IWC インヂュニア（新品）｜腕時計専門の販売・通販｢宝石広場｣

IWC インヂュニア（新品）

INGENIEUR インヂュニア

「IWC インヂュニア」を知る

魅力

「IWC インヂュニア」の特徴

仕事中に強い磁場にさらされる特殊な職業の人に向けて製作されたインヂュニア。モデル名のインヂュニアはドイツ語でエンジニアを意味し、1955年当時に軍用時計として既に流通していた「マーク11」の基本設定を基軸とし、耐磁性能を備えたモデルとしてIWCのラインナップに名を連ねました。

1976年にはジェラルド・ジェンタ氏が時計のデザインを行ったインヂュニアSL（Ref.1832）を発表。ブレスレットとケースが一体型となったデザインは、生産期間が短く流通量が少ない事も相まって、現代では希少モデルとしてお探しの方が多いモデルです。

その後も自社製ムーブメントを搭載したモデルや三大複雑機構の1つであるトゥールビヨンを搭載したモデルなど様々なラインナップで揺らがぬ人気を博し、近年のシリーズではより現代的かつスポーティーなデザインのモデルを展開していました。

2023年にはジェラルド・ジェンタ氏が手掛けたインヂュニアSL（Ref.1832）のデザインコードを踏襲し、性能もブラッシュアップされた「インヂュニアオートマチック40」を発表しました。

IWC インヂュニアの魅力

磁気に挑んだ革新時計

コックピットでも正確に時を示す優れた耐磁性と高い視認性を備えた、IWCの伝説的な軍用時計「パイロット・ウォッチマークXI」をベースに、1955年に誕生した初代「インヂュニア Ref.666A」。エンジニアを意味するドイツ語からネーミングされた革新的なタイムピースです。電磁波の影響が問題視され始めた時代に、軟鉄製インナーケースによる特殊構造でムーブメントを磁気から保護し、当時の一般基準の約20倍にあたる80,000A/m（1,000ガウス）の驚異的な耐磁性能を実現。約36mmのクラシカルなケースに機能美を凝縮し、プロフェッショナル向けのツールウォッチとして高く評価され、確固たる地位を築きました。

ジェンタが描いた革新の時

1976年には、二代目となる「インヂュニア SL Ref.1832」へモデルチェンジ。ロイヤルオークやノーチラスを手掛けた天才時計デザイナーのジェラルド・ジェンタ氏による、ブレスレットまで一体型の美しいケース形状と、5つのビス留めベゼルが特徴のラグジュアリーなスポーツウォッチとして刷新されました。当時としては大型の40mmケースを採用し、80,000A/mの優れた耐磁性能は維持しつつ、ドレッシーで上品な要素が加えられました。しかし、耐磁性という目に見えない特殊機能は市場で評価されず、クォーツショックの影響も受け、生産数は僅か1000本未満で1980年代初頭に販売終了となりました。

受け継がれる耐磁の伝統

多くの支持を集められなかった「インヂュニア SL」から続いた小型モデルの流れは、2000年代以降にケースサイズが40mmを超える大型スポーツモデルへと転換します。2005年にはメルセデスAMGとコラボレーションしたチタンモデルやクロノグラフも登場し、ラインナップを拡大。2017年登場の「インヂュニアオートマティック Ref.IW357002」では、ベゼルのビス留めと軟鉄製インナーケース構造を排し、初代モデルを彷彿とさせる上品でクラシカルなラウンドデザインへ変貌。初代モデル誕生時とは異なり、現在は耐磁性が重要なスペックとされ、IWCを代表する人気スポーツモデルへと成長しています。

美しくモダナイズされた特殊時計

2023年には、ジェラルド・ジェンタ氏による「インヂュニア SL」を現代的に再構築した「インヂュニア・オートマティック 40」が登場。ブレスレットまで連なる洗練されたフォルムの40mmケースは、細部まで丁寧に仕上げられラグジュアリーテイストが高められています。軟鉄製インナーケース構造による40,000A/mの耐磁性、100mの防水性と約120時間ものロングパワーリザーブを実現し、優れた機能性を誇ります。文字盤にはグリッドパターンが施され、ステンレスモデルでは定番のブラックとホワイトに加え、美しいアクアカラーの3色展開。軽量で傷に強いチタンモデルには、シックなグレーの文字盤が採用されています。

IWC インヂュニアの人気モデル

インヂュニア・オートマティック 40

時を超えたアクア色のジェンタ

インヂュニア・オートマティック 40

2023年に登場した「インヂュニア・オートマティック 40 Ref.IW328903」は、ジェラルド・ジェンタ氏による「インヂュニア SL」を現代的なスペックで復活させたモデルです。
伝統的な軟鉄製インナーケース構造による40,000A/mの耐磁性、10気圧防水、120時間ものロングパワーリザーブ性能を実現した自動巻きキャリバー32111を搭載し、優れた実用性を誇ります。
最大の特徴は、鮮やかでありながらシックな印象を与える、青みがかった緑色のアクアカラー文字盤。これまでに無かった美しいカラーリングで、ラグジュアリースポーツモデルとしての新しい魅力も発揮し多くの人気を集めています。
インヂュニア・オートマティック 35

小径に宿る、ジェンタの美学

インヂュニア・オートマティック 35

「インヂュニア・オートマティック 35 Ref.IW324906」は、ジェラルド・ジェンタ氏が手がけた「インヂュニア SL」のデザインコードを受け継いだ「インヂュニア・オートマティック 40」をベースに、約5mm縮小した35.1mmのステンレスケースで2025年に登場したレディース／ユニセックスモデルです。
ブレスレットからケースまで一体型の洗練されたフォルムはそのままに、細部まで丁寧に磨き上げられた上質な仕上げが魅力。
耐磁性は省かれていますが、10気圧防水と42時間のパワーリザーブを備えています。シースルーバックからは、自動巻きキャリバー47110の精緻な動きを堪能できます。
インヂュニアオートマチック

機能美あふれる人気機種

インヂュニアオートマチック

2013年に登場した「インヂュニア・オートマティック Ref.IW323902」は、ジェラルド・ジェンタ氏による名作「インヂュニア SL」のデザインコードを受け継ぎつつ、初めてリューズガードが採用されたモデルです。
厚みが抑えられた40mmのステンレスケースは、程よい存在感を放ちながらも快適な装着感を提供し、シンプルで視認性に優れたバーインデックスのブラック文字盤が組み合わされています。
軟鉄製インナーケース構造により40,000A/mの耐磁性も備え、42時間のパワーリザーブを誇る自動巻きキャリバー30110を搭載し、優れた実用性とデザインで多くの支持を集めたインヂュニアです。
インヂュニア・オートマティック 40

チタンが刻む上質な時間

インヂュニア・オートマティック 40

2023年登場の「インヂュニア・オートマティック 40 Ref.IW328904」は、「インヂュニア SL」からの伝統を受け継ぎつつ、現代的な高機能素材で大きく進化を遂げた1本です。
ケースとブレスレットには軽量で傷に強い高品質なチタンを採用し、快適な装着感と優れた耐久性を実現。グレー文字盤には光の加減で表情を変えるグリッドパターンが施され、ブラッシュ/ポリッシュ仕上げが施されたチタンの素材感とともに独特な表情を演出します。
120時間のロングパワーリザーブ、40,000A/mの耐磁性、10気圧防水を備え、上質さと実用性を両立したIWCを代表するモダンスポーツモデルです。