買取から店頭販売までの流れ

新しいオーナー様のお手元へ｡

｢私たち宝石広場は､お客様にベストな状態でお使い頂けるよう､
最高の技術と厳しい品質管理で常にきめ細やかなサービスをお届け致します｡｣

当店のUSEDウォッチがショーケースに並ぶまでの
代表的な手順をご紹介します。

1.商品のお買取り

豊富な知識と経験を持ったスタッフが、時計の状態やギャランティーなどの詳細を確認し、
お客様にご満足頂ける査定を行います。
商談が成立しましたらメンテナンス部門へ｡

2.専門スタッフによる外装部の傷､動作チェック

メンテナンス部門では、常勤のメンテナンススタッフによって速やかにチェック作業を行います。

• 外装部チェック → ガラス・ダイヤル等外装部の状態を確認。
• 動作チェック → 手巻き・剣回しの感触・クロノグラフなどの動作確認を行います。
• 磁気帯びチェック → 磁気帯びの有無を確認し、磁気抜きを行います。

3.ムーブメント点検

ここでは油の状態､各歯車･軸などの状態やパーツの状態を製造年やオーバーホール履歴などを含め
総合的に判断し各工程へ無駄なく振り分けを行います｡

• 分解整備が必要なもの → 4.ムーブメントの整備へ
• ほとんど使用されていない精度が良好なもの → 5.外装部洗浄へ

4.ムーブメント整備 (オーバーホール)

ムーブメントを分解･調整し､洗浄から組み立てまでを行います｡

5.外装部洗浄

ケースやブレスなどの汚れは超音波洗浄機を使い洗浄し､乾燥まで行います｡
金無垢ケースの変色は電解光沢機を使用しイオン洗浄します｡

6.外装部交換 (※必要な場合のみ)

ガラス･リューズなどの外装部分は､傷や摩耗の程度･性能が当店の基準に適合しない場合､交換します｡

7.ケーシング､防水検査､精度調整･ランニングテスト

洗浄乾燥後の綺麗なケースに組み立てたムーブメントを入れます｡(ケーシング)
ケーシング後､加圧式防水試験機にて防水検査を行います｡
その後､サイクロンテスト機での巻き上げチェック･使用時を想定した制度確認を数日間行い
静止状態･持続時間などを実測にて確認するランニングテストを数日間行います｡

そのデータを元に総合的に判断しながら､最適な制度調整を行います｡

8.外装仕上げ直し､外装仕上げ後のケーシング

精度調整終了後､再度ムーブメントを取り出し､外装部の使用傷などを研磨
(ヘアライン仕上げ直し･ポリッシュ部分の磨き直し等)を行います｡

外装仕上げ直し後､再びケーシングを行います｡

9.点検･調整､革ベルト交換(※必要な場合のみ)

精度の変化等が無いか確認し､微調整など必要な場合は制度調整を行います｡
調整完了後､最終防水検査も行います｡
また､革ベルトモデルは必要に応じて新しいベルトに交換します｡

最終確認

もう一息です｡
最終の傷チェックと制度確認を行い､ショーケースに並べます｡

厳しい品質基準をクリアし､新しいオーナー様へ｡