真夏の都内で走るには非常に困難なバイクに乗るスタッフ・タカギです。
真夏の都内環状七号線で渋滞につかまり動けない状態になろうものなら速攻でオーバーヒートランプが点灯する、ドイツ生まれの【暑い日は弱いのボクサー】HP2・・・
乗るなら日差しの無い夜が一番かと・・・もう一台のオーストリア生まれの【暴れ難ありオレンジ】520EXC-R
イマドキのバイクにはセルフスターターというボタンでエンジン始動できるボタンがあるんですが私の【暴れ難ありオレンジ】にはその機能があれど壊れていて・・・あえて楽を捨てて何回もキックを蹴り倒し始動というまるで修行の為に存在する少林寺木人拳の木人の様な修行マシンなんです・・・
周りからは『セル直せばいいじゃん』と言われるのですが、大先輩が『ん?セルなんか付いてるバイク持ってねーよ。60歳までいらねーだろ?』とまあ師匠から真顔で言われたら当分直しません・・・(正確には直せません・・・)
どこを目指しているか自分でもいまいち分かっていないプライベートでも頑張るタカギです。
さてそんな私ですがブライトリングのエマージェンシーを普段から使っております。そんな中で面白い写真を撮ることが出来ました。
私のとお客様の微妙にお揃いだけど、初期型と中期型。そしてこの謎の【SOS】ボタン付きの携帯電話をお持ちでした。
この瞬間、エマージェンシー2本、CATの赤外線カメラとSOSボタン付き携帯電話1台。
スタッフ・タカギにはどれだけ危険が差し迫っているんだ?いやいや、いたって今日も渋谷は平和です。
この記事の目次
さて機能的に何か特殊で使用用途が一般的ではない時計の雄と言えばSINNですね。
ジン 103.A.SA.B 世界限定500本 103.A.SA.B

TESTAF
なぜダイバーズのようにDIN規格がパイロットウォッチには存在しないのか?パイロットウォッチと名乗るにはそれっぽく作れば・・・それじゃあダメ!DINのような規格を作りましょうとなり
Ⅰ 機能
1) 有視界計器飛行方式に必要な機能
2) 日中および夜間における視認性
3) 安全な操作性
4) 精度および駆動時間
Ⅱ 外部ストレス耐性
1) 周期的な絶対周囲圧力の変化
2) 有効な温度領域、急激な温度変化
3) 耐衝撃性、重力加速度、振動
4) 防水性、一般的な航空タービン燃料油
5) 磁場の時計への影響
Ⅲ 安全性および適合性
1) ※アビオニクスシステムにおける時計が磁場から受ける影響
2) 光りの反射やグレアの防止対策
3) フォーム
4) ストラップの装着性
※アビオニクスシステムとはAviation(航空)とElectronics(電子機器)を組み合わせた造語です。コックピットに装備された計器類ですね。
ここまで書いてますが・・・本当にジンの凄さを見せたいと思います。
ジン EZM12 限定300本 EZM12
「EZM12」はドクターヘリの救命医師のために開発された特殊時計です。
外側のカウントダウン式回転ベゼルは、例えばある薬の効果が出るまでに10分掛かる場合に、ベゼルスケールの10を分針に合わせることで▽になったところで10分間のカウントダウンが完了したことを確認することが出来ます。
また内側のカウントアップ式インナーベゼルは「プラチナの10分」と「黄金の1時間」を知るためのもので、最初の10分間で患者に応急処置を施して、1時間以内で病院に搬送するための計測を行います。
この機能を持たせたことにドキドキします。私はドクターヘリに乗せられる事はあっても乗せて治療にあたり使うことは無いと思われるスペック。これを無駄と思うか本当に使える機能を腕につけて万が一の事が発生した時に何が自分にできるかそれを思い使うだけで人生が少しだけ充実しそうです。
そして
ジン 240.ST.GZ 240.ST.GZ

2017年発表の「240.ST.GZ」は回転式インナーベゼルにタイドグラフを搭載します。
満潮の時間と高さが分かっていれば次の満潮までの潮位変化をベゼルで読み取る事が出来ます。防水性能は10気圧となっておりますのでサーフィンには不向きではありますが、釣りなどの他のマリンスポーツには重宝するのではないでしょうか。
もう海に向けて特化した機能『潮位』でも海の中には入れられないスペック。でも本文にあるように『釣り』が趣味であれば実用としては通常の生活で使える機能です。
実生活で使えそうにはない機能でも本気で搭載してくるSINNの時計は価格もスペックも
作りも満足できる秀逸な時計です。