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映画『麻希のいる世界』
宝石広場【メディア情報】ページを更新しました。
2022年1月29日から公開される日本映画『麻希のいる世界』に、宝石広場より腕時計の貸し出しを行いました。
麻希のいる世界
2022年/日本/89分/英題:The World of You
1月29日(土)より渋谷ユーロスペース、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
塩田明彦監督・長編最新作。元さくら学院の新谷ゆづみ、日髙麻鈴によるW主演。共演に窪塚愛流、井浦新。劇中歌を向井秀徳が提供
監督・脚本:塩田明彦 製作:志摩俊樹、山口貴義 撮影:中瀬慧
出演:新谷ゆづみ、日髙麻鈴、窪塚愛流、鎌田らい樹、八木優希、
大橋律、松浦祐也、青山倫子、井浦新
劇中歌:「排水管」(作詞・作曲:向井秀徳)、「ざーざー雨」(作詞・作曲:向井秀徳)
配給協力・宣伝:プレイタイム 製作・配給:シマフィルム株式会社
重い持病を抱え、ただ“生きていること”だけを求められて生きてきた高校2年生の由希(新谷ゆづみ)は、ある日、海岸で麻希(日髙麻鈴)という同年代の少女と運命的に出会う。男がらみの悪い噂に包まれた麻希は周囲に疎まれ、嫌われていたが、世間のすべてを敵に回しても構わないというその勝気なふるまいは由希にとっての生きるよすがとなり、ふたりはいつしか行動を共にする。ふと口ずさんだ麻希の美しい歌声に、由希はその声で世界を見返すべくバンドの結成を試みる。
一方で由希を秘かに慕う軽音部の祐介(窪塚愛流)は、由希を麻希から引き離そうとやっきになるが、結局は彼女たちの音楽作りに荷担する。彼女たちの音楽は果たして世界に響かんとする。しかし由希、麻希、祐介、それぞれの関係、それぞれの想いが交錯し、惹かれて近づくほどに、その関係性は脆く崩れ去る予感を高まらせ──。
映画『麻希のいる世界』にIWCの時計を貸し出しました
映画『麻希のいる世界』に宝石広場よりIWCの腕時計を貸し出しました。
井浦新さんが「IWC パイロットウォッチ」を着用
映画内で俳優の井浦新さんが、IWCの人気時計「パイロットウォッチ スピットファイア」を着用されました。
こちらは、IWCがラインナップする「パイロットウォッチ」コレクションに属し、現在も続いているパイロットウォッチ”マーク”シリーズの派生型として2003年から登場した『スピットファイア』シリーズの1本。
2012年に登場したこちらのモデルは、視認性に優れたパイロットウォッチのクロノグラフ搭載モデル。黒に近い暗い灰色の”スレートグレー(slate gray)”色の落ち着いた文字盤が、ミリタリーテイストよりもクリーンで洗練された印象を高めています。
伝統的なパイロットウォッチのDNAを受け継いだ、すっきりと見やすいアラビア数字インデックスやシャープな菱形の針デザイン。さらに2つのインダイヤルや日付表示窓などが無駄の無い絶妙なバランスで、段差を付けて立体的にセッティングされています。
シリーズ名になった、第二次世界大戦においてイギリス空軍で大きな戦果を挙げた伝説の戦闘機『スピットファイア』の機体が裏蓋にエングレービング彫刻されています。
IWCを代表する人気時計「パイロットウォッチ」
今回お貸し出した「スピットファイア」も含まれる『パイロットウォッチ』は、スポーティーな時計から上品なドレスウォッチまで幅広く展開しているスイスの高級時計ブランドIWCの主力コレクションです。
上記6つのIWC主力ウォッチコレクションより、今回お貸出しした『パイロットウォッチ』についてご紹介します。
IWCで人気の「パイロットウォッチ」とは
スイス北部の工業都市「シャフハウゼン」にて1868年に創業したIWC。
「IWC」の三文字は、インターナショナル・ウォッチ・カンパニー(International Watch Company)の略で、日本では古くより”インター”と呼ばれて愛されてきました。
IWCがスイスの企業なのにドイツ語やフランス語(スイス語は存在しません)ではなく英語表記なのは、創業者フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズがアメリカのボストン出身の時計職人だったためです。
さらにIWC創業地の「シャフハウゼン」は、ドイツとの国境に面していてドイツ出身者が多いドイツ語圏のため、IWCの時計も華やかさや豪華さよりも機能性に優れ、無駄のない質実剛健なドイツのクラフツマンシップあふれるモノ作りが特徴となっています。
