シャネル CHANEL 2／2ページ

シャネルの特徴

1910年フランスのパリに、ガブリエル・ボヌール・シャネル（通称ココ・シャネル）によって「シャネル・モード」という帽子専門店が開店し、デザイン性の高さから当時の有名なフランス人女優たちから人気を博します。これが後に世界的ブランドとなるシャネルの始まりとなります。

1915年から本格的にオートクチュールのデザイナーとしてデビューし、伝説的な香水「NO.5」を1921年に誕生させます。
香水やファッションで名を馳せたシャネルは1924年に模造宝石をつかったビジュ・ファンデジを発表し、1932年にはハイ・ジュエリーラインを発表します。
当時、ニューヨークの株価暴落の影響で不況に陥っていましたが「不況の時こそ本物を」とプラチナとダイヤモンドのみを使ったジュエリーを作成。パリ、フォーブル サントノーレ通り29番地の自邸で、45点を超えるコレクションを発表しました。本物の宝石を使ったジュエリーを日常で装う楽しさという新しい提案は世の中に衝撃を与え、女性たちから熱狂的に指示されるようになりました。

現在のシャネルでは大きく分けて「ファインジュエリー」と「コスチュームジュエリー」に分けられます。
本物のプラチナやゴールドなどの貴金属、ダイヤモンドやサファイアなどの天然の宝石を使用した高価なジュエリーのラインをファインジュエリーとし、本物の貴金属の代わりにメッキ加工を施した合金等を使用し、宝石の代わりにガラスや樹脂が使用されたデザイン性にこだわったイミテーションの装飾品のことをコスチュームジュエリーとしています。

繊細な中にも一目で「シャネル」と分かるココマークやデザインがいつの時代も憧れのブランドであり、廃れる事なく世界中から支持されているハイブランドです。