中で最も珍しく、生産数の少ない、初期型の「6215」です。
「6215」は1967より1968年ごろまでの短い間の製造で、すぐにハイビートの後継機「6159」にモデルチェンジした為に生産個数がかなり少ないとされています。
最大の特徴はカウントダウンベゼルと呼ばれる回転ベゼルで、通常の回転ベゼルとは違い、60から数字が減っていく表記になっています。
ムーブメントも6216をベースに製作された、35石の専用のもので現在のところ他に搭載されたモデルは見つかっていません。
リューズは、ロレックスが持っていた特許の関係で、リューズ側が雄ネジのねじ込みになっています。これは、日本初の本格的ダイバーとして開発された、このモデルの為に考え出されたアイデアです。
ケースはワンピースで表側から圧力をかけ、高い水圧にも耐えられる構造になっており、風防ガラスにハードレックス・ガラスを採用。そのためにメンテナンスは全てセイコー本社での扱いになっていたようです。
尾錠とラバーストラップも当時のものと思われます。こちらだけでも貴重かも・・・(国産マニアのお客様から「こちらだけでも売って」とリクエストをされました)
なぜ、こちらのブログで紹介したかと申しますと、ガラスにキズがあり、オーバーホールはしていないからです。
しようと思えばできない事もないのですが、万が一、貴重なベゼルやリューズを破損してしまうと取り返しがつきませんし、キズがあるとはいえ、オリジナルのガラスを取替えることはしのびないので、全てを納得してコレクションとしてお買い上げいただけるお客様に販売したいのです。
気になるプライスですが、24万8000円でいかがでしょうか?
申し訳ありませんが、店頭のみの販売とさせて頂きます。(もし、どうしてもご来店が難しい場合、アイバまでメールにてご連絡下さい)
国産好きの方、買わないまでも、店頭に見に来てくださいね。ではまた、濃い一本が入荷した時にお会いしましょう。
こちらの時計は、すでに売れましたか?
ぐるぐる回ってたどり着きました、御連絡頂けると助かります。
どうぞ、よろしくお願い致します。
大変申し訳ございません。
こちらの商品は既に完売しております。
探されていたとの事で、大変残念に思っております。
伊藤様、これからも面白い時計を
どんどんご紹介していきますので
是非!宜しくお願い致します♪
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