こんにちは!宝石広場のSAKIです!
宝石広場のレディース向けインスタグラムを担当しています。
ファッションの秋に映える、カラーストーンが恋しくなるこの頃。
先日ふと、女子バレー日本代表のキャプテンが試合で身につけていたピアスが目にとまりました。
澄んだ色石の存在感に「もしかしてポメラートのヌード?」と思った瞬間、「やっぱりヌードってかわいいな…!」と、あらためてこのコレクションの魅力を語りたくなったのです。
Instagramでもその魅力を解説する記事はひときわ人気を集め、常に高い注目を浴びるイタリア・ミラノから生まれたジュエリーブランド『ポメラート(Pomellato)』。
これまで幾度となくポメラートを特集してきましたが、情報量が多くなりすぎるため、伝えきれない部分もありました。
今回のブログでは、その魅力を余すことなく、特にブランドを象徴する「ヌードリング」について存分に語りつくしたいと思います!
ポメラートを語るうえで欠かせないアイコン、『ヌード』コレクション。
なかでも指先に澄んだ輝きをまとわせるリングは、最も愛される存在です。
世界中の女性を今も虜にし続けるその魅力は、シンプルでタイムレスなデザインに、無限に広がるカラーストーンのバリエーション。
今回は、その魅力から人気カラー・サイズ展開・価格相場・おすすめの選び方まで、徹底解説いたします!
この記事の目次
ポメラートとは?イタリア発のジュエリーブランド
1967年にイタリア・ミラノで誕生したポメラートは、【いつでも着用できる衣服のように、着せ替えられるアクセサリーである】というプレタポルテの概念をジュエリー業界に持ち込み、新しい価値観を切り拓きました。
有名な老舗ジュエリーブランドとは違い、意外にも創設から60年も経過していない若いブランドです。
しかし現在ではヨーロッパの宝石店売上高トップ5に入るほどの支持を集め、今もっとも注目されるハイジュエラーのひとつとなっています。
2001年に登場した「ヌード」コレクションは、爪を極力使わず石を浮かせるようにセッティングし、カラーストーン本来の輝きを“裸”のまま見せる革新的なデザイン。
「飾り立てるよりも、石の本質をそのまま楽しんでほしい」というメッセージが込められています。
ヌードリングが女性に選ばれる理由
宝石広場でもひときわ人気の高い「ヌード」。
数多くの女性を魅了してやまない、その秘密をご紹介します。
シンプルでタイムレスなデザイン
シンプルでタイムレスなデザイン。
余計な装飾を削ぎ落としたフォルムは、石そのものの輝きを最大限に引き立てます。
さらに、ヌードならではの特許取得のカット&セッティング技術によって、まるで宝石が宙に浮かんでいるかのような独特の存在感を実現。
シンプルだからこそ、年齢やシーンを越えて長く愛され、装いに合わせて変化をつけられる柔軟さが、多くの女性を惹きつけています。
カラーストーンのバリエーション
空の色、水の色、大地の色…。多彩なカラーストーンの中から自分だけの色を選ぶ。
その日の気分や装いに合わせて選べる自由さが、まるでジュエリーをファッションの一部にするような新しい楽しみ方が魅力です。
重ね着けで広がるコーディネート
1本だけでも華やかですが、サイズ違いや色違いを重ねることで自分だけのスタイルが完成。SNSでも重ね着けのコーディネートが多数シェアされています。
リングの台座はわずかに高めに設計されており、複数のヌードリングを重ねづけしても自然にフィットするように作られています。これも「重ねて楽しむ」ポメラートらしい発想。
ヌードリング人気モデルランキング
「結局ヌード リングではどれが一番人気なの?」という疑問にお答えして。ここでは、宝石広場での販売実績をもとにした人気ランキングTOP3をご紹介します。
※2024年9月30日~2025年9月30日までの宝石広場店頭・オンラインストアの販売実績より集計
?1位:ヌード プチ ホワイトトパーズ
ヌードプチ ホワイトトパーズ リング PAB4030_O6000_000TB
小ぶりながらも透明感あふれる輝きで、どんなスタイルにも合わせやすい万能モデル。
価格帯も比較的手の届きやすい点が支持を集めています。
