こんにちは、営業部の清水です。
今年の5月13日から24日にかけておこなわれた、『カンヌ国際映画祭2015』についてご紹介します
画像引用 : Chopard Twitter
フランスのカンヌにおいて開かれているこの祭典は、ベルリン国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と併せて、世界三大映画祭のひとつに数えられています。
毎年世界中から新しい映画が出品・上映され、監督や俳優たちは連日、上映プレミアやプレスカンファレンスに出席して自作をアピールし、そこではいち早く新作良作を買い付けるため、各国のバイヤーや配給会社の関係者で賑わいます。
クロージングセレモニーでのコンペティション部門審査員のフォトコール
主な構成として、主要部門の『コンペティション部門』と、あらゆる種類の独自で特異な作品を集めた『ある視点部門』などがあります。カンヌで最も名誉ある賞「パルム・ドール」は、コンペティション部門にノミネートされた作品群から選ばれます。
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過去「パルム・ドール」に選ばれた作品はこちらです。
(個人的に有名どころ抜粋『題名/監督』)
■2013『アデル、ブルーは熱い色/アブデラティフ・ケシシュ』
※主演のアデル・エグザルホプロスとレア・セドゥも同時受賞(史上初)
■2012『愛、アムール/ミヒャエル・ハネケ』
※ミヒャエル・ハネケ監督は2009『白いリボン』でもパルム
■2004『華氏911/マイケル・ムーア』
※『ボーリング・フォー・コロンバイン』でアカデミー賞受賞監督
■2002『戦場のピアニスト/ロマン・ポランスキー』
※アカデミー賞でも3部門受賞、主演男優賞も。有名ですね
■2000『ダンサー・イン・ザ・ダーク/ラース・フォン・トリアー』
※挿入歌も高い評価を受け、GG賞、アカデミー賞ノミネート
■1993『ピアノ・レッスン/ジェーン・カンピオン』
※カンヌでは唯一の女性監督受賞(現在進行形)
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この栄えある「パルム・ドール」受賞者に贈られるトロフィーを1998年から毎年製作しているのが、公式スポンサー「ショパール」です。2014年より、環境への配慮から「Fairmained」認証のゴールドで製作しています。
そして今年もたくさんの女優が、ショパールのジュエリーを身につけました。
左:2013年パルム・ドールを受賞した、フランスの美しい女優レア・セドゥ。
右:マイケル・ファスペンダー主演「Macbeth」プレミアのマリオン・コティヤール。
コンペティション部門審査員のソフィー・マルソー。1999年『007ワールド・イズ・ノット・イナフ』でボンドガールを演じました。
同じく審査員のジェイク・ギレンホールはLUC1937を。ちょうかっこいい…。
2005年『ブロークバック・マウンテン』ではアカデミー助演男優賞ノミネート。
なおショパールは正式部門とは別に独自の賞を設け、若手俳優を賛辞しています。『ショパール・トロフィー賞』今年の受賞は、Lola Kirke と Jack O’Connell
アカデミー賞とは作品の傾向がまったく異なり、カンヌ受賞/ノミネート作品を観てみるのもまた楽しいですよ。