150年以上の歴史あるIWCが幅広く展開するウォッチコレクションの中でも『パイロットウォッチ』は、「ポルトギーゼ」と並んで1,2を争う人気コレクションです。
IWCが1936年に開発した世界初のパイロットウォッチから、現在でも新型がリリースされるロングセラーのコレクションで、数多くの人気モデルが登場しています。
↑IWC創業140年を記念して、1936年登場の初代パイロットウォッチを再現した2008年復刻モデル
▶ IWC ヴィンテージパイロットウォッチ IW325401
『パイロットウォッチ』の始まりは、名称とおり戦闘機や輸送機などの航空機を操縦するパイロットが使うために作られた時計で、1930年代の初めにIWCがイギリス空軍からの要請で開発がスタートしました。
通常の時計とは異なり、あらゆる状況下でも正確な時を表すために軍用レベルの非常に高い性能が要求されました。
パイロットウォッチ
高高度での気圧・気温・振動・重力などの急激な変化に対応する耐久性、狭くて暗い操縦席でも正確に時刻が分かる視認性、手袋を着けていても容易に扱える操作性、機内で誤動作しないための耐磁性等を高いレベルで備えている時計。
ブライトリング、ゼニス、ブレゲ、ベル&ロスなど、IWC以外の時計ブランドが展開するパイロットウォッチでも上記の性能を活かしたモデルが多く、航空用回転計算尺など通常の時計には無い特殊な機能を搭載するモデルも存在します。
近年ではミリタリーテイストあふれるメンズライクでタフな実用時計として、航空ファン以外にも注目を集める時計カテゴリーとして地位を確立しています。
IWCパイロットウォッチ 人気の「マーク」シリーズ
IWCの『パイロットウォッチ』コレクションには、今回の映画で井浦新さんが着用された「スピットファイア」を含めて5つのシリーズが存在します。
【クラシック】【スピットファイア】【プティ・フランス】
【トップガン】【アントワーヌ・ド・ サンテグジュペリ】
上記の中でも最も人気が高いのが、1930年代初頭から開発が始まった軍用パイロットウォッチをルーツに持つ「クラシック」に属する『マーク』シリーズです。
現在までに「マークXVIII 18」までがリリースされています。
IWCパイロットウォッチ「マークシリーズ」まとめ
『マーク』シリーズの歴代モデルをリリース順にご紹介します。
IWC パイロットウォッチ マークIX 9 (1936年~)
世界で初めての航空用時計として1936年に登場した初代パイロットウォッチ。
正式なモデル名は”スペシャル・パイロット・ウォッチ”呼ばれており、”マーク○”というのは分かりやすく区別するために、マーク11登場時から付けられた通称です。
初代なのに”マーク9”なのは、開発時の初期プロトタイプを含めたコードネームが由来と言われています。
IWC パイロットウォッチ マークX 10 (1945年~)
マーク9の改良版として、防水性能を高めるため回転ベゼルを排して開発されたマーク10。「防水時計」を意味する”W.W.W.”(Watch Wrist Waterproof)と呼ばれた個体などバージョンが複数存在します。マーク9同様に流通数が非常に少なく、現在はコレクターズアイテムとなっています。
IWC パイロットウォッチ マークXI 11 (1948年~)
フォルムや文字盤デザインが、現在まで続く”マーク”シリーズの基礎を築いた時計で「マーク11」というモデル名でデビューしたため”初代マークシリーズ”とも呼ばれています。
インナーケースに手巻き式ムーブメントを搭載し耐磁性を向上。イギリスだけでなく、オーストラリアや南アフリカの空軍に20年以上も採用された完成度の高いタイムピースです。
IWC パイロットウォッチ マークXII 12 (1993年~)
マーク11登場の1948年から、45年も経過した1993年に登場したマーク12。
軍用製品ではない民間向けの商業製品として最初から開発され、IWC創業125周年を記念してリリースされました。ジャガールクルト製の自動巻きムーブメントを搭載し、扱いやすい36mmのケースサイズに11連の細かいブレスレット等、ミリタリーテイストが抑えられた作りで人気を集めました。
IWC パイロットウォッチ マークXV 15 (1999年~)
数字の13と14を飛ばして、マーク12を正常進化させて1999年に登場したマーク15。
ケースサイズが38mmへ大型化され、ムーブメントは、ETA社製の汎用自動巻きムーブメントをIWCが特別にチューニングしたムーブメントを搭載しています。