シンプルで清楚な印象は、デイリーにもフォーマルにも活躍する一本です。
? 2位:ヌード プチ ローズクォーツ
ヌード プチ ローズクオーツ リング PAB4030_O6000_000QR
やさしいピンクが手元を華やかにしてくれる人気モデル。
女性らしさを引き出す色合いから、ギフトとして選ばれることも多く、幅広い世代から支持されています。
重ね着けにしても可愛らしく、シーンを問わず楽しめる柔らかさが魅力です。
? 同率3位:ヌード プチ & クラシック プラシオライト
ヌード クラシック プラシオライト リング PAA1100_O6000_000PA
ヌードプチ プラシオライト リング PAB4030_O6000_000PA
3位には、柔らかなグリーンが指先を爽やかに彩るプラシオライトがランクイン。
プチは重ね着けの相棒として人気が高く、クラシックはひとつで存在感を放つサイズ感。
どちらも肌なじみが良く、落ち着いた印象を与えてくれるため、デイリーにもフォーマルにも使いやすいと支持を集めています。
? 同率3位:ヌード クラシック ブルートパーズ
ヌードクラシック ブルートパーズ リング PAA1100_O6000_000OY
澄んだブルーが圧倒的な人気を誇るブルートパーズは、ヌード プチ&クラシック プラシオライトと並んで同率3位 にランクイン。
クラシックサイズなら、大粒のカットが光を受けるたびにきらめき、ひとつで主役級の存在感を放ちます。
爽やかで華やかな印象は季節を問わず映え、幅広い世代から「定番にして憧れの一本」として選ばれています。
ヌードリングのサイズ展開と着用例ご紹介
ヌードリングは【プチ・クラシック・マキシ】の3サイズ展開。
それぞれ石の大きさが異なり、雰囲気も大きく変わります。
プチ
サイズ感:石がさりげなく輝く繊細なデザインで、最も小ぶりなタイプ。
着用感:軽やかで日常使いしやすく、オフィスやカジュアルシーンでも自然に馴染む。
見え方:手元に繊細な透明感を添える印象。華奢なリングや他のジュエリーと重ねてもバランスが取りやすい。
クラシック
サイズ感:ヌードを代表するスタンダードサイズ。ひとつでもしっかり存在感がある。
着用感:デイリーから特別な日まで幅広く対応。バランスの良さから「初めてのヌード」にもおすすめ。
見え方:カラーストーンの美しさを一番王道に楽しめ、シンプルながら指先に華やかさを演出。
マキシ
サイズ感:最も大ぶりで、石の存在感が際立つインパクトのあるタイプ。
着用感:ひとつ着けるだけで主役級。ドレスアップや特別なシーンで映える。
見え方:石の色味が大きなキャンバスのように広がり、ラグジュアリーでドラマティックな印象。
人気の重ね着けコーデ例
?springカラーコーデ
?ブルートパーズとローズクォーツの組み合わせは、春らしい色合いで楽しめる重ね付けの王道コーデ。清楚さと華やかさを両立できます。
?️summerカラーコーデ
?ホワイトトパーズとプラシオライトを重ね付けすれば、夏らしい爽やかさと清涼感のあるコーディネートに。透明感あふれる組み合わせが手元を涼しげに彩ります。
?Autumnカラーコーデ
?レモンクォーツとアメシストを重ね付けすることで、秋らしい深みと華やかさをまとったコーディネートに。落ち着きのある組み合わせが手元をシックに彩ります。
☃️Winterカラーコーデ
?ホワイトの透明感が明るさを添えるホワイトトパーズと、深紅のガーネットを組み合わせることで、冬の重ね付けコーデに暖かな彩りをプラス。季節感あふれる組み合わせです。
?3つ以上を重ねるときは、主役となる1色を決めてトーンをそろえるのがポイント。
さらに季節感を意識してカラーを選ぶと、まとまりがあり洗練された印象に仕上がります。
ヌードリングの人気カラーストーンTOP4
「どの色を選べばいいか迷ってしまう」――そんな方の参考に、宝石広場の販売実績をもとにした人気のカラーストーンの最新トレンドランキングTOP4をご紹介します。
※2024年9月30日~2025年9月30日までの宝石広場店頭・オンラインストアの販売実績より集計
? 1位:ブルートパーズ
