こんにちは。森本です。
明日から雨が続くようです。これを乗り切れば、夏突入の日本列島!っていうところでしょう。
ふと気付いたのですが四季というのはうまい事出来ており、寒い冬を過ごしたので暖かい春が気持ちよく暑い夏を乗り切ったので涼しい秋が心地よい。そして、連日雨に降られ太陽の少ない梅雨が終わると、カラッと晴れた夏が楽しく感じられる。・・・
う~ん。上手く出来ています。四季があるって素晴らしいですね。
夏に気になる防水時計の防水性能
時計も四季折々で使い分け出来ればとても贅沢です。ちょっと想像してみましょう。
春にはポップに配色された文字盤の時計をつけて、秋は温かみのあるピンクゴールドケースに茶色の革ベルト、時計が袖に隠れやすい冬は少し派手目なダイヤ入りをチョイス!そして海が恋しくなる夏は防水性能の高い時計がいいですね。
ところで皆様はお手持ちの時計の防水性能はご存知でしょうか。
時計にとっては水が大敵なので、知らずに防水性能の低い時計を水に入れてしまうと
大変な事になってしまいます。綺麗に洗えたなんて言っている場合ではありません。オーバーホールや文字盤交換・・・、無駄なお金が発生してしまいます。
防水性能と使い方の目安
防水性能といえば、良く『何メーター防水』といわれますがどういう事でしょう?おおまかにはなってしまいますが・・・参考にしてみて下さい。
- 30m未満は非防水。
- 水には触れさせないで下さい。
- 30m~100m防水未満は日常生活防水。
- 汗や、若干の雨、水滴程度は耐えれます。ただ、やはり水には気をつけるという気持ちは忘れないで下さい。水仕事をするときは外して頂くことをオススメ致します。
- 100m以上200m未満が日常生活強化防水。
- 多少、水に浸る程度は問題ありませんが、水中でのスポーツは避けて下さい。もちろんリューズもきっちりと閉めて下さいね。
アクティブに海で使いたいという方には、防水性能が最低200m・・・いや300mは欲しいですね。つまり、ダイバーズウォッチと呼ばれるモデルです。
ダイバーズウォッチで有名なモデルと言えば、ロレックスの『サブマリーナー』やオメガの『シーマスター・プロフェッショナル』と言ったところでしょうか。人気の高いモデルです。
防水性能の表記方法いろいろ
まあ、よからぬ事故が起こる前に一度、お手持ちの時計をチェックしてみて下さい。全部では無いですが、このように表記されています。
ただ、ブランドによっても表記の仕方がさまざまで・・・
ATM(アトム)
例えば、『アノーニモ』の時計は・・・
12ATM(アトム)と表記。12ATMは120m防水とお考え下さい。
ft(フィート)
良くあるのがこの表記。写真はハミルトンですが、色々なブランドで『ft(フィート)』は使われています。
ちなみに660ftは約200m防水です。
bar(バール)
ドイツのブランド『ジン』はこの表記。『bar(バール)』と表記されています。
親切にメートルでも刻印されています。ごらんの通り100barは1000m防水です。
気圧
他には、商品の説明で使用される『気圧』。10気圧や20気圧など。気圧は10気圧→大体100mです。
皆様の時計はいかがでしたか 『1000m防水だった。お風呂に入れる』・・・いえいえ、防水時計だからといってお湯には浸けないで下さいね。温度と防水は別物ですので。
では、正しく時計を理解して、正しく時計を使いましょう。
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