さて夏が来て最初の本気イベントに参加する予定のスタッフ・タカギです。
本気も本気で5時間耐久遊びイベントなんです。エントリーは私と修理部コジマと修理部フジモトというフォーメーション。
定員:40グリッド
ASAMA GP300について
- アサマ GP300とは、オフロードバイクによる300分(5時間)のチームレースです。(ライダー1名のソロエントリー可)
- ライダーの数に制限はありません。
- ライダーは複数のチームに所属することはできません。
- 使用バイクは1チームあたり2台使用可。但しチームに女性ライダーを含む場合は最大で1チームあたり3台まで使用できます。
- ソロエントリーはバイク1台のみ使用可。
- レースにはエントリー登録していない車両は使用できません。(エントリー後の登録車両変更は当日朝受付時まで可)
- ゼッケンは参加受理書にて主催者が指定します。
- スタートはデッドエンジン方式(スタートの合図と共に、キックもしくはセルで始動・Go!)
- スタートから300分後にチェッカーフラッグ、周回数にて順位を決定。
- 上位入賞、飛び賞、特別賞、レディース賞など、協賛各社及び主催者より賞品あります。
こんな内容です。至って真面目に取り組んでおります。遊びでも100%遊びきる所存でございます。
オメガ デビル トレゾアマスター コーアクシャル The De Ville Trésor
さて最近私がこの仕事(中古販売価格の作成作業)をしていておヲヲって思った時計があります。(毎日時計に囲まれ新入荷も見る生活をしていますので珍しいことなんですが)
- 見かけることが少ない
- シンプルだが存在感がある
- ケースがしっかりしている
- 機械が興味深い

復刻として蘇ったのですが、どの説明文を読んでも『あの伝説的な機械が・・・』と書かれているのですが、どの機械をと考えてしまうわけです。
たぶん30mmと言えばCal.265あたりなのでしょうか?
このバランスを考えると
これが現行コーアクシャルムーブメントのCal.8511になりますが
参考(HOIPOLLOIより)
このあたりが代表的な30mmキャリパーでしょうか。
もし知らない方が説明文を読んで『伝説的な・・・』とみても????となる気がしますので簡単に補足してみます。
1940年代に登場したオメガの30mmの機械
機械構造のレアウトの完成度が高く、動力のトルクのかかり方が非常にバランスが良い。
・テンプの慣性モーメントのバランスの完成度
・整備性の高い構造
・耐磁性能
そしてなぜ30mmにこだわったのかと言いますと当時のクロノメーターコンクールの機械最大サイズのレギュレーションが30mmとなっていたからです。
最大限に直径30mmという空間を使い、いかに高次元で作り上げるか厳格なるレギュレーションに沿った開発を進めた結果誕生したオメガ 30mmキャリパーに対する評価は当然高くなったわけです。
この復刻版はそれだけではありません
今回、搭載されるムーブメントは、15,000ガウスの超耐磁性能、ツインバレル式の60時間ロングパワリザーブ、シリコン製ヒゲゼンマイ、レッドゴールド製のテンプ受けなど、現在の技術が詰まった現代的な技術を使いさらに時計としての存在感を増しています。
そしてよく見ると秒針と分針はダイヤルの局面に合わせて湾曲に加工されており、かなり手の込んだ作りになっています。
この存在感は満足以上に何かを与えてくれるかと思います。