圧倒的な支持を集めるブルートパーズが堂々の1位。
澄んだブルーの透明感は季節を問わず映え、特に夏の装いとの相性が抜群です。
11月の誕生石としても人気が高く、ギフト需要も多いことから「色石全体の王道」とさえいえる存在です。
? 同率2位:ホワイトトパーズ
ブルートパーズに次いで人気を集め、プラシオライトと並んで同率2位にランクインしたのがホワイトトパーズ。
澄み切った透明感が魅力で、どんな装いにも自然に溶け込む万能カラーです。
シンプルで清楚な輝きは「はじめてのヌードリング」として選ばれることも多く、重ね付けのベースにもぴったりです。
? 同率2位:プラシオライト
ホワイトトパーズと並び、同率2位の人気を誇るのがプラシオライト。
淡いグリーンが手元を爽やかに彩り、肌なじみの良さから落ち着いた印象を与えてくれます。
オフィスシーンから休日のカジュアルスタイルまで幅広く活躍できる万能ストーンとして、多くの女性に支持されています。
?3位:ローズクォーツ
やさしいピンクが女性らしさを引き出すローズクォーツが第4位。
柔らかく可憐な印象を与えてくれるため、ギフトや記念日のジュエリーとして人気が高いカラーです。
単品でも愛らしく、重ねても華やかさが増す“万能ピンク”として多くの女性に選ばれています。
4位:アメシスト
神秘的な紫が印象的なアメシストは、3位のローズクォーツに続いて人気の高いカラー。
気品のある深みと透明感をあわせ持ち、指先に静かな強さを与えてくれるのが魅力です。
誕生石(2月)としても知られ、特別な一本として選ばれる方が多いストーンです。
モデル別ではホワイトトパーズとローズクォーツが上位を占めましたが、カラー別に見ると、ブルートパーズ系が圧倒的No.1。
2位にホワイトトパーズ系とプラシオライト系、僅差でローズクォーツ系が続きます。
特にブルートパーズは爽やかな透明感が季節を問わず映え、ギフト需要も高いことから、色石全体では不動の人気を誇ります。
――選び方に正解はなく、モデルの人気を基準にするのも、カラーの魅力で決めるのもあなた次第。
大切なのは、自分が心惹かれる一本に出会えることです。
ヌードリングカラーストーン完全ガイド
トレンドで人気の石だけでなく、ヌードリングにはまだまだ魅力的なカラーストーンが存在します。ここでは多彩なカラーストーンを網羅し、それぞれの個性や石言葉を詳しくご紹介します。
ブルートパーズ
ポメラートの人気カラーランキング1位※を誇る、透明感あふれる澄んだブルーが魅力のブルートパーズ。
色の濃淡によって「スカイブルー」「スイスブルー」「ロンドンブルー」と呼び分けられ、色の濃淡で表情が変わるのもまた一つの魅力。
11月の誕生石として知られ、古代には悪夢を祓い心を癒す力があると信じられてきました。
石言葉は「知性」「友情」「希望」など。人間関係を深め、精神の高ぶりを押さえてくれるとされ、その輝きは今も変わらずお守りのように人々に寄り添い、穏やかな光を放ち続けています。
指先にまとえば、澄みわたる青が爽やかな透明感を添えてくれるブルートパーズ。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで空や海をそのまま閉じ込めたかのように映ります。
※2024年9月30日~2025年9月30日までの宝石広場店頭・オンラインストアの販売実績より集計
プラシオライト(グリーンアメシスト)
ポメラートの人気ランキング2位※を誇る、淡いグリーンが爽やかなプラシオライト。
その色合いは柔らかなミントグリーンから深みを帯びたオリーブトーンまで幅広く、光を受ける角度によって繊細に表情を変えます。
アメシスト(紫水晶)が天然の熱変成や加熱処理によって淡いグリーンに変化したもので、別名“グリーンアメシスト”と呼ばれ、希少性の高さからも特別感のあるストーンです。
石言葉は「愛」「感受性」「反映」など。物事に変化を与え、新たな生活や恋愛を良い方向へ導くとされています。
指先にまとえば、清らかさと優しい気配を宿すプラシオライト。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで新緑の光をそのまま閉じ込めたかのように映ります。
