キンチョーの夏、いかがお過ごしですか?「歩く塩田」ことスギモトです。黒いTシャツを着ると、塩問屋に拉致されかねない量の塩分が取れます。
今回のThemeは「GMT」
そんな不愉快な話はさて置き、今日も時計玄人への道を邁進したいと思います。今回のTheme…失礼テーマは「GMT」です。毎度ご覧の時計マイスターの皆様には退屈かも知れませんが、お付き合い下さい。
さて、表題の「GMTってどういう意味?」ですが…良くわからないときはgoogle先生だっ!
フムフム、GMTとはGreenwich Mean Time、グリニッジ標準時間と訳されるようです。各国の時差の基準のことだとざっくり思っておけば殆ど正解の様です。確かに、時差を調べるときに「東京 GMT+9」とかって表示を見たことがあります!
時計のGMT機能とは『他国の時間を同時に知る機能』なんですね~。
各国を飛び回るビジネスマンや、愛人を世界中に囲っている貴方!そんな貴方と、ただ自慢したい時計好きの貴方の為にある機能です!
さっそくGMT機能付きの時計を見てみましょう。
ロレックス 116710LN GMTマスターII
最初に思いつくのがこちらですね。通常の時針に加えて、24時間で一周するGMT針が付いているタイプです。GMT付きの時計ではスタンダードな?方式と言えるかも知れません。
更にGMTマスターIIでは、ベゼルを回転させることにより第三の時間を知ることが出来ます!便利~。
IWC フリーガーUTC
お次はこちらです。こちらは第二時間帯が回転するディスクに表示される機構です。
因みにUTCとは「協定世界時」のことですが、ここではうやむやにしておきます。気になって眠れない方はwikipediaへどうぞ!
パネライ PAM00275
分かりやすく”GMT”と書いてあります。GMT針があるのははGMTマスターと同じですが、こちらは12時間で一周します。
『それじゃあ午前なのか午後なのか分からないじゃないか!社長を出せ!』と軽く声に出してしまった皆様、申し訳ございませんが社長は出ません。
何故なら、左側のインダイヤルで判別が可能だからです!針が「am」「pm」のどちらを指しているかで昼か夜か分かるわけですね~、便利。
これでうっかり夜中に電話をかけて、件の愛人に怒られる心配も無くなりますね!
ブライトリング トランスオーシャンユニタイム
最後はこちらです。正確に言うとGMTではなく、「ワールドタイム」という機能です。
GMTが任意の時差を対象にしているのに比べて、世界中の時間をささっとかんたんに知れてしまう、いわばGMTの発展系とも言える機能です。
GMTより更に必要性が無くなる気がしますが、飲み会で自慢するには持って来いです!
『君どこ出身なの?パリ?…今朝の6時だね。』
…落ちます。これを言ったら確実に相手は落ちますね。
さて、今回はこんなところです。GMT機能についてはマスターできましたね!私もお金が貯まったらワールドタイム機能の時計を買ってみたいです。もちろん邪な動機で。
時計玄人になってモテる日を目指して精進します!