こんにちは営業部の清水です。
今回は2008年の『ワールド・オブ・ライズ』です。
画像引用:2008 米 / Body of Lies / Warner Bros.(IMDb)
『ハンニバル』『グラディエーター』のリドリー・スコットがメガホンを取った今作。
CIA局員のディカプリオと、上司であるラッセルが、中東テロ組織の親玉を挙げようとするアクションサスペンス映画。
この手のテーマは切り口が難しく、ただのドンパチ映画では極めて薄っぺらな内容になってしまうところを、中東現地の問題よりも、上司と部下/現場と本部という会社組織に重点を置いたのが面白いところ。
そこに名優ふたりの演技とスピード感ある演出で十分に魅せてくれました。女口説くディカプリオはもはや見飽きたので、そこは眠くなりましたけどね。また尺が長い。
ムクムクに肥えたラッセルの体は、安全な本部で電話一本で指示を出すことが当たり前になっていることを表しているのでしょう。(今作出演にあたって、監督から太れと言われたラッセル。しかし以降もだいたいムクムクです。グラディエーターでは精悍なローマ騎士だったんですねどねぇ。)
ここにもつよしさん(マーク・ストロング)がでてますね。は、ハゲてない!まったくいちいち目つきがいやらしいおっさんです(褒め言葉)。立ち姿が美しい。
↑ヒィィ~~~~かっこいい…。髪のあるつよしさん男前ぶりが天井知らず…。
スタンリー・トゥッチと激似すぎて予備知識なしだとどっちかわからなくなることもしばしばですが、身長が15㎝以上違うので、引きの映像で判断するべし。
色気マシマシで眉毛下がり気味で社会派多めがつよしで、茶目っ気があって耳が尖っててファンタジーやコメディにも出るのがトゥッチと覚えると良いでしょう。
今作では私の好きなオスカー・アイザックが出演してます。冒頭の十数分とはいえ、まだそれほど有名ではなかったアイザックが、スコット監督作品に出演でディカプリオと共演とは大変なことです。
グアテマラ出身のアイザックは、ドウェイン・ジョンソンのようなガッチムチボディも、ギャスパー・ウリエルのような劇甘マスクも、トム・ヒドルストンのような8頭身もなく、たいてい髭も髪もモジャモジャですが、表情と存在感で何故かとても惹きつけられる俳優です。コーエン兄弟の『インサイド・ルーウィン~』ではジュリアード仕込の美声を披露しています。
ちなみに『インサイド~』では、私の好きなキャリー・マリガンが可憐な見た目でFワードを連発してます。
画像引用:2013 英・仏 / Inside Llewyn Davis / CBS Films(IMDb)
26歳で名門ジュリアード音楽院を卒業後に本格的に俳優業をスタートしたアイザックは、以降コンスタントに大きな作品に出演し、演技力を高く評価されてあちこちで引っ張りだこの俳優です。
人気上昇に伴い今では『スター・ウォーズ』『X-MEN』などアクション超大作にも出演しています。(こういうのは見ないので、ドラマや文学的な作品にももっと出演していただきたいところです。)
作品の内容よりもアイザック語りばかりになってしまいましたが、作中でラッセルがブライトリングのエマージェンシーを着けています。エマージェンシーの購入方法についてはこちらをご参照ください。
ラッセルがCIAのどのポジションで、どういう資格を持っていて、果たして購入条件を満たしているかはよくわかりませんが、満たしているので着けているのでしょう。恐らく。
ちなみにディカプリオも着けていますが、何の時計かわかりません。バックルが特徴的ですが、このバックルが付きそうなモデルでこの正面画像に近いモデルが思い浮かびません。分かった方教えてください。