※2024年9月30日~2025年9月30日までの宝石広場店頭・オンラインストアの販売実績より集計
ホワイトトパーズ
ポメラートの人気ランキング2位※を誇る、無色透明の澄んだ輝きがひときわ美しいホワイトトパーズ。
そのクリアな光はまるで氷の結晶のようで、角度によって繊細な煌めきを放ちます。
石言葉は「純粋」「真実」「希望」など。
それらを宿す石とされ、身につける人の心を澄ませ、未来を照らす光になると伝えられています。
古代では“真実を映す鏡”とされ、邪念を祓い清らかさを守る守護石として重宝されました。
指先にまとえば、凛とした透明感と気品を添えてくれるホワイトトパーズ。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで朝露にきらめく光そのものを掬い取ったかのように映ります。
※2024年9月30日~2025年9月30日までの宝石広場店頭・オンラインストアの販売実績より集計
ローズクォーツ
ポメラートの人気ランキング3位※を誇る、ローズクォーツはポメラートのカラーストーンの中でも、優しいピンクがひときわ印象的。
その色合いは淡い桜色から少し濃いローズピンクまで幅広く、光を受けるたびに肌に溶け込むような柔らかな輝きを見せてくれます。
「愛と癒し」を象徴する石として知られ、石言葉は「真実の愛」「美と健康」「優しさ」など。
古代ローマやギリシャでは“愛を呼び込む石”として、女神アフロディーテに捧げられた伝承も残っています。
指先にまとえば、女性らしい気品とやわらかな温もりを添えるローズクォーツ。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで桜の花びらの光をそのまま閉じ込めたかのように映ります。
※2024年9月30日~2025年9月30日までの宝石広場店頭・オンラインストアの販売実績より集計
アメシスト
ポメラートの人気ランキング4位※を誇る、神秘的な紫色が印象的なアメシスト。
その色合いは淡いライラックから深いロイヤルパープルまで幅広く、光によってもさまざまな表情を見せてくれます。
2月の誕生石として知られ、「愛の守護石」と呼ばれることも。
石言葉は「誠実」「心の平和」「直感」など。古代ギリシャでは“酒に酔わない石”として身を守るために大切にされてきました。
指先にまとえば、静かな強さと気品を宿すアメシスト。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで指先に葡萄酒のような豊潤な色彩を閉じ込めたかのように映ります。
※2024年9月30日~2025年9月30日までの宝石広場店頭・オンラインストアの販売実績より集計
ミルキークォーツ
ポメラートのカラーストーンの中でも、淡いミルキーホワイトが、可憐で穏やかな魅力を放つミルキークォーツ。
透明な水晶に微細な内包物が混じることで、ミルクを溶かし込んだようなやわらかな光沢を生み出します。
石言葉は「純粋」「癒し」「安定」など。
古代から“心を落ち着ける石”として扱われ、持つ人に安らぎと調和をもたらすと信じられてきました。
指先にまとえば、淡い光が静かな温もりと穏やかな透明感を添えるミルキークォーツ。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで霞がかった朝の光を閉じ込めたかのように映ります。
レモンクォーツ
ポメラートのカラーストーンの中でも、光を弾くイエローがひときわ爽やかなレモンクォーツ。
その色合いは淡いレモンイエローから少し深みのあるゴールデントーンまで幅広く、角度によってきらめきが変化します。
石言葉は「希望」「明るさ」「幸福」など。
身につける人の心をポジティブに整えるともいわれ、古代より前向きなエネルギーをもたらすお守りとして大切にされてきました。
指先にまとえば、軽やかで華やかな印象を添えてくれるレモンクォーツ。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで一筋の陽光をそのまま閉じ込めたかのように映ります。
