ブシュロン BOUCHERON

ブシュロン BOUCHERON

ブシュロンの特徴

1858年フレデリック・ブシュロンが創業した「ブシュロン」。今ではグランサンク(パリ5大宝飾店)がひしめき合うヴァンドーム広場にブティックを構えた最初のジュエラーとして有名です。

フレデリックは14歳の頃からジュエリー製作を学び始め、最初はパレ・ロワイヤルのアーケードに出店しました。世界で初めてダイヤモンドに彫刻を施したりプリカジュール・エナメル技法を考案するなど、革新的発想と卓越した技でジュエリー界に驚きをもたらします。スネークなどに代表される動物、花や植物など自然をモチーフにしたアール・ヌーボー様式のジュエリーは、彼の得意とするところです。

1878年には傑出した作品たちがパリ万博のグランプリを獲得し、その名声を確立しつつありました。1893年には高級邸宅街だったヴァンドーム広場のカスティリオーネ伯爵夫人(ナポレオン3世の愛人)邸にブティックを移転。ウィンドーから差し込む自然光のもとで宝石の輝きを確認できる、最も日当たりに恵まれたヴァンドーム広場26番地にはアトリエも併設されています。

そのアイテムは150年を超える歴史に裏打ちされる卓越した技術を用いたクラシカルさと、「キャトル」に代表されるコンテンポラリーさを共存させたデザインが特徴的です。ジュエリーを作りだす職人に対して敬意を払い、長年のノウハウを伝え続けている事でも有名です。また、アレキサンダーマックイーンやジラールペルゴなど、傘下内のハイエンドブランドとのコラボレーションを行うなど、ジュエリーブランドとしての枠にとらわれない革新的な活動にも、注目が集まっています。


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