さて速いのから遅いのに乗り換えて若干バイクに乗る回数が減っているスタッフ☆タカギです。
いつもいつもバイクネタに絡めてしまう癖があるのは、機械的な要素が時計と乗り物は強いからだと思います。ただ決定的に違うのは、性能や機能や構造が進化するかしないか。時計の基本構造は数百年変わらないで今現在まで来ています。
- ゼンマイを巻く
- テンプが動く
- 輪列が回る
- 時計が動く
これが基本動作であり材質やらが変化したりしているだけです。それに精度を求めていこうするわけですね。
時間の計測というゴールの無いレースをデジタルではなくアナログ構造で挑み続けているのです。
この部分がモータースポーツ(車やバイクといった)の求めるゴールと近いのでしょう。
- 誰よりも速く(どのメーカーよりも)
- 誰よりも美しく(どのメーカーよりも)
- 誰よりも完璧に(どのメーカーよりも)
レースでの勝者が求める答えと似ています。
この記事の目次
時計×モータースポーツ オーデマ ピゲのF1ドライバー限定モデル
そうなると時計メーカーサイドがドライバーやモータースポーツの運営に対してスポンサードしていくことです。
今まで宝石広場には多種多様なドライバー限定モデルが入ってきました。大体なんらかしらのウィナーになった方に対して多いようです。
オーデマ・ピゲ(AUDEMARS PIGUET )から数種類でていますね。
“Rubens Gonçalves Barrichello” ルーベンス・バリチェロの限定モデル
ラッキナンバー11にこだわるドライバー”Rubens Gonçalves Barrichello”の限定モデルですね。(針がブラジルカラーです。)
素材違いで他にもありますが、やはりこのモデルでしょう。すごく金属質な時計であったというのを覚えています。
特にワールドチャンピオンというわけではないのですが、やはり連続出場記録という積み重ねてきた重みがあるドライバーですね。
私としては【バリチェロ=2002年オーストリアGP】が印象的です。派手さは無いが渋いドライバーならではの事件だと思っていますが、ゴール寸前にチャンピオンシップ争いをしている当時のチームメイト・シューマッハに1位を譲るという出来事です。
この後にチームからの指令で順位を決めてはいけないという規則が出来ました。でもラッキーナンバー11なのに普通のインデックスなんだろう・・・。
“Juan Pablo Montoya Roldán” ファン・パブロ・モントーヤの限定モデル
暴れん坊と呼ばれたJuan Pablo Montoya Roldánの限定モデルです。(針がコロンビアカラーです)
これはもう時代の流れ、というか他のF1ドライバーの限定と少し違う感じがします。
モントーヤはドライバーとしてアグレッシブなファイターというイメージがあります。F1時代には強烈なインパクトを与えるレースが多く最後はいきなりNASCARに転向してしまいました。
ただドライバーとして凄いのは、ROLEXデイトナ500・モナコGPを制しているという事です。
あと一つル・マン24を制すれば世界三大イベントレースの覇者になれるという事です。
“Jarno Trulli” ヤルノ・トゥルーリの限定モデル
情熱のファンタジスタJarno Trulliの限定モデルですね。
AP自慢のフォージドカーボンケースを使いサーメットベゼルで更に限定らしさを強調していますが、上記2点の限定とは少し違い現行オフショアとデザインは変わりません。
今回は針も出身国国旗カラーにはなっていません。なんかさみしい感じがします。
ドライバーとしては若干不名誉な『トゥルーリスクール』名称があったりします。予選ではそこそこ速いが、決勝ではペースが落ちて渋滞の先頭になることもしばしば・・・
ロイヤルオーク オフショアグランプリ
F-1スピリット!ロイヤルオーク オフショアグランプリです。
セラミック・チタン・フォージドカーボンという正にF1マシンの素材ともいえるモノから作られています。これは本気で凄い!と思いました。
フォージドカーボンって何?
ここで思ったのが『フォージド』という言葉です。新素材=フォージドカーボンと思われていますが、どうなんでしょうか?
フォージド(forging)+カーボン(Carbon)
という事ですね。カーボンを鍛造で形成してケースを作るので、軽量で頑丈さを兼ね備えたすばらしい素材です。
これからも色々なリミテッドを出してくると思いますが、どんな新素材を使ってくるのでしょうか。楽しみです。
次回はどのメーカーのF1関係にしましょうか・・・。