ガーネット
ポメラートのカラーストーンの中でも、深紅の輝きがひときわ目を引くガーネット。
ワインのように濃密で奥行きのある色合いは、情熱と力強さを象徴します。
1月の誕生石としても知られ、石言葉は「真実」「友愛」「情熱」など。
古代エジプトでは護符として用いられ、中世ヨーロッパでは「旅人を守る石」として大切にされてきました。
指先にまとえば、落ち着いた華やかさと確かな存在感を添えるガーネット。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで赤い果実の実りをそのまま閉じ込めたかのように映ります。
ムーンストーン
ポメラートのカラーストーンの中でも、神秘的な光を宿すムーンストーン。
乳白色の中に浮かぶブルーやシルバーのシラー(光の筋)は、まるで月の光を閉じ込めたように幻想的です。
6月の誕生石としても知られ、石言葉は「愛」「希望」「幸運」など。人生の節目に贈られることの多い宝石です。
古代ローマでは“月の女神の石”として崇められ、インドでは「聖なる石」として直感力や心の安らぎを授けると信じられてきました。
指先にまとえば、柔らかな光が心を癒し、しなやかな女性らしさを引き出すムーンストーン。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで月明かりをそのまま閉じ込めたかのように映ります。
スモーキークォーツ
ポメラートのカラーストーンの中でも、落ち着いたブラウンが、意外なほどモードで都会的な印象に変わるスモーキークォーツ。
その色合いは淡いシャンパンカラーから深いチョコレートブラウンまで幅広く、光をまとえば、渋みのある色合いが垢抜けた印象へと変えてくれます。
石言葉は「安定」「癒し」「大地とのつながり」など。
古代では“悪霊を祓う石”とされ、人々に守り石として大切にされてきました。
今ではそのシックな輝きが、日常にも特別なシーンにも洗練を添えてくれます。
指先にまとえば、落ち着きと洗練を添えてくれるスモーキークォーツ。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで秋の森の静けさをそのまま閉じ込めたかのように映ります。
ラピスラズリ
ポメラートのカラーストーンの中でも、深い青がひときわ存在感を放つラピスラズリ。
夜空を思わせる群青の中に、星のように金色のパイライトが散りばめられたその表情は、古代から神秘の象徴とされてきました。
12月の誕生石としても知られ、石言葉は「真実」「友情」「幸運」など。
古代エジプトでは“天空を象徴する石”として王族に愛され、ツタンカーメンの黄金のマスクにも用いられたと伝えられています。
また、中世ヨーロッパでは粉末にして「ウルトラマリン」と呼ばれる顔料となり、絵画の中で聖母マリアの衣の青を彩りました。
指先にまとえば、知性とスピリチュアルな気配を漂わせるラピスラズリ。
ヌードリングでは大粒のカットによって、群青の夜空に瞬く星をそのまま指先に宿したように輝きます。
ブラウンダイヤ
ポメラートのカラーストーンの中でも、温かみのある輝きが魅力のブラウンダイヤモンド。
透明感のあるブラウンから、深みを帯びたチョコレートカラーまで幅広く、その落ち着いた輝きは肌に自然に溶け込みます。
石言葉は「絆」「安定」「温もり」など。
シャンパンやコニャックを思わせる色合いから“シャンパンダイヤ”“コニャックダイヤ”と呼ばれることもあり、大人の気品を感じさせる宝石です。
指先にまとえば、落ち着いた輝きが大人の品格と深みを添えるブラウンダイヤモンド。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで夕暮れの陽射しをそのまま閉じ込めたかのように映ります。
ペリドット
ポメラートのカラーストーンの中でも、鮮やかなオリーブグリーンが目を惹くペリドット。
夏の強い光にも負けない力強い輝きを放ち、夜になると他の宝石以上に美しく輝くことから、夜でも昼間と変わらない美しさを放つ「太陽の石」と呼ばれています。
