こんにちは若月です。
IWCのポルトギーゼ3兄弟をご紹介
以前の私のブログでチュードル3兄弟をご紹介させていただきましたが、大好評??につき、今回はIWCのポルトギーゼ3兄弟をご紹介させて頂きます。
ポルトギーゼの歴史は1939年まで遡ります。ポルトガルの時計商がIWC社にポケットウォッチの大型ムーブメントを使った高精度の大型腕時計を発注したことにはじまりました。
ポルトギーゼ・クロノグラフ
ケース直径40.9mm、厚み12.3mmの大型ケースを採用した縦2つ目のクロノグラフです。
ベースキャリバーにバルジュー7750を搭載し、12時位置にクロノグラフの30分積算計、6時位置にはスモールセコンドを配置しております。
アラビア数字のアワーインデックスと時分針はブルースチールになっており、光が当たると、とても美しく輝きます。
ポルトギーゼ・レギュレーター
ケース直径43.1mmで手巻きムーブメントの為に厚みは11.8mmに抑えられております。
レギュレーターとは時針・分針・秒針を完全にセパレート(独立)させた時計のことを指します。ポケットウォッチムーブメントのキャリバー98245を搭載しております。
キャリバー98245の特徴は何と言ってもテンプの地板から伸びる長い緩急針です。緩急針が長いということはそれだけ超精密な調整が可能になります。
ポルトギーゼ・トゥールビヨン・ミステール
最後に登場は・・・長男のポルトギーゼ・トゥールビヨン・ミステール。ケース直径は迫力の44.2mm、ケースの厚みは14.2mmです。
直訳すると『渦巻き』という言葉にあたる、トゥールビヨンが文字盤の12時位置に鎮座しております。このホワイトゴールドモデルは世界限定250本の限定生産です。文字盤の4時~5時位置にかけて7日間のパワリザーブ表示が付いております。
これは個人的なこだわりですが、シースルーバックから覗くムーブメントは大きくても、小さくても構いませんがそのケースにめいいっぱいに入っている時計が大好きです。この大きなペラトン自動巻き機構付きキャリバー50900のトゥールビヨンの部分だけでも79個もの部品で構成されており、その動きを見ているだけで時が過ぎるのも忘れてしまいそうです。
宝石広場にお越しの際は是非一度お手にとってポルトギーゼ3兄弟をご覧下さい。