IWC パイロットウォッチ マークXVI 16 (2006年~)
さらにケースサイズが39mmへと拡大されたマーク16。数字インデックスも大型化して、6時と9時部分の数字がバーインデックスへ変更されました。針の形状も、2003年に登場した「スピットファイア」で採用された菱形となり表情が一新されました。
IWC パイロットウォッチ マークXVII 17 (2012年~)
現在までのマークシリーズ史上最大のケースサイズの41mmとなったマーク17。
3時位置の日付表示が、このモデルだけ航空機の計器を思わせる3日間のインジケーター表示となり、赤色の▲と共にマークシリーズで唯一無二の存在感を持っています。
IWC パイロットウォッチ マークXVIII 18(2016年~)
ケースサイズが41mmから40mmへサイズダウンしたマーク18。
6時と9時の数字インデックスが復活し、3時位置の日付表示窓がインジケータ表示ではない、通常の1日表示となりました。
裏蓋にはドイツ空軍で活躍した輸送機「ユンカースJu52」の機体がエングレービング彫刻されています。
IWCパイロットウォッチ「マークシリーズ」最新情報
現時点(2022年1月)では、2016年に登場した「マーク18」が最新作となるパイロットウォッチのマークシリーズ。
登場より6年も経過しているので、そろそろモデルチェンジが気になります。小型化の流行に乗って、ケースサイズが40mmからさらに小さくサイズダウンされるのでしょうか??
モデルチェンジといえば「マーク」シリーズは、そのシンプルなデザインやケースサイズ、精度や視認性など基本性能の高さから、”ロレックスエクスプローラーIのライバル”とも言われて常に歴代モデルが注目されてきました。
そのエクスプローラーIは、ケースサイズが39mmから36mmへサイズダウンして2021年にモデルチェンジしました。
↑空のパイロットではなく陸の探検家用に開発されたエクスプローラーI最新型124270
▶ ROLEX エクスプローラー
過酷な環境へ挑む探検家向けのスポーツモデルとして1953年に登場したロレックスのエクスプローラーIとは、生い立ちは異なりますが、プロフェッショナル向けのタフなスポーツモデルという時計の基本理念には通じるものがあります。
そして、2022年4月にスイスのジュネーブで開催される、IWC・カルティエ・パネライなどが属するリシュモングループの展示会「Watches & Wonders Geneve 2022」にて、最新版のIWCパイロットウォッチマーク19が登場するのでは!?と噂されています。
毎年コレクションごとにモデルチェンジしているIWCですので、そろそろあるのでは…
パイロットウォッチを検討されている方は、マークシリーズの進化に要注目です!
IWC パイロットウォッチ まとめ
機能美あふれるIWCの豊富な時計バリエーションの中でも、男らしいミリタリーテイストで人気の高い「パイロットウォッチ」。
そのIWCの「パイロットウォッチ」には、最新の現行モデルであっても”パイロットウォッチの元祖”という歴史を感じさせるクラシカルな表情を持っています。
さらに、1990年代以前に製造された時計など、年月が経過してヴィンテージ価値やアンティーク価値が高まった古いIWCの時計は、”オールドインター”と呼ばれて近年とくに注目されています。
▲IWC メカニカルフリーガー クロノグラフ IW370603
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そして、常に最新のテクノロジーや機能を投入して進化を続けるIWCのウォッチコレクションは、「パイロットウォッチ」にも新型モデルが続々と投入され、宝石広場にも多数入荷しております。
▲IWC 2021新作 パイロットウォッチクロノ41 IW388103
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メインとなるパイロットウォッチ「マーク」シリーズだけでなく、さまざまなスタイルで航空時計という人気カテゴリーをリードし続けるIWCのパイロットウォッチ。
パイロットウォッチの元祖『IWC パイロットウォッチ』の豊富なバリエーションの中から好みの1本を見つけて身につけることで、航空機で大空を駆け巡る操縦士のスピリッツを感じてみてください。
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