8月の誕生石として知られ、石言葉は「夫婦の幸福」「和合」「希望」など。
古代エジプトでは“闇を払う石”として崇められ、護符として人々を守ってきたと伝えられています。
指先にまとえば、生命力あふれるフレッシュな輝きを添えるペリドット。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで夏の陽光をそのまま閉じ込めたかのように映ります。
ブラックダイヤ
ポメラートのカラーストーンの中でも、圧倒的な存在感を放つブラックダイヤモンド。
硬質な光を秘めたその姿は、どこまでも都会的で洗練された印象を与えます。
石言葉は「不屈」「永遠の愛」「魅力」など。その強靭な輝きから、困難を乗り越える力を授ける石とされてきました。
古代インドでは“悪を退ける守護石”と信じられ、戦士たちのお守りとしても用いられたと伝えられています。
指先にまとえば、シックで都会的な存在感を添えるブラックダイヤモンド。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで夜の闇に星の光を散りばめたかのように映ります。
マザーオブパール
ポメラートのカラーストーンの中でも、柔らかな光沢が魅力のマザーオブパール。
真珠を育む貝の内側から生まれるこの素材は、乳白色の中に虹色のニュアンスを含み、角度によって表情を変える神秘的な美しさを持ちます。
石言葉は「母性」「保護」「優しさ」など。
古代から“海の恵み”として神聖視され、持つ人の心を癒し、守りの力を授けると信じられてきました。
指先にまとえば、柔らかな光が肌に溶け込み、優しさと気品を添えるマザーオブパール。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで月明かりと海のきらめきを同時に閉じ込めたかのように映ります。
マデーラクォーツ
ポメラートのカラーストーンの中でも、深みのあるオレンジブラウンが印象的なマデーラクォーツ。
まるでマデイラワインを思わせる豊潤な色合いからその名がつけられ、落ち着きの中に華やぎを秘めた輝きを放ちます。
石言葉は「繁栄」「成功」「活力」など。
古くから太陽のエネルギーを宿す石とされ、持つ人に前向きな力と情熱を与えると信じられてきました。
指先にまとえば、深みのある輝きが気品と余裕を漂わせるマデーラクォーツ。
ヌードリングでは大粒のカットによって、まるで紅葉の木々が放つ深い輝きを宿したかのように映ります。
ヌードリングの価格相場と選び方
新品価格について
ポメラートのヌードリングは、正規店では20〜40万円台が中心価格帯。
一方で、宝石広場のように並行輸入店なら20~30万円台が中心価格帯。
価格差にすると、10万円ほど安いことが多く、同じモデルをよりお得に購入できるケースが多々あります。
同じ輝きでも、購入店次第で価格に差が出るのは嬉しいポイントですね。
中古でお得に買うメリット
正規店や新品に比べて価格が抑えられており、憧れのヌードリングをより手に取りやすくなります。
また中古市場なら、すでに正規店では手に入らないカラーストーンやサイズ展開にも出会える可能性が!
ときには一点物のような出会いもあり、自分だけの特別な一本に巡り会えるチャンスです。
「いつか欲しい」を「今欲しい」に変えてくれる大きなポイント。
サイズ別の価格目安
ヌードリングは、プチ < クラシック < マキシ の順で展開されており、サイズが大きくなるにつれて価格も上がります。
小ぶりで日常に取り入れやすいプチは比較的手の届きやすい価格帯、ブランドを代表するクラシックは中間帯、存在感抜群のマキシは最も高価格帯となります。
・ヌード プチ(Petit)
最も小ぶりで日常に取り入れやすいサイズ。
20万円前後〜 が中心価格帯。
・ヌード クラシック(Classic)
ブランドを象徴する定番サイズ。
30万円台〜 が目安で、最も選ばれている人気サイズ。
・ヌード マキシ(Maxi)
大粒の存在感を放つラグジュアリーなサイズ。
40万円以上〜 と高価格帯で、特別感を求める方に選ばれています。
カラーやサイズが豊富だけど結局どれを選んだら良い?
