まずはなんといっても防水性能。 明確に○○○m以上という基準はありませんが、求められる能力からすると最低でも200m防水以上、余裕をみれば300m防水は欲しいところです。
最近は500m防水以上のモデルも多くなり、ROLEXのディープシーに至ってはなんと3900m防水。普段の生活で使用するには十分過ぎる性能です。
ちなみに100m防水ではダイバーズとはいえません。
聞きなれない名称かも知れませんが、実はダイバーズウォッチの必須機能です。
マークを分針に合わせて潜水時間を計測しますが、その際に実際よりも短く表示されて命に係わる為、事故を防ぐ為にベゼルは左回りにしか回転しません。
また機能面のみならず、デザインのポイントでもあります。各ブランドが素材や色など工夫を凝らしています。
深海における飽和潜水では、酸素とヘリウムの混合気体を使用します。
このとき、分子の小さなヘリウムが時計内部に侵入し、浮上時にそのヘリウムがケース内圧を高め時計を破損させる危険があります。
それを防ぐ為に中のヘリウムを逃がす機構が必要となるのです。全てのダイバーズウォッチに装備されているわけではありませんが、よりプロユースに向いた機能と言えるでしょう。
ウエットスーツの上からでも着用出来るように、簡単にブレスがのばせるモデルが多いのもダイバーズウォッチの特徴です。
バックル部を折り畳むタイプやスライドさせるものなどが一般的です。