カラーストーンやサイズのバリエーションが豊富なヌードリング。
選ぶ楽しみが広がる一方で、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方も少なくありません。
はじめての一本におすすめなのは、やはりブランドを象徴するクラシックサイズでしょうか。
ひとつでも十分な存在感があり、日常から特別なシーンまで幅広く活躍してくれる定番です。
ヌードコレクションの魅力を余すことなく堪能できることから、多くのファンに“最初の一本”として選ばれ続けています。
重ね着けを楽しみたい、いろんなカラーを揃えたいならプチもおすすめ!
クラシックやマキシと比べると価格も抑えられるのも嬉しいポイントです。
さらに迷いやすいのが「カラー選び」。
カラーストーンは色合いによって印象が大きく変わるため、選び方のポイントを知っておくとより”自分だけの色選び”を楽しめます。
『カラーストーンを着けると肌がくすむ気がする』そんな方は…
point?肌の色味に合わせてみて!
イエベ(黄み肌)寄りの方はペリドットやシトリン、スモーキークォーツなどの暖色系が肌なじみが良く、
ブルベ(青み肌)寄りの方はブルートパーズやアメシスト、ローズクォーツなどの寒色〜淡色系が肌の透明感を引き立てます。
『自分だけの特別感で選びたい』そんな方は…
point?誕生石から選ぶ!
自分や贈る方の誕生石を選ぶと特別感が増します。
カラーストーンにはそれぞれの石言葉や意味合いがあり、お守りのように長く愛用できます。
『ジュエリーもファッションの一部として楽しみたい』そんな方は…
point?普段の服装に合わせて!
ベーシックな服装が多い方は鮮やかなブルートパーズやガーネットでアクセントを、華やかな装いが多い方はローズクォーツやプラシオライトなど柔らかな色でバランスを取るのもおすすめです。
選び方次第で自分らしさを存分に表現できる、豊富なカラーバリエーションがそろうヌードリング。
「サイズ+カラー」で考えることで、きっとあなただけの“運命の一本”が見つかるはずです。
『リングサイズは普段と同じでいいの?』そんな方は…
point?通常のリングよりも約1〜1.5号大きめを選ぶのがおすすめ!
その理由は、ヌードリング特有の台座構造にあります。
ヌードリングは見た目以上に厚みがあり、台座が高い構造のため、通常のリングより指当たりがしっかりしています。
そのため普段と同じ号数を選ぶと、指にぴったりすぎて窮屈に感じることがあります。
特に夏場や長時間の着用では指がむくみやすくなるため、少しゆとりを持たせたサイズを選ぶことで快適に使えます。
サイズを上げても見た目の印象が変わりにくいため、やや大きめを選んでも違和感はありません。
また、重ね付けを検討している方は、1号〜1.5号アップを目安にするとバランスよく重ねやすくなります。
ぴったりとした着け心地は、逆を言えばフィット感が高く、動いてもズレにくいという安心感にもつながります。
手に馴染むその着け心地こそ、ヌードリングの隠れた魅力といえるでしょう。

ヌードリングについてよくある質問
ヌードリングについて、多く寄せられる質問をご紹介いたします!
宝石がむき出しだけど石が取れたり、割れたりしない?
「石が取れてしまわないの?」と心配される方も多いかもしれません。
そこで年間何千・何万という数の時計や宝石の研磨・仕上げを担当している、宝石広場のジュエリー職人に話を聞いてみました。
| 年間6000件以上の修理実績を誇る『時計修理センター渋谷』。 熟練の時計整備技師やジュエリー職人などのプロフェッショナルが多数常駐しています。 ![]() |
【ジュエリー職人のコメント】
ヌードコレクション最大の特徴である“爪が見えない”デザインは、ポメラートが独自に開発したセッティング技術によるものです。
カラーストーンの下部を金属で包み込み、さらに土台の地金の脇からワイヤー上の金属を石に通して支える二重構造のセッティングによって、宝石をしっかりと固定されており、まず外れることはないと考えて大丈夫です。
実際、販売数や取扱点数が多いなかでも「石が外れた」という事例はほとんどありません。
ただし、欠けや小傷については注意が必要です。
お客様からお買取して入ってきた商品でも石の部分に欠けが見られるケースは少なくありません。特に重ね着けをすると、石同士が触れ合って小さな傷や欠けが生じやすくなります。
さらに、石の種類によっても耐久性には差があります。
例として、ローズクォーツやアメシスト、プラシオライトなどのクォーツ系は比較的硬度が高い一方で衝撃には弱く、角が欠けやすい傾向があります。
もちろんすべての石が欠けやすいわけではありません。
ダイヤモンド(ブラック・ブラウンなど)は非常に硬く安心して使え、ガーネットやカーネリアンも比較的欠けに強く、日常使いに向いた石といえます。
ヌード リング重ね着けのちょっとしたコツ
とはいえ、やはり傷がついたり欠けたりするのは悲しいですよね…。
「どうやって重ねればいいの?」という方へ、安心して楽しめる重ね着けのコツをお教えします。
①石と石を直接ぶつけないように、間に細めのリングや地金リングを挟むと安心。
②同じ手の指に重ねる場合は、大粒のマキシよりもプチ同士やプチ+クラシックの方がバランスもよく、欠けのリスクを減らせます。
③色石×色石の組み合わせは華やかですが、日常使いには石+ゴールドやダイヤの地金リングと合わせる方が扱いやすくおすすめです。
ヌードリングって資産価値はあるの?飽きちゃったら売れる?
ジュエリーを選ぶときに気になるのが、「もし飽きてしまったら売れるの?」という点ではないでしょうか。
ポメラートは世界的に人気のあるブランドで、とりわけアイコンであるヌードリングは中古市場でも需要が高く、リセールバリューが期待できるジュエリーです。
実際に、人気モデルの買取相場は安定しており、例えば「ヌード クラシック ホワイトトパーズ リング」なら約10万円前後、「ヌード チョコレート オレンジムーンストーン・ブラウンダイヤ リング」なら20万円前後での買取実績もあります。
サイズや石の種類、コンディションによって価格は変わりますが、価値が大きく下がりにくい点は大きな安心材料といえるでしょう。
購入してから長く楽しめるのはもちろん、将来手放すときにも安心できる――それが、ヌードリングが多くの女性に選ばれ続ける理由のひとつです。
▶ 「宝石広場 買取サイト」について詳しくはこちら
まとめ
ポメラート「ヌードリング」は、人気カラーではブルートパーズがダントツ1位、次いでホワイトトパーズやローズクォーツが支持されています。
サイズはクラシックが定番人気で、重ね着けにはプチ、特別感を求めるならマキシがおすすめ。
価格相場は正規店で20〜40万円台が中心ですが、並行輸入や中古市場ならよりお得に手に入れることも可能です。
ジュエリー撮影のとき、手に取るたびに心が躍る――それがポメラートのヌードリングです。
大粒のカラーストーンが光を受けて表情を変える瞬間は、思わずため息が出るほどの美しさ。写真越しでは伝わりきらない「生きた輝き」がそこにあります。
実際に触れると、見た目の繊細さに反して安心感のあるセッティングに驚かされ、毎日でも身につけたくなる頼もしさを感じます。
シンプルで合わせやすく、流行に左右されないエイジレスな魅力を持ちながら、価格帯も比較的手の届きやすい設定。
さらに、中古市場でも人気が高く、価値が落ちにくい点も大きな安心材料です。
ひとつでも主役になり、重ねれば新しい表情を見せてくれる――だからこそ、長く愛用できる“頼れる存在”になっていきます。
ジュエリーに迷ったとき、最後に手を伸ばす一本。それが、ヌードリングなのかもしれません。
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